5月8日(月)東京・フォルティス渋谷にて、5月17日(水)東京・後楽園ホールJ-NETWORK主催『GO!
GO! J-NET '06 〜Invading the DRAGON〜』の記者会見が行われ、全対戦カード及び主要選手がコメントを残した。
今日、追加されたカードで最も注目のカードはゲンナロン・ウィラサクレック(タイ)と川端健司(チームドラゴン)の一戦だ。
ゲンナロンは我龍真吾、山内裕太郎、土井広之など、各団体の日本人ファイターたちを撃破している”日本人キラー”。しかもボクシング元WBF豪州王者という肩書きも持つハードパンチャーだ。
これまでのキャリアの中で最大の敵を迎え撃つ川端は「普段はR.I.S.E.で試合をしているのですが、J-NETWORKでも初回から飛ばしていきます。ゲンナロン選手は日本人キラーとして強い選手ですが、それに勝って自分が我龍選手や山内選手よりも実力が上だということをアピールしたい」と意気込みを語った。
この試合はゲンナロンがK-1MAXへの参戦を熱望していることもあり、肘なしの特別ルールにて行われる。川端としてはゲンナロンを下して自らがMAX参戦へ名乗りを挙げたいところだ。なお当初、川端の対戦相手には木浪利幸(フリー)が内定していたが、先月のK-1MAXで負傷したため今大会を欠場。今後のJ-NETWORK参戦に期待がかかる。
またスペシャルエキシビジョンマッチとして我龍真吾(ファイティングマスター)と尾崎圭司(チームドラゴン)が激突。しかも互いのバックボーンを生かしたエキシビジョンとして我龍は特攻服で、尾崎はテコンドー衣でエキシビジョンを行うこととなった。
そしてこの日もJ-NETWORK所属選手とチームドラゴン勢が舌戦を展開。渡辺雅和(チームドラゴン)が「喜入選手は(尾崎)圭司さんとやりたいと言ってますけど、やらせません。いい練習も出来ているので絶対に勝ちます」と噛み付く。
対する喜入衆(ソーチタラダ渋谷)も「タイトルが『ドラゴンの侵略』になっているけど、俺と小宮はもちろん、赤コーナーのメンバーを見ても勝つ選手が多いなと。だから侵略はされません。
自分は尾崎選手とやれるとばっかり思っていたんですけど、エキシビジョンマッチで出るみたいなので非常に不愉快です。渡辺選手に個人的には恨みはないんですけど、この気持ちを試合にぶつけます」と吼えた。
また前回同様、梶原龍児(チームドラゴン)は「小宮選手は渋谷の番長と言われているみたいですが、自分も長年渋谷で遊んでいるんですけど、小宮って名前は聞いたことがありません。だから試合でどんなものか試してみようかなって思います」と小宮由紀博(フォルティス渋谷)を挑発する。
さらに西山誠人(アクティブJ)が「若手にチャンスを与えたい」ということで返上したベルトを争うことについて、「このベルトを通行手形に他団体の王者や、上から物を見ているような西山選手に目をつけられるような選手になる」と敵意を剥き出しにする。
最後は「ドラゴンの興行ってことで、大会が成功するためにドラゴンの全勝を宣言します。ドラゴンと言えば小比類巻選手や堀選手が有名ですけど、常勝軍団って言われてるのは、それだけすごい人間がいるってことです。それを見せます」と、全勝宣言で締めくくった。
一方、対する小宮は「チームドラゴンが盛り上がってキック界が盛り上がることはいいと思います。(梶原選手は)いい選手だと思うし、戦えて出来て光栄なのでいい試合をしたい」と至って冷静。「J-NETWORKの大会にJ-NET所属選手が4人しかいないのは非常事態だと思います。その中で僕がメインを張らしてもらえるというこで、気持ちが伝わるよう一発一発に気持ちを入れます」と力強く語った。
J-NETWORK主催興行
「GO! GO! J-NET '06 〜Invading the DRAGON〜」
2006年5月17日(水)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00
<全対戦カード>
▼第16試合 ダブルメインイベント J-NETWORKライト級王者決定戦 5回戦
小宮由紀博(J-NETWORKライト級1位/フォルティス渋谷)
VS
梶原龍児(J-NETWORKライト級2位/チームドラゴン)
▼第15試合 ダブルメインイベント J-NETWORKヘビー級タイトルマッチ 5回戦
馬場伸孝(J-NETWORKヘビー級王者/山木ジム)
VS
澤屋敷純一(J-NETWORKヘビー級4位/チームドラゴン)
▼第14試合 70kg契約 サバイバルマッチ1 肘なし特別ルール
ゲンナロン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックス・ジム)
VS
川端健司(チームドラゴン)
▼第13試合 ウェルター級 サバイバルマッチ1
喜入 衆(J-NETWORKスーパーライト級王者/ソーチタラダ渋谷)
VS
渡辺雅和(J-NETWORKウェルター級8位/チームドラゴン)
▼エキシビジョンマッチ 喧嘩×テコンドー 3分1R
我龍真吾(J-NETWORKウェルター級王者/ファイティングマスター)
VS
尾崎圭司(チームドラゴン)
▼第12試合 70kg契約 サバイバルマッチ1
ランボー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックス・ジム)
VS
田中龍星(チームドラゴン)
▼第11試合 ウェルター級 3回戦
綱島容一(山木ジム)
VS
吉川英明(チームドラゴン)
▼第10試合 フェザー級 3回戦
細川裕太(J-NETWORKフェザー級10位/OGKF烈拳会)
VS
江口光治(チームドラゴン)
▼第9試合 フェザー級 3回戦
楠本鉱平(M-FACTORY)
VS
AKIRA(チームドラゴン)
▼第8試合 フライ級 サバイバルマッチ1
大野修司(クロスポイント吉祥寺)
VS
山野寛之(J-NETWORKフライ級9位/チームドラゴン)
▼第7試合 バンタム級 3回戦
神垣大輔(谷山ジム)
VS
荻野隆一(チームドラゴン)
▼第6試合 70kg契約 3回戦
小関誠(バンゲリングベイ)
VS
チャーリー・ホースト(J-NETWORKミドル級4位/チームドラゴン)
▼第5試合 ヘビー級 3回戦
ファルコン(谷山ジム)
VS
濱田淳史(チームドラゴン)
▼第4試合 ヘビー級 3回戦
花田純一(J.T.クラブジム)
VS
藤本京太郎(チームドラゴン)
▼第3試合 J-GIRLS フェザー級 3回戦
小八ヶ代真紀(ストライブル)
VS
佐々木仁子(J-GIRLS5位/チームドラゴン)
▼第2試合 69kg契約 3回戦
根本雅文(習志野ジム)
VS
堤大輔(チームドラゴン)
▼第1試合 55kg契約 3回戦
辰尾隆一(J.T.クラブジム)
VS
昇龍(チームドラゴン)
<チケット料金>
SRS席 9,000円/RS席 7,000円/S席 5,000円/A席 4,000円
立見(当日のみ販売) 3,500円
※当日は1,000円増し
<チケット販売所>
チケットぴあ
後楽園ホール
J-NETWORK各ジム
J-NETWORK興行部
J-NETWORK公式サイト http://www.kickboxing.co.jp
<お問合せ>
TEL 03-3419-0536 e-mail info@kickboxing.co.jp
スカイ・A「J-KICK」録画中継放映日
第1回放映 2006年05月23日(火)20:00〜22:00
その他、リピート放送追加あり。
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