9月8日(月)東京・葛飾区立石にある青春塾で、同ジム所属の全日本スーパーフェザー級チャンピオン石川直生と同ウェルター級チャンピオン山本優弥の公開練習が行われた。
両選手は9月19日(金)東京・後楽園ホールにて開催される全日本キックボクシング連盟主催『SWORD
FIGHT 2008』の日本VSタイ5対5マッチに出場、石川は大将戦で元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者ペッエーク・ソー.スワンパクティーと、山本は次鋒戦でルンピニースタジアム認定スーパーライト級7位&プロムエタイ協会同級9位サムランチャイ・96ピーナンと対戦する。
コメント前に宮田充興行部長より、ペッエークは8年前にブアカーオ・ポー.プラムックと2度対戦し、1勝1敗の戦績を残していることが判明したと告げられた石川は「先週くらいに4年前の試合映像を見たんですが、タイ人にしてはファイターですね。強いし、技術もある。ガンガン前に来るし、勝負どころではヒジも来る。殴る蹴るでガツガツ来るファイターです。ただ、それが4年前の映像なので今はどうかなという気がするんですが、多分、スタイル自体は何年経ってもそんなに変わるものじゃないし、こっちが行けば向こうも来るだろうから“当たり”のタイ人であることを期待しています。
強い弱いではなく、やって僕が楽しい試合だった、お客さんが満足してくれる試合になるようなタイ人であることを期待します。そういう意味での“当たり”。
強いのは分かりきっているので。流して勝つとかこっちが前に出てもそれを受け流すようなタイ人ではないことを祈ります。いつもそうですが、今回も判定勝ちは望んでいないので、当たりのタイ人であることを期待していますね」とコメント。
特別な練習はやってなく「基本的に僕は僕のスタイルを磨いています」と石川。
カノンスック戦を経て、石川は“自分のスタイルはムエタイに通用する”という手応えを感じたという。
「僕の場合、タイ人と闘うにおいてパーツに恵まれている。相性としては悪くない体型、パーツを持っていると思います。タイ人に苦手意識もない。首相撲だけだったら敵わないけど、殴り合い蹴り合いだったら十分に闘えると思う。カノンスック戦も結果的には倒れてしまったけど、闘い方の実感としては確かなものがあります」と語った。
今回はチームJAPANの大将としての役割を担う。
「いま自分はこのメンバーの中で大将に抜擢されてどうですかと言われて、喜んでいてはいけないと思うんですよ。この状況を胸を張って納得していかないといけない存在になっていると、自分では思っています。信頼を持ってもらっているからこのポジションを任されたんだろうし、下手な試合はしないつもりです。
あと、5対5の最後ってことは会場の熱が凄いことになるんですよね。前回6月の試合も3対3でしたけど、最後を任されて会場の熱は凄く感じました。
今回は5対5ですし、本当に僕は演技でもないけど、5タテで負ける可能性もあると思っているくらいの思い切ったマッチメイクだと思っているので、どういう状況になるか分かりませんが、どういう状況であれ受け止めて、お客さんを満足させて返します。その覚悟は出来ています。
会場に“現象”が起きるマッチメイクだと思いますね、5対5というのは。今回はどんな現象が起きるのか…怖いなと思いながらもおいしいなと思う気持ちもあるし、俺は最後の試合の選手として責任を持って試合がしたい」と、石川は決意を固めた。
ALL JAPAN KICKBOXING 2008
「SWORD FIGHT 2008〜日本VSタイ5対5マッチ〜」
2008年9月19日(金)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:30
オープニングファイト開始17:45
<全対戦カード>
▼第8試合 日本VSタイ大将戦 59kg契約 3分5R
石川直生(青春塾/全日本スーパーフェザー級王者)
VS
ペッエーク・ソー.スワンパクティー(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者)
▼第7試合 日本VSタイ副将戦 58kg契約 3分5R
山本真弘(藤原/全日本フェザー級王者)
VS
コムパヤック・ウィラサクレック(タイ/M-1スーパーバンタム級王者)
▼第6試合 日本VSタイ中堅戦 55kg契約 3分5R
藤原あらし(S.V.G./全日本バンタム級王者)
VS
チャートピチット・ソー.ポンチャイ(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定フライ級8位)
▼第5試合 日本VSタイ次鋒戦 68kg契約 3分5R
山本優弥(青春塾/全日本ウェルター級王者)
VS
サムランチャイ・96ピーナン(タイ/ルンピニースタジアム認定スーパーライト級7位
、プロムエタイ協会同級9位 )
▼第4試合 日本VSタイ先鋒戦 63kg契約 3分5R
吉本光志(AJ/IKMF東洋ライト級王者)
VS
カノンスック・ウィラサクレック(タイ/M-1フェザー級王者)
▼第3試合 全日本フェザー級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R延長1R
正巳(勇心館/同級8位)
VS
ソルデティグレ・ヨースケ(UWFスネークピットジャパン)
▼第2試合 58kg契約 サドンデスマッチ 3分3R
岩切博文(月心会/全日本フェザー級6位)
VS
白鳥 剣(新東金/MA日本キックボクシング連盟)
▼第1試合 フェザー級 3分3R
石井振一郎(チャモアペット)
VS
小山泰明(建部館/2007年度全日本学生キックフェザー級王者)
▼オープニングファイト第3試合 スーパー・フェザー級3分3R
中向居尚輝(S.V.G.)
VS
大前力也(WSK/KSS健生館)
▼オープニングファイト第2試合 フェザー級3分3R
KOTARO(SOUL GARAGE)
VS
伊藤将彦(STRUGGLE)
▼オープニングファイト第1試合 ライト級3分3R
丹藤義則(AJ)
VS
原田直樹(青春塾)
<チケット料金>
SRS席12,000円 RS席8,000円
S席6,000円 A席4,000円
※SRS席は全日本キックのみで販売、当日券は各席500円増し。
<チケット販売所>
チケットぴあ
イープラス
後楽園ホール
全日本キック
<お問い合わせ>
全日本キック=TEL:03−3365−1171
全日本キックボクシング連盟
ALL JAPAN KICKBOXING 2008
「Fighting Base-2」
2008年10月3日(金)東京・新宿FACE
開場17:30 開始18:30
※本戦開始前にオープニングファイト予定
<対戦決定カード>
▼全日本vsM-1 JAPAN大将戦 全日本ミドル級挑戦者決定戦 3分5R延長1R
江口真吾(AJ/同級1位)
VS
貴之ウィラサクレック(WSRフェアテックス/同級2位)
▼全日本vsM-1 JAPAN副将戦 59kg契約 3分5R
大高一郎(STRUGGLE/全日本スーパー・フェザー級2位)
VS
長崎秀哉(WSRフェアテックス/M-1スーパー・フェザー級王者)
▼全日本vsM-1 JAPAN中堅戦 フェザー級 サドンデスマッチ3分3R延長1R
九島 亮(AJ/同級10位)
VS
銀次(WSRフェアテックス)
▼全日本vsM-1 JAPAN次鋒戦 バンタム級 サドンデスマッチ3分3R延長1R
水原浩章 (光)
VS
一戸総太(WSRフェアテックス)
▼全日本vsM-1 JAPAN先鋒戦 女子ミニ・フライ級 サドンデスマッチ3分3R延長1R
林田昌子(藤原/J-Girlsミニ・フライ級3位)
VS
ちはる(WSRフェアテックス)
<チケット料金>
RS席8,000円 S席6,000円 A席4,000円
スタンディング3,000円
※当日券は各500円増し。入場の際にドリンク代別途500円が必要。
<チケット販売所>
チケットぴあ
全日本キック
<お問い合わせ>
全日本キック=TEL:03-3365-1171
●2008年度スケジュール
9月19日(金)後楽園ホール
10月17日(金)後楽園ホール
11月8日(土)後楽園ホール
12月5日(金)後楽園ホール ※藤原まつり2008
※ほか特別大会、新宿FACE大会が追加予定
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