8月30日(月)P'sLAB東京で尾崎社長が11月7日(日)東京ベイNKホール大会の概要が発表された。来年閉館が決まっている東京ベイNKホールだが、パンクラスは旗揚げ戦を始めに船木誠勝×バス・ルッテン戦などNKホールとはゆかりの深い団体だった。当初、NKホール大会はプランになかったものの、閉館という知らせを受けて急遽大会開催を決定した。
そして今大会、まず最初に発表されたのがヒカルド・アルメイダ(ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)のベルト返上により空位となっていたミドル級キング・オブ・パンクラシスト決定戦 ネイサン・マーコート(ハイ・アルティチュード)×三崎和雄(パンクラスGRABAKA)だ。
2002年に一度対戦経験のある両者。この時はマーコートのスープレックスで三崎が肘を脱臼し、TKOという形で試合が終わっている。三崎にとっては絶好の舞台でリベンジのチャンスを手にしたといえるだろう。
尾崎社長はミドル級以外にも複数のタイトルマッチを行うことを示唆。スケジュール次第ではあるが無差別級王者のジョシュ・バーネット(新日本プロレス)や、8月のヴァンダレイ・シウバ(シュート・ボクセ・アカデミー)戦以降、完全休養を取っているライトヘビー級王者の近藤有己(パンクラスism)の出場もありそうだ。
また前ライトヘビー級王者菊田早苗(パンクラスGRABAKA)についても「そろそろ試合を組まないと。本人もとにかく試合をしたいという気持ちみたいなんで」とコメント。さらに「日本人同士の試合は白熱する。タイトルがかかっていなくても生き残りゲームみたいな試合があっても面白いんじゃないですか?」と日本人対決に関しても前向きな言葉を残した。これで見納めとなるパンクラス最後のNKホール大会は豪華なラインナップとなりそうだ。
PANCRASE「PANCRASE 2004 BRAVE TOUR」
2004年11月7日(日)
東京・東京ベイNKホール
<対戦カード>
▼ミドル級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
ネイサン・マーコート(アメリカ/チーム・ハイ・アルティチュード/ミドル級1位)
VS
三崎和雄(日本/パンクラスGRABAKA/ミドル級3位)
<チケット情報>
9月24日(金)後楽園大会で先行発売
9月26日(日)より一般発売
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