6月9日(水)、来月7日(水)、国立代々木競技場第一体育館で行われる『K-1WORLDMAX2004〜世界一決定トーナメント〜』の対戦カードが発表された。ディフェンディングチャンピオンとして今回のトーナメントに臨む魔裟斗(シルバーウルフ)だが、記者会見で「今年と来年、優勝したら引退する」と宣言した。
対戦相手のジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴルレスリング連合)の印象を聞かれた魔裟斗は「いい選手だとは思うけど、今は本当に誰とやっても負ける気がしない」「負けるつもりもないし、こわいと思う選手もいない」と、いつものように強気なコメント。引退発言はその直後に飛び出した。
これについて魔裟斗は
「今のモチベーションを保つのは不可能なんですよ。自分が弱くなるのは嫌だし。ベストの状態でリングに上がり続けることができるのも、そんなに長くない。あと3,4年も今の練習を続けることは出来ないと思うし、ベストじゃない状態で試合に出るのも嫌なんです。短く太くやりたいんで、来年くらいまでが限界じゃないですかね」とコメント。衝撃的な発言ではあったものの、それはあくまで自分の強さに確固たる自信を持っているからこそだ。連覇へ向けて、魔裟斗に死角はない。
しかし、この引退発言に一番驚いたのは谷川プロデューサー。「それだけの気持ちがあるということだし、以前にもそういう話は聞いていましたけど、それは困りますね(苦笑)」と話した。
FEG「K-1WORLDMAX2004〜世界一決定トーナメント〜」
2004年7月7日(水)東京・国立代々木第一体育館
開場16:30 開始17:30
<決定対戦カード>
▼第1試合
小比類巻貴之(チーム・ドラゴン)
VS
マイク・ザンビディス(メガジム)
▼第2試合
ブアカーオ・ポームラムック(ポームラムックジム)
VS
ジョン・ウェイン・パー(ブンチュウジム)
▼
第3試合
魔裟斗(シルバー・ウルフ)
VS
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴルレスリング連合)
▼
第4試合
アルバート・クラウス(ブーリーズジム)
VS
シャミール・ガイダルベコフ(スコーピオンジム)
▼準決勝 第1試合
小比類巻VSザンビディスの勝者
VS
ポームラムックVSウェインの勝者
▼準決勝 第2試合
魔裟斗VSナラントンガラグの勝者
VS
クラウスVSガイダルベコフの勝者
▼決勝
準決勝第1試合の勝者
VS
準決勝第2試合の勝者
▼リザーブマッチ
ドゥエイン・ラドウィック(3-Dマーシャルアーツ)
VS
セルカン・イルマッツ(チーム・ソラック)
※出場予定選手 山本KID徳郁(PUREBRED東京)
|