5月10日(木)東京・新大久保にあるDEEPオフィシャルジムにて、6月に旗揚げするDEEP初のグラップリングイベント、ブルテリア&DEEP事務局主催『DEEP
X』の記者会見が行われた。会見には主催者であるDEEP佐伯代表、ブルテリア坂本代表、名古屋ブラジリアン柔術クラブ早川代表、出場選手が出席した。
この日の会見で発表されたのは今成正和(Team-ROKEN)VSブルーノ・フラザト(ブラジル)、阿部裕幸(AACC)VSマウリシオ・ソウザ(ブラジル)の2カード。
フラザトは昨年ブラジリアン柔術でブラジル選手権優勝&世界選手権3位の実績を残し、今年はADCCブラジル予選で優勝。
ADCC本戦には出場しなかったフラザトだが、“世界一過酷な予選”“本戦よりもレベルが高い”と称されるブラジル予選を制した実力は、間違いなく世界トップレベルだ。
ムンジアルでフラザトと対戦経験がある今成は「何年か前のムンジアルで2回戦で戦って負けました。今回は勝てるように頑張ります。その時の印象は子供っぽい人だなって。試合の印象? 上手な人だなと思いました」と、いつもの飄々とした感じで話した。
阿部と対戦するソウザはプロ柔術Xでは3戦3勝を誇り、DUMAU GPでは準優勝を果たしている在日ブラジル人の実力者。久しぶりのグラップリングマッチに挑む阿部は「総合の練習を続けていて、グラップリングやりたいなと思っていた時なので、非常にうれしく思います」と意気込みを語った。
この他、外国人選手としては、02年&03年コパ・ド・ムンド王者のアリソン“キキ”メロ(ブラジル)の参戦も決定。会見に出席したメロは「今回のオファーをもらって本当にうれしい。相手はまだ決まっていないけれど、とにかく一本勝ちできるように頑張りたい」と語っている。
そして日本からは総合格闘技で活躍する山崎剛(GRABAKA)とDEEPウェルター級王者でサンビストの長谷川秀彦(SKアブソリュート)が参戦。
すでに大物ファイターと対戦が内定している山崎は「僕はグラップリングも好きです。最近は総合でもあまり戦績が良くないので、ズバッと一本取りたいと思います」とコメント。
柔術家との試合を希望する長谷川は「柔術のトップに、サンボ世界選手権1回戦負けの僕の技術が通用するかどうか。
柔術ベースのルールということで、僕にとっては不利だと思いますが、得意のグラップリングで一本取りたいと思います。また柔術家とは違った目線のグラップリングを見せたいと思います」と、サンビストとしてのプライドをのぞかせた。
ブルテリア&DEEP事務局主催
「DEEP X 2007」
2007年6月17日(日)東京・新宿FACE
開場17:30 開始18:30
<決定対戦カード>
▼68kg契約 1R・2R4分、3R2分
今成正和(日本/Team-ROKEN/DEEP&ケイジレイジフェザー級王者)
VS
ブルーノ・フラザト(ブラジル/ゴドイ柔術/07年ADCCブラジル予選優勝)
▼68kg契約 1R・2R4分、3R2分
阿部裕幸(日本/AACC)
VS
マウリシオ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ/DUMAU GP準優勝)
▼契約体重未定 4分2R
公武堂 長谷川社長(日本/チームKOBUDO/(株)公武堂代表取締役社長)
VS
イサミ 磯部長(日本/チームリバーサル/(株)イサミ取締役)
▼68kg契約 4分2R
山木編集長(日本/探偵FILE編集長)
VS
闘牛・空(日本/フリー/女子プロレスラー)
▼ジュニア41kg契約 4分2R
水野真斗(日本/AACC)
VS
中串 耀(日本/NEX)
<出場予定選手>
長谷川秀彦(日本/SKアブソリュート/DEEPウェルター級王者)
山崎剛(日本/GRABAKA)
アリソン“キキ”メロ(ブラジル/ノヴァウニオン/02年&03年コパ・ド・ムンド優勝)
カゼカ・ムニエス(ベネズエラ/グレイシーバッハ/ブラジリアン柔術世界選手権優勝)
ホベルト・ソウザ(ブラジル/ボンサイ)
<チケット料金>
SRS席10,000円、S席8,000円、A席5,000円
<お問い合わせ>
DEEP事務局 052-339-0303
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