3月15日(木)東京・表参道のDSE事務所にて、DSE主催『PRIDE.34』の対戦カードが発表され、記者会見後にDSE榊原代表が囲み取材に応じた。
当初、4月28日に開催を予定されていたPRIDEラスベガス大会だが、正式に延期になったことが決定。榊原代表は「その日に大会をやろうということでしたが、エド・フィッシュマンさんが(大会を)やらせないようにしているだとか言われていますが、そんな権利もないし、そういうことでもありません」と説明。
今後のスケジュールについて「2月の大会が非常に成功に終わって、そこから中2カ月で同じトーマスマックに戻ってきて、過去の大会を超えられる大会を作れるのかどうか。当初、4月の大会で組もうと考えていたメインカードが組めなくなりました。
そこで大会のスケジュールを再調整して、6月末のカリフォルニアでの開催を皮切りに、ラスベガスとニュージャージでやっていきたいと思います。4・28で予定していた分は、6月の上旬に日本で『PRIDE.35』を行って1大会を挟もうと思います」と話した。
またbodogへの参戦が噂されるPRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)については、DSEのスタッフがロシアで交渉に当たっていることを明かし、「ヒョードルはロシアで試合をしたいと言っていて『PRIDEがロシアに来てくれるのであれば、ありがたいことはない』と。その一方で所属するレッドデビルが主催するM-1に出たいということも言っていて、本来なら契約では認められてないのですが、それについて話し合う用意はあると伝えてあります。
極論ですが、ヒョードルの凱旋試合をメインに、ロシアでPRIDEを開催するということもない話ではないですから。あと一週間くらいで話し合いの結果が出るかなと思います」と語っている。
なお榊原代表によれば、『PRIDE.35』はアメリカ西海岸地区でライブで中継されるとのこと。海外での放送環境に充実に伴い、榊原代表は「1日も早く悲願である日本の地上波復活を成し遂げたいと思います。そのためにも、いいスタート&ダッシュが切れるようにしたいですね」と、改めて地上派放送復活への想いを口にした。
DSE
「PRIDE.34」
2007年4月8日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始15:30
<決定対戦カード>
▼ライト級ワンマッチ
青木真也(日本/パラエストラ東京)
VS
ブライアン・ローアンホー(オランダ/レッドデビル)
▼ウェルター級ワンマッチ
瀧本誠(日本/吉田道場)
VS
ゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/チーム・トロージャン)
▼ミドル級ワンマッチ
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
VS
ソクジュ(カメルーン/チームクエスト/アフリカ支部)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・グッズ付き)100,000円
RRS席30,000円 スタンドS席17,000円 スタンドA席7,000円
<お問い合わせ>
ドリームステージエンターテインメント=03-5464-1531
<PRIDE2007年の予定スケジュール>
4月8日 日本・さいたまスーパーアリーナ 「PRIDE.34」
5月中・下旬 日本・さいたまスーパーアリーナ 「PRIDEライト級GP開幕戦」
6月最終週 アメリカ・カリフォルニア ステープルセンター 「PRIDE.36」
7月 日本・名古屋 「PRIDEライト級GP2回戦」
8月20日前後 日本・大阪 「PRIDE.37」
9月20日 日本・東京 「PRIDEライト級GP決勝」
10月20日前後 アメリカ・ラスベガス 「PRIDE.37」
12月31日 「PRIDE男祭り2007(仮)」※日本
|