10月1日（水）東京・日本武道館で開催される『K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL』出場の全24選手が、決戦を2日後に控えた9月29日（月）都内ホテルにて個別会見を行った。

　準々決勝で佐藤嘉洋に生涯初のKO負けを喫したブアカーオ・ポー.プラムック（タイ/ポー.プラムック）は、第2リザーブファイトで『DREAM』などの総合格闘技で活躍してきたブラックマンバ（インド/レボリューション・ファイトチーム）と対戦する。以下、両選手の記者との質疑応答。

ブアカーオ・ポー.プラムック

――体調を含めて、前回の試合のダメージは？
「今の体調は良いです。前回に関しては負けを認めざるをえないと思います。スポーツは勝ち負けが付きものです」

――なぜ負けたのか？
「具体的には答えは出てませんが、事実として負けを自分の中で受け入れてます」

――精神的には大丈夫？
「自分の精神変化は少なからずあったと思うんですが、自分としては今後も精一杯努力していこうと思います」

――今回、相手がブラックマンバですが、どう思われましたか？
「どういう選手かわからないので、戸惑ってます（苦笑）」

――見たことないんですか？
「見たことあるが、K-1じゃないなと（笑）」

――1回HAYATO選手と闘っているんですよ。
「総合は見たことあるんですが、K-1はないですね」

――総合の試合を見て、どうでしたか？
「良い選手だと思いますし、気持ちも強い選手だと思って拝見しました」

――ブラックマンバが「俺をなめるな」と言っていましたが？

「決してなめてるわけではありません」

――どんな試合になると思いますか？
「自分でも想像が付きません」

――魔裟斗VS佐藤はどうなると思いますか？
「全体としては魔裟斗が上回ってると思う」

――反対側にキシェンコVSサワーは？
「この二人に関しても接戦になると思います。体調、準備の仕方で結果は変わってくると思います」

――個人的の予想は誰が優勝と？
「魔裟斗だと思います」

――理由は？
「これまでの経験と、今回は2試合で良いということで、魔裟斗が一番スタミナがあるからです」

――ファンの方々にメッセージを頂きたいんですが？
「前回の試合ではガッカリさせてごめんなさい。自分の応援してくれるファンが喜んでくれる」

ブラックマンバ

――総合を主戦場にしていたマンバ選手が、立ち技に再挑戦することになった経緯は？
「心境の変化ってわけじゃない。私が契約しているのはFEGだ。彼らが求める試合をする。今回の相手はブアカーオ、それに応えるだけだよ。総合と立ち技、うまく両方で活躍したいね」

――どの程度の頻度で立ち技の練習をしていたのでしょうか。
「通常は週に3〜4回の練習をしている。総合の練習がメインだけど、そのなかでも打撃の練習はある。ただ、総合とK-1の打撃は違う。練習方法は若干、違うけどチャレンジはしているよ。この試合に向けては、1ヶ月前から立ち技の練習を積んできたよ」

――相手がブアカーオ選手と聞いて、どう思いましたか？
「とくにないよ。強いけど、私よりも身体的に有利な点があるわけじゃない。私は相手が誰だろうが、恐れることなく立ち向かう選手だ。そこが評価されて、今回のオファーがあったと思っている」

――ファンからはブアカーオ有利の声が多いです。
「そういう状況の方がやる気が出るね。みんなを驚かせたい」

――ブアカーオ選手に一言、お願いします。
「私を甘く見ないでほしい。私のパンチは鋭いから、気を付けた方がいいぜ」

――最後に意気込みをお願いします。
「私の打撃は総合の中ではトップレベルと評価されている。しかし、それがK-1で通用するかどうかは未知数だと思っている人が多いだろうね。DREAMの選手がK-1で通用するってことを見せたいね」

――今も仕事とファイターを両立しているのですか？
「しているよ。その時間の間に練習をしている。でも、オレは試合が好きだ。仕事との両立はキツイと思わないし、MなのかKOされるのも嫌いじゃないからな、ハハハ（笑）」

――仕事の内容は？
「カナダの刑務所で監視役をしている。4日間働くと4日、オフがあるんだ」

――脱獄囚を捕まえたことは？
「意外とカナダの刑務所に入っている囚人は行儀が良くてね。そういったことはなかったな」

FEG
「K-1 WORLD MAX 2008
World Championship Tournament FINAL」
2008年10月1日（水）東京・日本武道館
開場16：30　開始18：00

＜全対戦カード＞

▼第10試合　K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournament決勝戦　3分3R延長2R
魔裟斗VS佐藤の勝者
VS
サワーVSキシェンコの勝者

▼第9試合　ISKA世界ライト級タイトルマッチ　3分3R延長1R　60kg契約
大宮司進（シルバーウルフ/王者）
VS
上松大輔（チームドラゴン/挑戦者）

▼第8試合　K-1ルール　3分3R延長1R　60kg契約
大月晴明（AJKF/WPKC世界ムエタイライト級王者）
VS
梶原龍児（チームドラゴン/WFCA世界ライト級王者）

▼休憩＆K-1甲子園抽選会FINAL

▼第7試合　K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournament第2リザーブファイト　3分3R延長1R
ブアカーオ・ポー.プラムック（タイ/ポー.プラムック/2004・2006世界王者）
VS
ブラックマンバ（インド/レボリューション・ファイトチーム）

▼第6試合　スーパーファイト　3分3R延長1R
小比類巻太信（日本/BRAVI RAGAZZI/2004・2005優勝）
VS
ユーリ・メス（オランダ/イッツショータイム）

▼第5試合　K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournament準決勝戦　3分3R延長1R
アンディ・サワー（オランダ/シュートボクシング オランダ/2005・2007世界王者）
VS
アルトゥール・キシェンコ（ウクライナ/キャプテン・オデッサ/2007世界3位）

▼第4試合　K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournament準決勝戦　3分3R延長1R
魔裟斗（日本/シルバーウルフ/2003世界王者）
VS
佐藤嘉洋（日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー/2006・2007日本王者）

▼第3試合　K-1 WORLDMAX 2008 World Championship Tournamentリザーブファイト　3分3R延長1R
城戸康裕（谷山/2008日本王者）
VS
アルバート・クラウス（オランダ/チーム・スーパープロ/2002世界王者）

▼第2試合　K-1甲子園FINAL8　K-1ルール　3分3R
HIROYA（主催者推薦/セントジョーンズインターナショナルハイスクール/フリー）
VS
平塚大士（中部地区3位/愛知県立安城農林高校/稽道会）

▼第1試合　K-1甲子園FINAL8　K-1ルール　3分3R
日下部竜也（中部地区優勝/愛知県立豊田高校/大石道場）
VS
佐々木大蔵（関東地区準優勝/東京都立山崎高校/チームドラゴン）

▼開会式

▼オープニングファイト第3試合　3分3R延長1R
ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン（オランダ/ゴールデングローリー）
VS
ヴァージル・カラコダ（南アフリカ/ウォリアーズ・ミックスマーシャルアーツ・アカデミー）

▼オープニングファイト第2試合　K-1甲子園FINAL8　K-1ルール　3分3R
嶋田翔太（主催者推薦/西武台高校/島田塾）
VS
村越　凌（関東地区3位/神奈川県立平塚農業高校/湘南格闘倶楽部）

▼オープニングファイト第1試合　K-1甲子園FINAL8　K-1甲子園ルール　3分3R
卜部功也（関東地区優勝/千葉県立岬高校/西山道場）
VS
坪井悠介（中部地区準優勝/静岡県立天竜林業高校/斬刃拳）

＜チケット料金＞
SRS席28,000円（完売）　SS席15,000円（完売）　
魔裟斗応援シート15,000円（特典つき）　（完売）
佐藤嘉洋応援シート15,000円（特典つき）　（完売）
S席10,000円　A席6,000円

＜チケット発売＞
K-1オフィシャルサイト http://www.k-1.co.jp
i-mode K-1オフィシャルサイト
Yahoo!　K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
チケットぴあ　0570−02−9999
ローソンチケット　0570−084−003【Lコード：36000】
CNプレイガイド　0570−08−9999
キョードー東京　03−3498−9999
イープラス　http://eplus.jp/

＜チケットに関するお問い合わせ＞
株式会社キョードー東京　03−3498−9999

＜大会に関するお問い合わせ＞
FEG　03−3796−5060

●K-1 WORLD MAX 2008年間スケジュール(国内)
10月1日（水）東京・日本武道館「世界一決定トーナメント FINAL（決勝戦）」