1月30日(火)東京都内ホテルにて、2月5日(月)東京・有明コロシアムで開催されるTBS/FEG主催『K-1
WORLD MAX 2007〜日本代表決定トーナメント〜』の記者会見が行われ、現役中学生のHIROYA(フリー)のデビューが発表された。
HIROYA(本名:河部弘也)は3歳から空手を始め、小学4年生のときにキックボクシングを始めた。格闘技をやり始めたきっかけは、泣き虫だったから。それからメキメキと力をつけたHIROYAは中学1、2年生の夏休みを利用してタイへ。ムエタイに挑戦し3戦を経験(戦績は1勝2敗)。
2005年には『世界ムエタイ連盟アマチュアムエタイ世界大会』(45カ国参加)ジュニア部門ピン級で金メダルを、2006年の同大会でもジュニア部門バンタム級で銀メダルを獲得している。また、2006年にインドで開催された『ナショナル・キックボクシング・チャンピオンシップ アジア大会』のジュニア部門(14〜17歳)では54kgトーナメント優勝という快挙も。
そして、ある選手との出会いが運命を変えることになる。以前から魔裟斗のファンだったHIROYAは昨年9月に自分一人でシルバーウルフジムを訪ねた。出待ちしていたHOROYAは、練習のためにやってきた魔裟斗を見つけるなり「僕の練習を見てください」と懇願。
ただのファンが言ってるぐらいにしか感じなかった魔裟斗だったが、その熱心さに「仕方ないな」と渋々了承。試しに大人とスパーリングをさせたところ、HIROYAがボコボコにしてしまったという。
「すごい天才少年がいますよ」魔裟斗が谷川プロデューサーに紹介したところ興味を示し、今回デビューする経緯に至った。今回デビューさせるにあたり、谷川Pはドクターと審判団にもHIROYAのスパーリングの映像を見てもらったところ、あまりの凄さに驚きの声を隠せなかったとか。
実はHIROYAは03年のK-1 MAXのリングでエキシビジョンマッチをこなした経験もある。当時は小学5年生だったが、「その時も周りのマスコミの方から『あの子は凄い』という声がありました」(谷川P)。
「HIROYAくんのデビューはこれからの子供たちの励みになると思います。デビューさせるだけの実力があると判断しました。冷やかしのつもりは一切ありません」と会見に同席した谷川PはHIROYAの実力に太鼓判を押す。
「K-1ルールでかまわない」というHIROYAの声もあったのだが、年齢などの安全面を考慮し、今回デビュー戦はK-1特別試合として、アマチュア規定のグローブとヘッドギア着用のK-1ルール3分3R、60kg契約で行われる。対戦相手はアマチュアで試合経験のある20歳の高橋明宏(大誠塾)となった。
大勢のマスコミを前に緊張の面持ちを見せるHIROYAは、デビュー戦が決定し「自分の出来る限りの力を尽くして頑張ります」と意気込んだ。目標とする選手は「強いし、かっこいい魔裟斗選手」と目を輝かせるHIROYA。憧れの選手のようになりたいという夢を持つHIROYAは、今年3月に中学校を卒業し、3年間のタイ修行へと旅立つ。
「大人の試合と遜色ないものが見られる」と胸をはる谷川P。日本代表決定トーナメント以上のインパクトを、身長164センチ、体重60キロの一人の少年が残すかもしれない。
TBS/FEG
「K-1 WORLDMAX 2007〜日本代表決定トーナメント〜」
2007年2月5日(月)東京・有明コロシアム
開場16:00 開始17:30
<追加対戦カード>
▼K-1特別試合 3分3R
HIROYA(フリー/2005アマチュアムエタイ世界大会優勝)
VS
高橋明宏(大誠塾)
<決定対戦カード>
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
小比類巻貴之(チームドラゴン/K-1WORLDMAX2006世界一決定トーナメントベスト8)
VS
アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チームオロゴン)
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
TATSUJI(アイアンアックス/K-1WORLDMAX2006日本代表決定トーナメント準優勝)
VS
HAYATO(FUTURE_TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級王者)
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
宍戸大樹(シーザージム/シュートボクシング日本ウェルター級王者)
VS
尾崎圭司(チームドラゴン/R.I.S.E.DEAD or ALIVEトーナメント’06優勝)
▼日本代表決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー/K-1WORLDMAX2006日本代表決定トーナメント優勝)
VS
白須康仁(花澤/MA日本ウェルター級&WMAF世界スーパーウェルター王者)
▼日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
小比類巻VSアンディの勝者
VS
TATSUJI VS HAYATOの勝者
▼日本代表決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
宍戸VS尾崎の勝者
VS
佐藤VS白須の勝者
▼日本代表決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
▼リザーブファイト 3分3R延長1R
安廣一哉(正道会館)
VS
サトルヴァシコバ(勇心館)
▼スーパーファイト 3分3R延長1R
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム)
VS
SHINOBU・ツグト・アマラ(モンゴル/フリー)
▼スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ)
VS
ムラット・ディレッキー(トルコ/ユニバーサルジム)
<チケット料金>
SRS席23,000円 S席13,000円 A席6,000円
<チケット発売>
K-1オフィシャルサイト
http://k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo!ケータイK-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
チケットぴあ=0570-02-9999
ローソンチケット=0570-084-003(Lコード:33330)
CNプレイガイド=0570-08-9999
キョードー東京=03-3498-9999
e+(イープラス)=http://eee.eplus.co.jp
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可
<お問い合わせ>
・大会に関するお問い合わせ
皆EG=03-3796-5060
●K-1
WORLD MAX年間スケジュール
「日本代表決定トーナメント」
2月5日(月)東京・有明コロシアム
「世界王者対抗戦」(仮称)
4月4日(水)横浜アリーナ
「世界一決定トーナメント開幕戦」
6月28日(木)東京・日本武道館
「世界一決定トーナメント決勝戦」
9月17日(祝・月)横浜アリーナ
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