4月22日(火)都内にあるワールドビクトリーロード(以下、WVR)事務所にて、5月18日(日)東京・有明コロシアムで開催されるWVR主催『戦極〜第二陣〜』の記者会見が行われた。
会見にはケビン・ランデルマン(アメリカ)と対戦が決まった川村亮(パンクラスism)、國保尊弘広報が出席した。
『戦極〜第一陣〜』に続いての連続出場、さらにランデルマンというビッグネームと対戦することになった川村。
國保広報はこのマッチメークについて「川村選手には体重の部分で、83kgでやるのか、93kgでやるのか悩んでいたのですが、本人が93kgを希望するということになりました。そこで選んだ相手がランデルマン選手。93kg級は日本人の層が薄い階級です。是非、川村選手にはランデルマン選手を撃破して、ライトヘビー級のタイトル戦線に絡んでいって欲しいと思います」と説明した。
そして國保広報に続き、川村が「僕の中の理想は、より大きく、より早く。減量して体重を落とすのが主流になっていますが、自分はその逆を行って、体を大きくして試合をしようと思います。
ランデルマンは有名で強い選手ですが、噛み付くことは出来る。楽しみにして下さい」とランデルマン戦への意気込みを語った。
質疑応答では「リアルドンキーコングと言われているんですよね。僕は同じドンキでも、ドン・キホーテの方が好きですね(笑)」とボケをかましつつ「僕よりも皆さんの方が分かっていると思いますけど、強くて、でかくて、早くて、凶暴な選手ですよね」とランデルマンの印象を話す川村。
ランデルマンの試合を「お菓子を食べながら見ていました」という川村だが「すごくいいチャンスをもらって感謝しています」と、このビッグチャンスにモチベーションは高い。
ランデルマンは元UFCヘビー級王者であり、PRIDEではミルコ・クロコップ、エメリヤーエンコ・ヒョードル、マウリシオ・ショーグンら世界のトップと肌を合わせてきたファイター。川村にとっては格上にあたる選手だ。しかし川村はそれを承知の上でこう言い放つ。
「僕は絶対に不利だと思われる相手と戦うことが多いんで、こういうシチュエーションには免疫があります。だから思い切りやれるというところがあるし、何かが起きるかもしれません。相手の方が格上? どう考えてもそうじゃないですか。みなさんが思っていることが正解ですよ」
ランデルマン対策について「ランデルマンは身体能力があって凶暴ですよね。だから試合に必要なものは忍耐力。我慢して、我慢して、ということでしょうね」と分析する川村。
この日もチーム・ランボーの一員として、しっかりランボーTシャツを着込んできた川村は「いくらランデルマンが野性のものとしても、ランボーだったらその野生を狩ることが出来るでしょう。僕もランボーに近づいて、野性を狩っていきたいと思います。
僕が考えるランボーの強さはどんな状況でも生き抜く力。僕はよく人間力という言葉を使うのですが、どんなに技術や体の強さがあっても、人間力に勝るものはない」と、ドンキーコング狩りを誓った。
また川村は時代と逆行する体重増加&ナチュラルウエイトでの戦いについて「一瞬、83kgまで落としてみようかなという思いが頭をよぎりました。体重を落としたらどうなるのかなという興味があって。
でもやっぱり自分の原点というか、僕の中ではリングに上がった時にデカくないといけない。圧倒的なものが欲しいんですよ。だから『あえて体重を上げて戦っている』とは思ってないし、人それぞれの考え方次第じゃないですか。体重が違うといっても、顔面にパンチをもらえば倒れますから」と持論を展開する。
現在、川村の体重は95kg。目標として100kgまでの増量を掲げ、「ヘビー級でも試合をやりたい?」の質問には「もちろんです」と即答した。
「第一陣で川村選手は、日本ではあまり名前が知られていないものの、非常に強いアントニオ・ブラガ・ネト選手を超えました。私たちもそうですが、川村選手のファンに対する期待も強い。今回、ランデルマン選手を越えることでヒーローへの道を一歩一歩進んで欲しい」と、川村に大きな期待を寄せる國保広報。
川村も「僕は試合を見てくれる人、会場に足を運んでくれる人のために、見ていて面白い試合や、見に来てよかったという戦いをしたいと思います」と名勝負製造機らしさを発揮する。川村が戦極のリングでニューヒーローの座を掴むことが出来るか?
ワールドビクトリーロード
「戦極−第二陣−」
2008年5月18日(日)東京・有明コロシアム
開場14:30 開始16:00
<追加決定カード>
ケビン・ランデルマン(アメリカ/ハンマーハウス)
VS
川村 亮(日本/パンクラスism)
<決定対戦カード>
北岡 悟(日本/パンクラスism)
VS
イアン・シャファー(オーストラリア/ファイブリングスドージョー)
光岡映二(日本/和術慧舟會RJW)
VS
イ・グァンヒ(韓国/Tuhon Jeongsim Gym)
佐々木有生(日本/GRABAKA)
VS
ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
中尾“KISS”芳広(日本/TEAM
TACKLER)
VS
BIG・ジム・ヨーク(ニュージーランド/ファイブ・リングス・ドージョー)
マイク・パイル(アメリカ/エクストリーム・クートゥア・ジム)
VS
ダン・ホールバックル(アメリカ/McVicker’s Martial Arts Academy)
<出場決定選手>
ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー)
ホジャー・グレイシー(ブラジル/ホジャー・グレイシー柔術アカデミー)
<チケット料金>
VIP席50,000円(特典:専用入場ゲート・グッズ付) RRS席25,000円
戦極シート(S席)15,000円(特典付)
S席15,000円 A席 7,000円
※全席指定・消費税込
<チケット一般発売所>
イープラス http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
電子チケットぴあ=0570-02-9999(Pコード811-831)
チケットぴあ http://eplus.jp/sengoku/
ファミリーマート
サークルK・サンクス
ローソンチケット ローソンチケット=0570-084-003(Lコード:33717)
全国ローソン店頭Loppi http://l-tike.com/
CNプレイガイド=0570-08-9999(10:00〜18:00) http://www.cnplayguide.com/
ampm
セーブオン
CNステーション
<問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03-3369-2211
ワールドビクトリーロード
「戦極〜第三陣〜」
2008年6月8日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場16:00 開始17:00
<出場予定選手>
藤田和之(藤田事務所)
<チケット料金>
VIP席(専用入場ゲート・特典付き)100,000円
RRS席30,000円
戦極シート(S席・特典付き)17,000円
S席17,000円 A席7,000円
<プレイガイド先行発売>
4月14日(月)12:00〜4月22日(火)18:00まで
イープラス=http://eplus.jp/sengoku/(PC&携帯)
4月14日(月)12:00〜4月23日(水)11:00まで
電子チケットぴあ インターネット先行抽選(プレリザーブ受付)4/24(木)当選発表
4月25日(金)12:00〜14:00 PIAカード会員エントリーBOX先行電話受付
4月25日(金)14:00〜18:00 PIAカード会員プレミアム先行電話受付
4月14日(月)12:00〜4月24日(木)23:59まで
ローソンチケット プレリクエスト抽選=http://l-tike.com/
4月23日(水)19:00〜22:00
CNプレイガイド=TEL:0570−08−09922
<お問い合わせ>
ワールドビクトリーロード=TEL:03−3369−2211
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