9月10日(水)都内・後楽園飯店にて、10月13日(月・祝)東京・ディファ有明で開催される『CHAOS(ケイオス)MADMAX
V』の開催発表記者会見が行われた。
素手による顔面攻撃の他に、頭突き、ヒジ、投げ、立ち関節技などが認められる、過激とも言えるルールを採用し注目を集めてきた同大会。
→大会の主催者である羽山威行FSA拳真館館長(中央)
06年の11月の旗揚げ戦から空手の選手を中心として闘いが繰り広げられてきたが(第2回は07年7月)、第3回となる今大会では、空手連合軍VS格闘技軍団の5対5マッチが開催されることになった。
「空手の復権、空手のプライドを復活させるために闘う」。大会の主催者である羽山威行FSA拳真館館長は対抗戦の意義を話す。
対抗戦にはFSA拳真館、極真会館浜井派、士道館、無門会、内田塾の五流派が参加し、キックボクサーやムエタイ戦士、プロレスラーで構成される格闘技軍団を迎え討つ。
→極真会館浜井派若手の有望株、折茂剛
空手連合軍の団長を務める極真会館浜井派の浜井識安代表は「このルールはひじょうに過激だと思ったが、空手を武術として考えた時、顔面攻撃がないことに疑問を感じていた」とCHAOSに参加する理由を説明。
浜井派からは若手の有望株、折茂剛が連合軍に参加し、プロレスラーのJOMと対戦する。折茂は「浜井先生から教わった技で勝ちたい」と意気込みを語った。
また、「自分が20代だったらこの大会に出たかった」と話す村上竜司塾長率いる士道館士魂村上塾からは、ストリートファイト仕込みの蹴りを武器にする田村直孝が対抗戦に参戦。キックボクサーの紅闘志也と対戦する田村は「27歳までストリートファイトをやってたけど、この大会を見て血が騒いだ」と初のCHAOSルールに鼻息を荒くした。
→士道館士魂村上塾の田村直孝
そのほか、CHAOSに3大会連続の出場となる内田和久(FSA拳真館)は、「自分のやってきたことを信じてやれば、結果はついてくる」とムエタイ戦士のシンポック・ソムラーン撃破を誓った。
ケイオスプロモーション
「CHAOS-MADMAX V 地上最強の空手出陣」
2008年10月13日(月・祝)東京・ディファ有明
開場17:00 開始18:00
<決定対戦カード>
▼空手連合軍VS格闘技軍団 5対5マッチ 第5試合
内田和久(FSA拳真館/FSAアブソリュート王者)
VS
シンポック・ソムラーン(ムエタイ/元タイ国ライト級ランカー)
▼空手連合軍VS格闘技軍団 5対5マッチ 第4試合
折茂 剛(極真会館浜井派)
VS
JOM(プロレスラー)
▼空手連合軍VS格闘技軍団 5対5マッチ 第3試合
山下敦央(全空連内田塾)
VS
ベッカ・セイム(ムエタイ/元タイ国ライト級ランカー)
▼空手連合軍VS格闘技軍団 5対5マッチ 第2試合
内田将仁(受即攻空手無門会)
VS
RIKIYA(キックボクシング/AX KICK)
▼空手連合軍VS格闘技軍団 5対5マッチ 第1試合
田村直孝(世界空手道士道館)
VS
紅 闘志也(キックボクシング)
▼空手交流試合 3分3R
佐藤真之(FSA拳真館/FSA拳真館中量級王者)
VS
谷口 聡(理心塾/極真大阪冬の陣重量級王者)
<チケット料金>
SRS席15,000円 S席10,000円 A席7,000円 B席5,000円
<お問い合わせ>
ケイオスプロモーション=TEL:03-5378-6036
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