10月16日(日)東京・池袋の大道塾総本部にて、11月13日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される国際空道連盟大道塾主催『2005北斗旗オープントーナメント第二回世界空道選手権大会』の公開練習&記者会見が行われた。
会見に出席した第1回軽量級世界チャンピオンの小川英樹は、軽量級の予想を聞かれて「底上げは出来ていますが、誰か頭一つ抜けている選手というのはいない。シニューチンを倒した人が優勝ですね。日本人もかなりレベルが上がっているので、期待して見ています」と語ったが、“日本人が何階級で優勝できるか?”との質問には、「二つだと思います」とシビアな見解を出した。
「全ての階級で決勝まで絡んでくると思いますが、期待の裏返しで二つだと思います」と小川。これを受けて東塾長は、「当然、全階級制覇の可能性を求めていますが、中量級と重量級は取ってもらわないと困る。それ以外のクラスも優勝するつもりだが、最低半分は取れると思う。中量級と重量級が大事で、これをとってくれれば他に勢いが出ると思います」と語った。
日本人の仕上がり具合については、「試合に影響するような怪我をしている選手が、何人かいます」と東塾長。「しかし、いまさら言っても仕方がない。世界をとる気で闘っていれば、無傷でいられる人間はいない。そんな事を言ったらキリがない。万全に治らなければ、精神力でカバーするしかないでしょう」と苦しい事情を明らかにした。
また、日本人未到達の超重量級に挑む“日本のエース”藤松泰通は、「前に出た時は他にも先輩が出ていたので心強かったから、思い切り出来た。今回は自分が超重量級で責任が重いと感じています」と責任の重大さを痛感。「自分のスタイルを試してみたいというのはある。全日本は運よく取りましたが、それが外国人にも通用するのか、自分でも試してみたいというのがあります」と、独特の達人スタイルに賭ける気持ちを語った。
「2005北斗旗オープントーナメント第二回世界空道選手権大会」
国際空道連盟大道塾
2005年11月13日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館
開場9:00 開始10:00
<大会内容>
▼世界オープントーナメント
軽量級、中量級、軽重量級、重量級、超重量級、女子部
▼特別試合(エキジビションマッチ)
小川英樹(第一回世界大会軽量級優勝)
VS
高田久嗣(第一回世界大会中量級優勝)
▼演武
総本部 稲垣拓一師範代
<チケット料金>
SS席10,000円 S席7,000円 A席一般3,000円
A席大学・高校2,000円 A席小・中学1,000円
※チケットぴあにて発売中(Pコード:807-009)
<お問い合わせ>
大道塾総本部=03-5953-1860
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