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 5月17日（月）、今週末にホイラー・グレイシー（グレイシー柔術アカデミー）との大一番を控えた須藤元気（ビバリーヒルズ柔術クラブ）が公開練習を行った。
グレイシーの姓がつく人間とは2001年のＡＤＣＣのホドリゴ戦以来になる。この時は7−0と大差のポイント負けを喫したが、今はあの頃とは技術的にも体つきも違うと話す。
そして今回の対戦相手であるホイラーについては「実は初めてアメリカに修行に行ったときに、部屋の壁に目標として『ホイラーと戦う』って書いた紙を張っておいたんですよ」というエピソードを明らかにした。 昨年のＡＤＣＣでエディ・ブラボー（10ｔｈプラネット）の三角絞めで生涯初の一本負けしたホイラーだが、「逆に38歳までやってて初めてタップしたっていうのは凄いですよね。柔術の方でも150戦くらいして3敗してないって話ですし」と、楽観視はしていない。
柔術対策として、柔術家と裸で練習しているという。関節技でタップしない相手には「パウンドか絞めで失神させるしかない」と勝負師としての非情さも覗かせる。
また「ホイラーに勝ってヒクソンと戦いたい」と話す元気。当日、セコンドにつくかどうかは未定だが、もしホイラーに勝つようなことになればこれ以上ないデモンストレーションとなる。
入場も7年前から構想を暖め続けてきたポルトガル語の曲によるものだというから気合の入り方が違う。「僕はブラジリアン柔術を勉強するためにアメリカに留学したんです。ホイラーと戦うことによって『青は藍より、出てて藍より青し』（※教えを受けた者が教えた人よりも優れること。弟子の方が師匠よりも優れること）を証明します」と、すでに元気ワールドは始まっているようだ。
FEG「K-1 MMA ROMANEX」
2004年5月22日（土）埼玉・さいたまスーパーアリーナ
開始17：00
<対戦カード>
▼K-1 MMAルール 5分3R
ボブ・サップ（チーム・ビースト）
VS
藤田和之（猪木事務所）
アレクセイ・イグナショフ（チヌックジム）
VS
中邑真輔（新日本プロレス）
ドン・フライ（アメリカ/フリー）
VS
中尾芳広（日本/フリー）
ジョシュ・バーネット（アメリカ/新日本プロレス）
VS
レネ・ローゼ（オランダ/
ゲーリー・グッドリッジ（プエルトリコ/フリー）
VS
ザ・プレデター（アメリカ/フリー）
BJペン（アメリカ/BJペンMMA）
VS
ドゥエイン・ラドウィック（アメリカ/3Dマーシャルアーツ）
須藤元気（日本/ビバリーヒルズ柔術クラブ）
VS
ホイラー・グレイシー（ブラジル/グレイシー柔術アカデミー）
サム・グレコ（オーストラリア/正道会館）
VS
LYOTO（ブラジル/猪木事務所）
ブルーウルフ（モンゴル/新日本プロレス）
VS
トム・ハワード（アメリカ）
<チケット料金>
SRS席30,000円/S席16,000円/A席6,000円
<発売中>
チケットぴあ ／ ローソンチケット ／ e+（イープラス） ／ K-1 オフィシャルサイト
<お問い合わせ>
FEG 03-3796-5060
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