――決勝トーナメントの1回戦で対戦する、武蔵選手のアウトボクシング、いわゆる"武蔵流"についてはどんな印象を持っていますか?
とても攻守のバランスが取れていて、パンチもキックも上手いね。
――武蔵選手は一戦一戦成長していると思いますか?
背が4インチくらい伸びたんじゃないかな(笑)。それは冗談として、確実に強くなっているし、これからも強くなるだろうね。自信も付いて来たし、今とてもいい状態にあると思う。
――具体的にどこが成長したと思いますか?
すべてスキルアップしていると思うけど、特にボクシングの技術が上手くなったね。
――初対決の時にはどんな印象を持ちましたか?
才能がある選手だと思ったよ。能力的には常にいいものを持っていたんだけど、最近になって自信が付いてきたんじゃないかな。それが昔の武蔵と今の武蔵の違いだよ。
――昨年の敗戦は武蔵選手が強くなったというよりも、セフォー選手自身の体調不良が原因だったと考えていますか?
そうだね。でも、それでも武蔵に負けるとは思っていなかった。
――武蔵戦に向けて、何か特別な対策・トレーニングを考えていますか?
今までと同じように戦うだけだよ。
――もし抽選会で、すべての選手を選ぶ権利があったとしても、武蔵選手の隣を選びましたか?
もちろん。トーナメントでもあるし、1勝1敗で迎える三度目の対戦で、お互いにいい状態で戦えると思う。
――憎しみみたいな気持ちはないですか?
そんなことはない。俺は武蔵のことは好きだよ。少ししか話したことはないんだけど、いい印象を受けたし、互いにリスペクトし合っていると思う。
ーー武蔵選手に勝ったとして、準決勝では誰と対戦すると思いますか?
マイティ・モーだね。彼はタフだ。ファイター魂があの身体には詰まっている。あと10sほど落とせば、ガオグライをぶっ潰してしまうだろう。
――決勝にはホースト選手が勝ち上がってくると予想されていましたが、それはなぜですか?
そのアンケートに答えた時に、「はっきりとはしないけど、誰か一人選ぶとすればホーストじゃないかな」という言い方をしたんだ。自分の経験からそう思っただけで、特別な理由はないよ。ボンヤスキーがホーストよりも、劣っていると思っているわけじゃない。
――セフォー選手は、自分はオールドジェネレーションとニュージェネレーションの中間の世代だという言い方をしていましたよね。そんなセフォー選手にとっても、ニュージェネレーションの選手は脅威に感じていますか?
自分にとってはすべての選手が脅威だよ。すべてのファイターを手ごわい相手だと思っている。技術もパワーも持っているし。同時に、誰と当たっても勝つ自信はあるけれどね。
――ニュージェネレーションの選手たちは、「オールドジェネレーションのファイターを倒して世代交代したい」と言っているんですが。
格闘技をやっていく上では、当然のことじゃないかな。上の選手を倒して、自分の地位を固めようと志すのは当たり前だよ。
――でも、そうはさせないですよね?
もちろん!
――開幕戦を見て、今年はとても調子が良さそうに見えました。
自分でもそう思っているよ。
――今年こそ優勝するんだという自信が、今までよりも強いように思えます。
自分でも凄く自信はあるし、今回は150パーセント準備が出来ているよ。
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