11月1日(月)お台場・フジテレビで12月31日(金)さいたまスーパアリーナで開催される『PRIDE男祭り2004-SADAME-』の記者会見が行われた。会見にはDSE榊原社長、高田統括本部長を始めフジテレビプロデューサー清原邦夫氏、佐藤大輔氏が出席。一部対戦カード、出場選手が発表された。
因縁の対決が大晦日に実現する。昨日の吉田秀彦(吉田道場)VSルーロン・ガードナー(アメリカ)に続き、対戦カード第2弾メインイベントとして発表されたのはPRIDEヘビー級GP決勝でノーコンテストとなっていたエメリヤーエンコ・ヒョードル(レッドデビル)VSアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジリアン・トップ・チーム)の3度目の対決である。
カード決定の経緯について高田統括本部長は「8月15日の試合後の夜から榊原社長が再戦の交渉に入っていました。その中で一番ネックになっていたのが『二人ともベストの状態で戦わせたい』『ベストの状態でファンに試合を見せたい』ということです。そして昨日の夜、双方から承諾を得て正式に試合が決定しました」と説明した。さらにこの試合はヘビー級GP優勝者決定戦であると同時にPRIDEヘビー級タイトルマッチであることも決まった。両選手のコメントは以下の通り。
●エメリヤーエンコ・ヒョードル
「12月31日に戦うことを心待ちにしています。ノゲイラはすばらしいファイターです。そのノゲイラと再戦できるのはとても光栄です。前回の試合ではアクシデントがあって大変残念でした。しかし試合後、私のモチベーションは高くなっています。そして誰が一番かを決めたいと思います。私もノゲイラと同じ気持ちです。互いにいいコンディションでこの試合に臨むことになるでしょう。そしてこの試合は世界中が注目している試合だと思います。中身の濃い試合、ファンの皆さんが喜んでくれる試合をしたいと思います。」
●アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
「PRIDEは回を重ねるごとに進化しているイベントです。そして見ている人に喜びを与え、世界で最高のファイターたちが集まる舞台です。そして大晦日にテレビをつければ過去最高のイベントになっていることを約束しましょう。昨年、ミルコに勝ってからヘビー級で最強になること、そしてヘビー級GPで優勝する事を目標に激しいトレーニングを続けてきました。しかしGPの決勝ではアクシデントで試合が終わってしまいました。最後まで試合を見たかったファンも多かったと思います。私は以前と変わらず高いモチベーションを持って練習しています。下がるどころかむしろ激しく上がっています。それはヒョードルも同じだと思います。大晦日にはエキサイティングで一番面白いヘビー級の試合を見せたいと思います」
DSE&フジテレビ「PRIDE男祭り2004-SADAME-」
2004年12月31日(金)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
開場15:30 開始16:30
<対戦カード>
▼メインイベント PRIDEヘビー級GP優勝者決定戦&PRIDEヘビー級タイトルマッチ
エメリヤーエンコ・ヒョードル(レッドデビル)
VS
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジリアン・トップ・チーム)
▼ヘビー級ワンマッチ
吉田秀彦(吉田道場)
VS
ルーロン・ガードナー(アメリカ)
※出場予定選手
ヴァンダレイ・シウバ(シュート・ボクセ・アカデミー)、ミルコ・クロコップ(チーム・クロコップ)、桜庭和志(高田道場)、マーク・ハント(リバプール・キックボクシングジム)、ジャイアント・シルバ(フリー)、五味隆典(木口道場レスリング教室)
<チケット料金>
VIP席 100,000円/RRS席 30,000円/スタンドS席 17,000円/スタンドA席 7,000円
<チケット発売>
■特別電話先行予約 11月14日(日)10:00〜19:00
■一斉発売 11月29日(日)10:00〜
<お問い合わせ>
DSE 03−5464−1531
|