7月28日(金)東京・新宿にあるDEEPオフィシャルジムにて、今成正和(TeamROKEN)としなしさとこ(フリー)が公開練習を行った。今成は8月4日(金)東京・後楽園ホールで開催されるDEEP事務局主催『DEEP
25 IMAPACT』でフレジソン・パイシャオン(グレイシー・バッハ)と、しなしは渡辺久江(フリー)と対戦する。
DEEP女子フライ級(48kg以下)王者決定戦の大一番を前にしたスマックガールフライ級女王・しなしに今成が“必殺技を伝授”! ということで始まった公開練習だったのだが、今成が伝授したのは普通のヒールホールド!? 足関十段のそっけない対応に「もっと変体チックな技を教えて下さいよ!」としなしは一人ブーイング。
それならばと、困ったあげく今成が用意したのはアキレス腱固めからのヒールホールド。「アキレス腱固めで足の筋肉を潰しといてヒールにいく」という新必殺技だとか……。ちなみに、しなしは2002年12月29日『SMACK
GIRL JAPAN CUP』50kgトーナメント決勝戦で渡辺と対戦し、ヒールホールドで一本勝ちを収めている。目新しい技でなかっただけに、しなしは困惑してしまった。
対戦する渡辺が三角絞めを猛特訓中という噂を耳にしたしなしは今成に防御策のアドバイスを頼むと、「上にならなきゃいい。パウンドなしでしょ? だったら自分から下をとればいい」と的確な(?)アドバイス。一応三角絞めが決まった時の対処法としては「バスターで叩きつければいい」と腰を心配するしなしを完全無視するのであった。
そしてこの日、初代DEEPフェザー級王者である今成正和(TeamROKEN)の対戦相手がブラジリアン柔術世界選手権王者のフレジソン・パイシャオン(ブラジル)と発表された。パイシャオンの印象を「凄く強い選手ですね」と言葉少なに警戒しながらも、「いつもの自分を出すだけです」と意気込んだ。この試合に勝てば2005年7月に上がって以来の『PRIDE武士道』復帰の声も上がりそうだが、「自分から上がりたいと言って上がれるような甘いリングじゃない」と話した。
柔術世界王者か? 日本屈指の極めの強さを持つ今成か? 一瞬たりとも目が離せない寝技の攻防が繰り広げられることだけは間違いない。
DEEP事務局
「DEEP 25 IMPACT」
2006年8月4日(金)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30
<全対戦カード>
▼第9試合 5分3R
桜井隆多(R-BLOOD)
VS
プロフェッサーX(チームBoon!)
▼第8試合 DEEP女子フライ級(48kg以下)王者決定戦 5分2R(延長なし、マストシステム)
しなしさとこ(フリー/スマックガールフライ級女王)
VS
渡辺久江(フリー/TBS女子総合格闘技最強女王決定トーナメント優勝)
▼第7試合 5分3R
中尾受太郎(フリー/DEEPウェルター級王者)
VS
窪田幸生(フリー)
▼第6試合 日本対ブラジル2対2対抗戦 5分3R
今成正和(TeamROKEN/DEEPフェザー級王者)
VS
フレジソン・パイシャオン(グレイシー・バッハ)
▼第5試合 日本対ブラジル2対2対抗戦 5分3R
石井大輔(フリー)
VS
ホアン・ジュカオン・カルネイロ(ブラジリアン・トップチーム)
▼第4試合 5分2R
長谷川秀彦(SKアブソリュート)
VS
雷暗暴(雷道場)
▼第3試合 5分2R
山崎剛(GRABAKA)
VS
杉内勇(TeamROKEN)
▼第2試合 5分2R
アンソニー辰治ネツラー(チームBoon!)
VS
マッスルヒラヌマ(clubEDO)
▼第1試合 5分2R
岩見谷智之(高田道場)
VS
キム・ドヒョン(CMA KPW)
▼フューチャーファイト第4試合 5分2R 判定なし(時間切れドロー)
堀 友彦(フリー)
VS
小見川和隆(マッハ道場)
▼フューチャーファイト第3試合 5分2R 判定なし(時間切れドロー)
佐藤 力(SKアブソリュート)
VS
小林 裕(U-FILE CAMP登戸)
▼フューチャーファイト第2試合 5分2R 判定なし(時間切れドロー)
LUIZ(禅道会横浜支部)
VS
伊藤有起(A−スクエア)
▼フューチャーファイト第1試合 5分2R 判定なし(時間切れドロー)
アンドレ・ニシノ(INFIGHT)
VS
内山重行(GRABAKAジム)
<チケット料金>
VIP席 15,000円(完売)/SRS席 10,000円(残り若干枚数)/指定A席 8,000円
指定B席 6,000円(完売)/指定C席 5,000円(完売)
<お問い合わせ>
DEEP事務局 052−339-0303
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