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11月22日（土）東京・渋谷区富ヶ谷にあるリバーサルジムにて、明日23日（日）東京・ディファ有明で開催されるZST事務局主催『ZST.18〜旗揚げ6周年大会〜』の前日計量が行われ、計量後に出場選手たちが記者の囲み取材に応じた。
 今回がZST初参戦となる永田克彦（NEW
JAPAN FACTORY）は69.9kgでリミットをクリア。
「上手く体重も落とせましたし、前回の試合から間隔は空きましたけど、体調やコンディションはいいですね」と試合に向けての仕上がりに自信満々。
6月に青木真也に敗れてからは、自分の原点でもあるレスリング、組技の練習に力を入れたという。
「もう1度、レスリングや組技を中心に練習しました。やっぱり僕はレスリングの出身なんで、そこを鍛えなおして元々持っていた力を強化するという。
総合格闘技をやるにあたって、色々なことをやって、自分が持っていた今までの良さをなくしていたと思うんですね。自分の持ち味はやっぱりレスリング。それを忘れちゃいけないと思ったし、実際に（レスリング力が）落ちてる部分もありましたから」（永田）
対戦相手の小谷直之（ロデオスタイル）については「軽く試合の映像を見ましたけど、グラウンドテクニックには非凡なものがあるんじゃないですか。対策は軽くやりました」と話す永田だが、「ただ自分の総合力をぶつければ大丈夫だと思いますよ」と余裕のコメントを残している。
参戦発表会見では、過去に試合が2度流れている所英男（チームゼスト）への対戦をアピールした永田だが、この日も「僕はZSTの選手を2人倒しているし、小谷選手に勝ってZSTをぶっ潰したいと思います。小谷選手に勝てば（所は）黙っていられないでしょう」と改めて所にメッセージを送った。
 その永田と対戦する小谷は1度目の計量でリミットをオーバーしたものの、軽くランニングして69.9kgでリミットをクリア。「ちょっと体重を落とし始めるのが遅かっただけです。コンディションは普通じゃないですか」と減量苦などではなかった様子。
対戦相手の永田の印象を「銀メダリストで強い選手。とにかくテイクダウンが強いという印象です。ZSTルールが合うか、合わないかはやってみないと分からないですね」と話す小谷。小谷は10月のパンクラスで永田と同じレスリング出身の大石幸史（パンクラスism）に判定負けを喫しているが「（永田に）テイクダウンされるのはしょうがないと思うので、テイクダウンされた後のことを意識して練習してきました。
相手に攻めさせないで自分が関節技で攻めるという感じで、テイクダウンされてからが勝負ですね。大石戦はああいう展開（＝テイクダウン後、ポジションをキープされ持ち味を消される）になりましたけど、ZSTルールなんでもっと積極的にやれると思います」と今回の試合のキーポイントを話している。
「動きのある激しい試合をしたいですね。前回の大石戦ではそれが出来なかったので」と小谷。ここ最近は結果が出ない試合が続いているが、6周年記念大会で復活の狼煙をあげることは出来るか？
 元パンクラシストとして、パンクラスに所属する内村洋次郎（パンクラスP’ｓLAB東京）と対戦することとなった渋谷修身（フリー）は「体調はバッチリです。内村選手の試合は映像でも見ているし、会場でも見ている。アグレッシブで気持ちの強い選手ですね。
パンクラス時代、自分は横浜で内村選手は東京だったので、ほとんど面識はないです。ZSTルールでは初めての試合ですが、今までと変わらないと思うし、普段と同じ練習で試合に臨みます」と落ち着いた表情でコメント。
対する内村は「アライケンジさんや謙吾さんに練習のメニューを組んでもらって、渋谷選手対策もしっかりやりました。自分はほとんど減量がないんで100％力が出せると思っています。
渋谷選手の試合はパンクラス時代のものを見たんですけど、レスリングが上手い、力が強いという印象です。僕が見た試合から（渋谷）は体重も落としているんで、僕とどんな風にかみ合うか。この試合が特別だという気持ちは今も変わらないです」と闘志を燃やしている。
ZST事務局
「ZST.18〜旗揚げ6周年記念大会〜」
2008年11月23日（日）東京・ディファ有明
開場16：00
第1部 オープニング/ジェネシスバウト16：10開始
第2部 本戦18：00開始
＜全対戦カード＞
▼メインイベント 初代GT-Fタッグ王座決定戦 15分1本勝負
所英男（チームゼスト）66.1kg
今成正和（Team-ROKEN）66.4kg
VS
矢野卓見（骨法鳥合会矢野卓見道場）67.6kg
横山大輔（X-ONE GYM湘南）66.0kg
▼セミファイナル ミドル級 シングルマッチ
内村洋次郎（パンクラスP’ｓLAB東京）76.8kg
VS
渋谷修身（フリー）76.5kg
▼第4試合 ライト級シングルマッチ
小谷直之（ロデオスタイル）69.9kg
VS
永田克彦（NEW JAPAN FACTORY）69.9kg
▼第3試合 ライト級タッグマッチ
伊藤健一（ALLIANCE）69.9kg
伊藤有起（ALLIANCE）69.9kg
VS
奥出雅之（ゴールドジムサウス東京/チーム09）69.9kg
佐東伸哉（P’s LAB東京）当日計量
▼第2試合 アブソリュート級 シングルマッチ ※GT-Fルール
豊永稔（格闘技スクールTRY）
VS
小谷ヒロキ（しんわトータルコンバット）
※アブソリュート（＝無差別）級のため計量なし
▼第1試合 フェザー級 シングルマッチ
清水俊一（総合格闘技宇留野道場）60.8kg
VS
藤原敬典（秋本道場Revo龍tion）60.9kg
＜オープニングバウト＞
▼第8試合 ライト級 6人タッグマッチ
太田裕之（ZFC）＆富山浩宇（P'sLAB横浜）＆荒牧拓（P'sLAB横浜）
VS
岡澤弘太（AXIS一宮）＆二ツ森敬浩（パラエストラ柏）＆山本裕次郎（チーム太田章）
▼第7試合 バンタム級 シングルマッチ ※パンクラスルール
矢島雄一郎（禅道会総本部）
VS
清水俊裕（総合格闘技宇留野道場）
▼第6試合 バンタム級 シングルマッチ ※SB-Xルール
田沼良介（勝村道場）
VS
大桑宏章（シーザージム）
▼第5試合 フェザー級 シングルマッチ
吾妻エメルソン（秋本道場Revo龍tion）
VS
山城裕之（しんわトータルコンバット）
▼第4試合 ミドル級 シングルマッチ
長井憲治（U-FILE CAMP赤羽）
VS
三浦伸哉（チーム「H」）
▼第3試合 フェザー級 シングルマッチ
杉田一朗（心温塾）
VS
宗形恭夫（DEEP OFFICIAL GYM IMPACT）
▼第2試合 女子フライ級 シングルマッチ ※GT-Fルール
合庭未記（リバーサルジム）
VS
岩本 恵（GRABAKA柔術クラブ）
▼第1試合 ミドル級 シングルマッチ ※GT-Fルール
大沼啓介（FSFA）
VS
佐伯尚哉（格闘技スクールTRY）
＜ジェネシスバウト＞
▼第7試合 ライト級 シングルマッチ
佐藤好宏（チーム09）
VS
鳥海 誠（AACC）
▼第6試合 フェザー級 シングルマッチ
川頭広卓（ALLIANCE）
VS
小林良太（リバーサルジム）
▼第5試合 ウェルター級 シングルマッチ
鳥山洋一郎（ロデオスタイル）
VS
長谷川 智（総合格闘技宇留野道場）
▼第4試合 フェザー級 シングルマッチ
竹中 慎（P’ｓLAB東京）
VS
黒澤信也（リバーサルジム）
▼第3試合 フライ級 シングルマッチ
伊海敬介（SUBMIT静岡）
VS
藍 寛之（総合格闘技GROW）
▼第2試合 バンタム級 シングルマッチ
近藤正俊（RIKI GYM）
VS
早坂優瑠（CORE）
▼第1試合 ライト級 シングルマッチ
大野翔舞（総合格闘技move）
VS
赤広洋介（U-FILE CAMP調布）
＜チケット料金＞
VIP席 17,000円/SRS席 10,000円/SS席 8,000円/S席 6,000円/A席 5,000円
＜当日券＞
SRS席 10,500円/SS席 8,500円/S席 6,500円/A席 5,500円（若干枚数/1人2枚まで）
※15：00より会場で販売
＜チケット発売場所＞
チケットぴあ 0570-029-999（Pコード/594-770）
後楽園ホール 03-5800-9999
＜お問い合わせ＞
ZST事務局 03-5388-0808
●2008年度の年間スケジュール
11月23日（日）東京・ディファ有明「ZST 6周年記念大会」
12月21日（日）東京・ゴールドジムサウス東京アネックス「SWAT!」（予定）
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