2005年2月23日(水)東京・有明コロシアムで行われる、『K-1 WORLD MAX 2005〜日本代表決定トーナメント』に出場する小次郎(スクランブル渋谷)が公開練習を行った。
日本代表決定トーナメントは2年ぶりの出場となる小次郎。昨年12月にはオーストラリアで、魔裟斗(シルバーウルフ)と対戦経験のあるベン・バートン(オーストラリア)に判定勝利。日本トーナメントに向けて、3週間前から元ラジャダムナン王者で、武田幸三(治政館)に判定勝ちしているパヤクレックをコーチに迎え入れた。今日の公開練習でもパヤクレックコーチのミットに、強烈なパンチとミドルキックを叩き込んだ小次郎。ウエイトトレーニングも取り入れているというだけあって、確実にパンチ&蹴りの破壊力は増しているようだ。
過去の試合を振り返り、「序盤に固くなるのが自分の課題」という小次郎だが、「それをなくして普段の練習を出せれば、優勝する自信はある」と自信を覗かせる。そして「目の前の試合に全身全霊をかけて戦う。その結果、今年の大晦日『Dynamite!!』に出れればいい」と、2005年の抱負を語った。
さらに昨年ブレイクした山本"KID"徳郁(PUREBRED東京)について「正直、魔裟斗戦までは舐めていたけど、あの試合で出来る選手だということが分かった。もし戦えるんだったら総合ルールでやってもいい」とぶちあけた。以下、質疑応答。
――体重の方は?
練習が終わって73〜74kgですね。減量の方は苦しくないです。
――主な練習メニューを教えてください。
一日朝夕の2回。朝はウエイトと走りこみを日によって分けてやって、夕方はスパーリングとミット、サンドバックです。
――昨年末にはオーストラリアで試合をしたそうですね。
はい。12月18日に、ベン・バートンっていう、魔裟斗選手とも試合をしている相手に判定で勝ちました。勝つには勝ったんですけど、倒せる試合だったし、魔裟斗選手はKOで勝ってるんで、試合内容に満足はしてないです。
――対戦相手のTOMO選手についてはどんな印象を持ってますか?
特にこれが強いって印象はないですね。それよりも1R目が固くなってしまって、練習通り出来ないのが自分の課題なんで、そこに気を付けてます。
――日本代表決定トーナメントは2年ぶりですが、今回にかける意気込みは違いますか?
会見でも言ったんですけど、「K-1で一番になりたい」って気持ちは8人の中で誰にも負けないと思ってます。
――今回の試合に向けて特に磨きをかけている技はありますか?
やっぱり動きが固くなるという課題あるんで、イメージトレーニングだったり、練習中にもトレーナーに声をかけてもらって、それを失くすようにしてます。TOMO選手の弱いところも考えたりしますし、これで倒したいって技があるにはあるんですけど…企業秘密で。
――普段の練習の動きが出せれば、トーナメントを優勝できるという自信はありますか?
それは絶対にあります。
――TOMO選手は187cmと長身で、前日計量となれば当日はかなり体重も戻ると思います。
パワーに差はないと思いますけど、リーチがちょっと。普段の練習相手ではいないですし、187cmの相手とやってもヘビー級になりますからね。ただそれだけ大きいってことは減量もきついってことなんで、何とかなるんじゃないかと思ってます。
――決勝には誰が勝ちあがってくると思いますか?
う〜ん、向こうのブロックは予想するのが難しいんですけど…武田選手ともう一回やってみたいですね。今やったら前回の試合とは全然違いますよ。それは自信あります。
――リベンジして優勝したいという気持ちがあるんですか?
それも少しはあります。
――ちなみに大晦日の魔裟斗×KID戦はご覧になりましたか?
はい。魔裟斗選手を見ていて、王者になるには柔軟性が必要なんだなって思いました。1Rにパンチで攻めて、KID選手にダウン取られると、後半はパンチに固執せずに膝蹴りと蹴りを使う作戦に切り替えて。凄く勉強になりました。
――KID選手はどうでしょう?
正直、魔裟斗戦までは舐めていたんですけど、あの試合で出来る選手だということが分かりました。今回出ている8人の中では、打撃ではない何かを持っている選手だと思います。もし戦えるんだったら、K-1ルールじゃなくて総合ルールでもやってみたいです。
――総合の練習もやっているんですか?
打撃に専念しているんで、遊びでやる程度です。
――柔道時代の仲間からは当日応援に来るんですか?
昨日も棟田康幸と話したんですけど、ドイツ国際と日程が重なっていて、会場には来れないみたいです。でも応援してくれてます。
――2005年の目標は?
一個一個目の前の試合に勝って、全身全霊をかけて戦います。その結果、大晦日『Dynamite!!』に出れればいいなと思ってます。
FEG&TBS「K-1 WORLDMAX2005 日本代表決定トーナメント」
2005年2月23日(水)東京・有明コロシアム
開場17:00 開始18:00
<決定対戦カード>
▼日本代表決定トーナメント 1回戦 3分3R
小比類巻貴之(チーム・ドラゴン)
VS
安廣一哉(正道会館)
▼日本代表決定トーナメント 1回戦 3分3R
TOMO(正道会館)
VS
小次郎(スクランブル渋谷)
▼日本代表決定トーナメント 1回戦 3分3R
武田幸三(治政館)
VS
山本"KID"徳郁(PUREBRED東京)
▼日本代表決定トーナメント 1回戦 3分3R
村浜武洋(大阪プロレス)
VS
HAYATO(FUTURE_TRIBE)
▼日本代表決定トーナメント 準決勝 3分3R
小比類巻VS安廣の勝者
VS
TOMO×小次郎の勝者
▼日本代表決定トーナメント 準決勝 3分3R
武田VS山本の勝者
VS
村浜VSHAYATOの勝者
▼日本代表決定トーナメント 決勝 3分3R
準決勝第1試合の勝者
VS
準決勝第2試合の勝者
賞金総額 1,110万円
優 勝 600万円
準優勝 150万円
3 位 75万円
KO賞 30万円
▼スーパーファイト 3分3R
ブアカーオ・ポー.プラムック(ポー.プラムックジム)
VS
アルバート・クラウス(ブーリーズジム)
スーパーファイト出場予定選手=ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)
▼総合格闘技特別ルール 3分3R ※寝技30秒
宇野薫(和術慧舟會東京本部)
VS
セルカン・イルマッツ(チーム・ソラック)
▼スーパーファイト K-1ルール 3分3R
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴリアンレスリング連合)
VS
ファリッド・ヴィヨム(フェニックス・ムエタイ)
▼リザーブファイト K-1ルール 3分3R
新田明臣(バンゲリングベイ)
VS
AHI-RA(※アシュラ/TEAM X FORCE)
<チケット料金>
SRS席 20,000円/S席 12,000円/A席 6,000円
<チケット発売>
一般発売 2005年1月29日(土) 10:00〜
チケットぴあ 0570−02−9992【特電】
ローソンチケット 0570−06−3014【特電】
CNプレイガイド 0570−08−9933【特電】
キョードー東京 03−5720−9911【特電】
イープラス=http://eee.eplus.co.jp
2005年1月30日(日)10:00〜
チケットぴあ 0570−02−9999
ローソンチケット 0570−063−003【Lコード:35600】
CNプレイガイド 0570−08−9999
キョードー東京 03−3498−9999
イープラス=http://eee.eplus.co.jp
<チケットに関するお問い合わせ>
株式会社 キョードー東京 03−3498−9999
<お問い合わせ>
FEG=03-3796-5060
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