12月17日(日)東京・ディファ有明にて開催される株式会社KGS主催『3A-LIFE&FULLCAST
PRESENTS R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’06』』(以下、DoAトーナメント)の追加対戦カードが発表された。
今回、発表されたのはスペシャルワンマッチに出場するHAYATO(FUTURE_TRIBE)の対戦相手と、第二リザーブマッチでプロデビューする“大物”の対戦カードである。
これがR.I.S.E.初参戦となるHAYATOの対戦相手は、“韓流サイクロン”K.MAX(韓国/STARMAX
BADBOYS)。『K-1 WORLD MAX』を主戦場にしているHAYATOからすれば、何とも皮肉なリングネームの相手なのだが…。
K.MAXは1980年、韓国出身の26歳。身長180cm、体重72kg。戦績は12勝(6KO)6敗で、アマチュアボクシングでソウル選手権優勝、韓国ムエタイ協会ミドル級チャンピオンの肩書きを持つ。最近ではタイで試合を行い、ムエタイにローキックでKO勝ちしているという。身体能力があり、R.I.S.E.初の韓国人ファイターの参戦。
さらに、このJ.MAXには驚くべきプロフィールが。あの韓流スター、ヨン様ことペ・ヨンジュンのパーソナルトレーナーと同じトレーナーに指導を受けているという、いわば“ヨン様の弟弟子”。ちなみに実弟もファイターで、その名をJ.MAXというらしい。
HAYATOは「相手のことはよく分かりませんが、これにKO勝ちして来年のK-1に出られるように頑張ります。伊藤さん、山口さん、内田さんにはいつもお世話になってるし、今回は小澤さんが演出をやるので何としても負けられません」と、必勝を誓う。
R.I.S.E.初参戦なら、韓流ファイターと対戦するのも初めてだというHAYATO。「ボクシングとかを見ても、韓国の選手は基本的にハートの強い選手、技術よりもハートで闘う面が大きい。K.MAX選手もイメージ的には心が折れない選手だろうな、と思っています」。
「伊藤さんと山口さんは山木ジムの先輩ですし、内田さんにはインストラクターをやってもらっているので恩返しをしないと。あと、R.I.S.E.はずっと観に行っていて、いつか上がることがあるんだろうなって思っていたので、ついに上がれる時が来たなという感じです」と、R.I.S.E.参戦は自分でも希望していたものだという。
しかし、R.I.S.E.は大舞台を目指す若きチャレンジャーたちが中心の舞台だけに、K-1MAXで世界を相手に闘ってきたHAYATOは「違いを見せ付けたい」という。
「自分も必死にやっていますが、トーナメントで必死にK-1を目指している選手たちに負けない気持ちを出して行きたい。違いを見せ付けたいし、一番試合を盛り上げたいと思っています」と、“主役は自分”というモチベーションも高い。
一方、この日の会見で最も注目を浴びたのは、“元祖・天才空手少年”小宮山大介(北斗会館)のR.I.S.E.初参戦、プロ・デビュー戦が決定したことだ。小宮山は小学校入学と同時に父親が館長を務める道場・北斗会館で空手を始め、小学校4年生から出始めた数々の大会で実に『43回』の優勝! 天才空手少年としてマスコミに何度も取り上げられたことがある。
最近では新極真会に移籍し、塚本徳臣の道場に弟子入り。2003年の第20回全日本ウェイト制軽量級で優勝を果たした他、無差別の全日本大会や世界大会にも出場した。軌道が読めない華麗なる足技を得意とし、鋭い突きにも定評がある。
伊藤隆代表は小宮山を「超・大型新人」と紹介し、「私も練習を数回見たんですが、とても足技が多彩でプロのリングでも華麗なる足技に期待したいです」と、その実力に太鼓判を押す。
会見に出席した小宮山は「プロデビューということですが、僕の中ではひとつの闘いとしか捉えていない。これからプロのリングでやっていきたいと思います」と、気負いもなく淡々と挨拶。プロ転向の理由は「いろんな意味があるんですけど、一番は子供の頃から空手をやっていて両親に対する恩返しという気持ち。もうひとつはテレビとかでプロのやってる試合を見て、その中で空手というジャンルを世の中の人に見せたいと思った」からだという。プロ転向を決意したのは去年の8月くらいで、新極真会も同時期に退会。
対戦相手は今年の『KAMINARIMONアマチュア80kg級トーナメント』優勝、『MIGHTY
EIGHTY TOURNAMENT'06』出場の実績がある池井佑丞(スクランブル渋谷)。元々は総合格闘技志向が強く、アマ修斗にも出場している選手で、スタミナがあって最後まで攻め続けるスタイルだ。8月のMIGHTY
EIGHTYでは1回戦で敗れるも、対戦相手の肋骨をミドルキックで折り、準決勝を欠場に追い込んでいる。
小宮山は「相手のビデオは見ました。対策は出来ています」と言い、「キックルールは今年の初めから本格的にやり始めたんですが、空手の練習の時から顔面に対する攻撃の仕方を意識して練習していたので、ずっと前からやっていたという感覚。元々は空手自体がそういう競技ですから」と顔面アリにも不安はないと言い切った。
「先月はタイのイングラムジムへムエタイの修行に1ヵ月、行ってきました」という小宮山は、「ムエタイというのを初めて体験したわけですけど、空手に近いという気がしました。顔面の攻撃はあるけど、リズムとかが空手に近い気がしましたね」と語る。
幼い頃から身に付けた「空手の技で倒したい」という小宮山。「空手の技術体系の中には顔面への攻撃であったり受けが含まれているので、その動きが試合で出来れば問題ないと思う」と、空手の技術を引っ提げての参戦であることを強調した。
会見後には、予定になかったデモンストレーション公開練習を自ら進んでやり、シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを披露。キレのあるしなやかでスピーディーな蹴りを繰り出した。
株式会社KGS
「3A-LIFE&FULLCAST PRESENTS
R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’06」
2006年12月17日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:00
※オープニングファイトは15:15〜
<追加発表カード>
▼スペシャルワンマッチ 3分3R
HAYATO(日本/FUTUER_TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級王者)
VS
K.MAX(韓国/STARMAX BADBOYS/)
▼DoAトーナメント第二リザーブマッチ 3分3R
小宮山大介(北斗会館/第20回全日本ウェイト制軽量級優勝)
VS
池井佑丞(スクランブル渋谷/KAMINARIMONアマチュア80kg級トーナメント優勝)
<決定対戦カード>
▼DoAトーナメント一回戦 第4試合
寒川直喜(バンゲリングベイ/J-NETWORKミドル級王者)
VS
牧野智昭(ソーチタラダ渋谷/KANMINARIMON CLIMAX’06優勝)
▼DoAトーナメント一回戦 第3試合
水町 浩(士魂村上塾/MA日本ウェルター級1位)
VS
川端健司(チームドラゴン)
▼DoAトーナメント一回戦 第2試合
水谷秀樹(スクランブル渋谷/FLASH to CLASHトーナメント'06王者)
VS
尾崎圭司(チームドラゴン/全日本フルコンタクトテコンドー選手権優勝)
▼DoAトーナメント一回戦 第1試合
裕 樹(リアルディール/REALDEALウェルター級王者)
VS
喜入 衆(ソーチタラダ渋谷/J-NETWORKスーパーライト級王者)
▼DoAトーナメント 第一リザーブマッチ
MIKOTO(アイアンアックス)
VS
拳 士(シルバーウルフ)
<スペシャルワンマッチ出場選手>
TATSUJI(アイアンアックス)
<チケット料金>
SRS席15,000円/RS席10,000円/指定A席6,000円/指定B席4,000円
※当日は全席500円増し
<チケット発売場所>
チケットぴあ 0570-02-999
イープラス http://eee.eplus.co.jp/battle
R.I.S.E.プロモーション 03-3942-2135
ディファ有明 03-5500-3731
後楽園ホール 03-5800-9999
東京イサミ 03-3352-4083
フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646
R.I.S.E.オフィシャルサイト www.rise-promotion.com
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