7月27日(日・日本時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガス・ヒルトンホテルで開催される『ワールド・チャンピオンシップ・ムエタイ』(プロモーター=デニス・ワーナー)に、R.I.S.E.で活躍する73KING(=なみ・きんぐ/クロスポイント・ムサシノクニ)がジャパン・プロフェッショナル・ムエタイ・コミッション(JPMC)の推薦によって出場することが決まった。
対戦相手はWBCムエタイ世界ウェルター級インターナショナル王者マイケル・マナクィール(アメリカ)で、この一戦はインターナショナルタイトルマッチとして行われる。
当初、日本からの挑戦者として名前が挙がっていたのは大輝(JMC横浜)だったが、7月6日のJMC興行において負傷したためキャンセル。JPMCはノンタイトルマッチへの出場者を打診され、検討した結果、山口元気クロスポイント代表の推薦もあって73KINGの出場が決定。
その後、WBCムエタイ本部が最近の73KINGの試合映像を検討し、「非常に将来性がある選手である」と評価。タイトル戦の挑戦者へと昇格した。
現在、王者のマイケルは世界ランキングの15位。73KINGが勝てばインターナショナル王座のタイトル奪取と共に、世界ランキング入りが確実なものとなる。
73KINGは山口元気代表が「殺気が凄い」と評し、手塩にかけて育てている期待の若手。7・4R.I.S.E.後楽園ホール大会では第17回全日本アマチュアSB選手権中量級優勝の山崎貴文(バンゲリングベイ)を、バックブローでKO撃破。ダウンした相手を拳で指差し、「アッハッハッ!」と大笑いする狂犬ぶりを発揮した。
また、この試合で73KINGはDREAMで活躍する青木真也を髣髴させるようなロングスパッツで登場。理由は「顔がなんとなく青木真也に似ているから」というだけだったらしい。
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