7月のR.I.S.E.の後楽園大会で見事に初代60kg王者となった裕樹。まさにR.I.S.E.を体現するようなアグレッシブな試合での王座戴冠だったが、裕樹はあの試合で満足していないという。裕樹が考える理想のチャンピオン像、そして究極の戦い方とは何か?
裕樹(ゆうき)
1982年11月6日(26歳)、福岡県出身
身長170cm
好きな食べ物はホットケーキ
戦績:26勝(21KO)7敗1分
R.I.S.E.初代60kg王者
R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’04準優勝
REALDEALウェルター級王者
リアルディール所属 |
■「今回は勝率を下げてでもパンチで打ち合いますよ」
――先ほどスパーリングを見せてもらいましたけど、かなり激しい内容でしたね。
「今が減量の真っ最中で、今日はちょうどメシを抜いている時なんで、あまり動けてはいませんでしたけど、それも想定内です」
――裕樹選手は60kgに階級を下げてからは、減量が課題の一つだと思うのですが、今回は順調ですか?
「今までの2試合よりは順調ですね。実は今回、過去2回とは違うやり方を取り入れてるんですよ。具体的に言うと、徐々に食べる量を減らして体重を落とすんじゃなくて、2、3週間前から試合を想定して、リミットまで体重を落とすのに何日かかるのか。
効果的に体重とエネルギーを戻すには何日くらいの食事制限がいいのか。日曜日を試合の日だと仮定して、そこに合わせて体重を落とすようにしたんです。だから試合の時に自分がどのくらい動けるかがある程度は分かるし、次の試合のコンディションには自信がありますよ 」
――それは心強い言葉ですね。実は前回の竹内裕二戦の前に取材した時に、あまりにもフラフラだったんで少し心配になったんですよ。
「そうですよね。今まではまず60kgに落ちるかどうかが心配で、コンディションどうこうじゃなかったですから(苦笑)」
――さっきのスパーリングではガンガン打ち合っていましたが、かなりパンチの練習にも時間を割いているんですか?
「そうですね。僕はローキックのイメージがあるかもしれませんが、ちゃんとパンチは出来ますよ。毎回、試合をする時って自分がどうすれば勝つのかを100%考えるわけじゃないですか。
それで竹内君の時も、試合前に延長戦まで想定していて、事前に考えていた戦い方で勝ったんです。でも今回は勝率を下げてでも、パンチで打ち合って倒しにいくつもりです」
――勝率を下げてでも打ち合う?
裕樹インタビュー内容
■「今回は勝率を下げてでもパンチで打ち合いますよ」
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■裕樹が魔裟斗を見て感じたものとは?
■TURBO選手に言ってやりたい「俺のローキックはやばいよ」
■裕樹が気になる60kgの選手、大舞台で戦ってみたい相手とは?
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