12月7日(日)東京・ディファ有明で開催されるパンクラスism主催『PANCRASE 2008 SHINING
TOUR』。2008年を締め括る今大会ではライト級、バンタム級、ウェルター級の三階級タイトルマッチが行われる。
その先陣を切る第9試合「第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラス決定戦」暫定王者・和田拓也(SKアブソリュート)VS同級2位・鳥生将大(パンクラスism)のタイトルマッチ調印式が、11月21日(金)東京・西池袋のオテルドゥキタオカにて行われた。
坂本靖常務は冒頭に「この対戦は10月26日・ディファ有明で行われましたが、判定1−0(1は和田)でドローということで鳥生選手がランカーになって和田選手が挑戦を受ける形で正王者決定戦を開催することになりました。2人とも正王者として今年の暮れを向かえて、来年に行きたいところでしょう。和田選手は来年デビュー10周年を迎え、鳥生選手は一昨年のism興行でデビューしているので丸2年目を迎えます。ベルトを獲りたいという2人の想いが、10月26日、当日にリング上で火花を散らします。それを楽しみにしたい」と、この一戦が組まれた経緯を説明した。
鳥生は「前回の試合はドローだったので、今回はキッチリと決着つけたいと思う」、和田は「このベルトは僕にとっては夢のベルトなので、また挑戦できるのは幸せなことだと思います」とそれぞれ意気込みを語る。
和田がパンクラスのベルトを“夢のベルト”と言っているのは、「高校生の時からパンクラスを見ていますから、15年前の時からの憧れのベルトなので、正ベルトを賭けてやれるのはありがたいし、光栄です」と説明。
それに対し、鳥生は「パンクラスのベルトは所属選手が持ってないといけないので必ず獲りたいです」と、ベルトは渡さないと言い放った。
前回ドローに終わっている試合の印象については、「結果ドローだったんですけど、もっと実力が出せると思う。もっと自分の潜在能力が出せると思っています」(鳥生)、「前回、鳥生選手と試合をしてプロレスラーだな、という感じを受けました。馬力とか、試合に対する想いや勢いやらで」(和田)と振り返る。
和田には、前回の試合は消化試合的なもので気が緩んでいたのではないかとの質問が飛んだが、「そんなことはない。みんなが思っている以上に警戒してやったつもりです。試合はそんなに上手く行くものじゃない。試練だと思って考え、再戦までの期間は短いですけど、この闘いに挑むって感じです」と、真っ向から否定した。
鳥生はism主催興行ということで、先輩たちに発破をかけられているのではないかと聞かれ、「そこまで言われませんが、必ず決着をつけて来いと言われました」と明かす。
大会ポスターには“その瞬間を見逃すな!”とのキャッチコピーが踊っているが、ファンにどういう瞬間を見逃して欲しくないかとの質問には、「次の試合に向けて精一杯取り組んでいるので、5分3Rの一瞬一瞬に注目して欲しい」(鳥生)、「自分が10年間の集大成なので、この瞬間を見逃すな!」(和田)と、それぞれメッセージを送った。※なお、会見後にこのポスターは10月大会のものであったことが発覚。
最後に、今回は王座決定戦ということでマスト判定(どちらかに勝敗をつける)が採用されることについて、どんなことがキーワードになるかを聞かれると…「気持ちです。最後まで諦めず、出し切ったもんの勝ち」(鳥生)、「15分フルに動く試合をすれば勝ちに繋がる。それに僕は今まで前回引き分けとか負けた相手には勝っているジンクスがあるので、次も勝ちたい」(和田)と答えた。
また、鳥生は必殺技“エンド・オブ・トリュウ”(変形のフロントチョーク)の他にも新必殺技があるのかを聞かれると、「そこにも注目して欲しい」とニヤリ。その時、坂本常務からは「タイガーマスク?」という謎のキーワードが告げられた。
パンクラス
「PANCRASE 2008 SHINING TOUR」
2008年12月7日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:00
<全対戦カード>
▼メインイベント(第11試合) 第2代ライト級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
井上克也(和術慧舟會RJW/同級1位)
VS
大石幸史(パンクラスism/同級2位)
▼セミファイナル(第10試合) 初代バンタム級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
川原誠也(パンクラスP’sLAB横浜/同級1位)
VS
井上 学(U.W.F.スネークピットジャパン/同級3位)
▼第9試合 第4代ウェルター級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3R
和田拓也(SKアブソリュート/暫定王者)
VS
鳥生将大(パンクラスism/同級2位)
▼第8試合 ミドル級戦 5分3R
金井一朗(パンクラスism/同級4位)
VS
松井大二郎(フリー)
▼第7試合 パンクラスアテナ 55kg未満契約 3分5R
WINDY智美(パンクラスism)
VS
中井りん(修斗道場 四国)
▼第6試合 ウェルター級王座次期挑戦者決定トーナメント決勝戦 5分3R
岩見谷智義(高田道場)
VS
野沢洋之(スタンド)
▼第5試合 ヘビー級戦 5分2R
河野真幸(NEW JAPAN FACTORY)
VS
スタニスラブ・ネドコブ(ブルガリア/ブルガリア・ブシドー・フェデレーション)
▼第4試合 フェザー級戦 5分2R
齋藤裕俊(和術慧舟會GODS/2008年度ネオブラッドトーナメント優勝)
VS
赤井太志朗(ノヴァウニオン・ジャパン)
▼第3試合 ライト級 5分2R
マキシモ・ブランコ(戦極育成選手)
VS
花澤大介13(総合格闘技道場コブラ会)
▼第2試合 フライ級戦 5分2R
廣瀬 勲(ストライプル/2008年度ネオブラッド・トーナメント優勝)
VS
二之宮徳昭(X-ONE GYM湘南/チームZST)※初参戦
▼第1試合 フェザー級戦 5分2R
八島勇気(パンクラスP’s LAB東京)
VS
田中康友(SKアブソリュート)
▼パンクラスゲート第7試合 ミドル級戦 5分2R
鈴木槙吾(ALLIANCE)
VS
川和 真(禅道会新宿道場)
▼パンクラスゲート第6試合 ライト級戦 5分2R
ISAO(坂口道場)
VS
徳重祐樹(ALLIANCE)
▼パンクラスゲート第5試合 フェザー級戦 5分2R
ピータン(坂口道場)
VS
岩本高典(BSS)
▼パンクラスゲート第4試合 フェザー級戦 5分2R
島崎太郎(U-FILE CAMP.com)
VS
上田 優(ALLIANCE)
▼パンクラスゲート第3試合 フェザー級戦 5分2R
江上 剛 (品川CS)
VS
高藤正和(高田道場)
▼パンクラスゲート第2試合 バンタム級戦 5分2R
中島裕之(和術慧舟會レンジャー品川)
VS
齊藤貴儀(パラエストラ古河)
▼パンクラスゲート第1試合 フライ級戦 5分2R
山中 剛(和術慧舟會東京本部)
VS
中村圭志(坂口道場)
<チケット料金>
SS席12,000円 A席8,000円 B席6,000円 C 席4,500円
※当日券は一律500円増し。
<チケット販売所>
パンクラス ストア=http://www.pancrase-store.com
パンクラス=TEL:03−5986−2260
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード 594−040)
ローソンチケット=TEL:0570−00−0403(Lコード37468)
イープラス=http://eplus.jp/battle/(パソコンもケータイも同じアドレス)
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
レッスル池袋=TEL:03−3989−0056
ビデオショップチャンピオン=TEL:03−3221−6237
フィットネスショップ水道橋=TEL:03−3265−4646
チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館=TEL:03−3512−2080
バトルロイヤル=TEL:03−3556−3223
<お問い合せ>
パンクラス=TEL:03-5986-2260
パンクラス
「第7回プロ・アマキャッチレスリングトーナメント」
2009年1月18日(日)神奈川・P’sLAB横浜
<観戦入場料>
1,000円
<参加費>
4,000円(P’sLAB、パンクラス認可ジムは3,000円)
<参加資格>
18歳以上の心身ともに健康な男性
<試合形式>
トーナメント
<階級>
60kg未満級/70kg未満級/80kg未満級/100kg未満級/100kg超級
<申込書 取り寄せ締め切り>
2008年12月26日(金)消印有効
<申込締切>
2009年1月9日(金)消印有効
<申込書 取り寄せ方法>
住所、氏名、電話番号を明記し、90円切手を同封の上、下記宛先まで郵送。またはパンクラスHPよりプリントアウト、直接P’s
LAB横浜・大阪で申込書を受け取ることも可能。
<郵送先>
171-0021 東京都豊島区西池袋5−26−13 パラスト池袋 702
パンクラス「第7回キャッチレスリングトーナメント」係
<お問い合わせ>
パンクラス 03−5986−2260
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