4月7日(土・現地時間)アメリカ・テキサス州トヨタセンターで開催された『UFC69 SHOOTOUT』の岡見とスイック戦の後に、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)がオクタゴンに登場した。
「ミルコを倒した元PRIDEヘビー級王者」と紹介されるかたちでマイクを握ったノゲイラは、「近い将来チャンピオンになりたい」と意気込んだ。以下は、オクタゴンを下りたノゲイラに直撃インタビュー。
――ようやく真実を話せてもらえるときがきましたね。
「契約を正式に結ぶ前だったら、コントラクトについては話せなかったんだ。でも、もう契約を済ませたから、話をするよ」
――UFCデビュー戦の日程は決まっているのですか?
「まだ決っていない。まずはプロモーションが先だ。PRIDEを見ていない多くのアメリカのファンは、僕のことを知らないだろうから、グッド・プロモーション活動が必要なんだ。それが終れば、デビューとなるだろう。それほど、長くは掛からないよ」
――UFCヘビー級ファイターは、トップキープ系の選手が多く、あなたのようなガードワークを駆使する選手はいません。その辺りについてどういう意見を持っていますか。
「UFCヘビー級のレベルは上がっているよ。寝技の技術も上がっているし。以前はPRIDEヘビー級のレベルが高かったけど、これからPRIDEとUFCは協力してやっていくんだし、交流が始まるんだ」
――日本のファンはWOWOWの中継を見て、あなたがオクタゴンに現れたことをとても驚いていると思います。何か彼らに伝えたいことはないですか。みな、凄いショックを受けていると思います。
「ライブでやっているのかい? PRIDEとの契約がある間は、PRIDEで戦ってきたし、これからUFCとPRIDEは同じカンパニーになるのだから(※事実は違う)、自分はアメリカで闘う準備はできているということだよ。
アメリカ・フロリダには母も、娘も住んでいる。家族、友人が多いんだ。大晦日の試合のあとも、4カ月アメリカにいた。アメリカは第二の故郷なんだ。もちろん、日本も大好きな国さ。ホジェリオも日本で闘うし、友人たちも闘う。5月には日本へ行くよ」
(情報提供:Fight&Life)
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