11月27日(火)都内ホテルにて記者会見が行われ、株式会社ワールドビクトリーロード(以下、WVR)が主催する総合格闘技イベント『戦極−SENGOKU−』の旗揚げが発表された。旗揚げ戦は2008年3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館で開催される。
会見には吉田秀彦(吉田道場)、瀧本誠(同)、菊田早苗(GRABAKA)、川村亮(パンクラスism)が出場予定選手として、WVRの木下直哉・代表取締役社長が出席した。 10月15日に行われた第1回の記者会見で大会名を公募したところ10,211通の申し込みがあり、その中からこの『戦極−SENGOKU−』という大会名が選ばれた。 「ファンの期待、総合格闘技への情熱が伝わってきました。前回の会見から時間がかかったのは商標権などを調査していたからです。応募の中には武士道、サムライ、スピリットなどもいただきましたが、戦極を選んだのは日本が火付け役で世界に発信していった総合格闘技を、原点に戻すために和の言葉にしたかったからです」と、木下代表は大会名を決定した理由を語る。 『戦極』の大会名はアルファベットで3名、『戦国』で1名の応募があり、その4名には後日、大会への招待などの特典を考えるという。 「メイン級のカードで全8試合を予定している」と豪華なカードのラインナップを予告し、カードは決定次第、随時発表していくとのこと。 出場予定の4名を発表して会見場に招き入れた木下代表は、「彼らにような日本人が活躍して欲しいと思っている。この4選手は日本から再び総合格闘技の熱を発信し、活躍してくれる選手」と、新団体での日本人選手の活躍に期待し、「まだ契約に達していない外国人選手もいますが、有力な日本人・外国人を今後発表できると思います」と他の参戦選手にも自信を覗かせた。 発表されたルールには「チャンピオンシップは5分5R」との記述があるが、「旗揚げ戦ではトーナメントなどの予定はありません。希望は来年内にも王座決定戦をやる予定です」と、2008年度中に各階級の王座決定戦を行う予定であることを明かした。 『戦極』は2008年に5回の大会開催を予定し、「テレビ中継はいま各局と話をしていますが、まだ決定しておりません。第1回大会に関してもテレビ中継は決まっていませんが、その内に何かしらの発表が出来ると思います」としている。 ワールドビクトリーロード
「戦極−SENGOKU−」 2008年3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館 開場・開始時間=夕刻予定 <出場予定選手>
吉田秀彦(吉田道場) 瀧本誠(吉田道場) 菊田早苗(GRABAKA) 川村亮(パンクラスism)
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