5月16日(土)東京・新宿FACEにて、マーヴェラスジャパン『女子総合格闘技団体ジュエルス
3rd Ring』が開催され、セミファイナルで勝利した石岡沙織(空手道禅道会小金井道場)が“秒殺女王”藤井惠(AACC)に対戦を要求した。
この日、キックボクシングルールに投げ、立ち関節を加えたシュートボクシングルールに初挑戦し判定勝利した石岡はマイクを握ると、「藤井恵選手はいらっしゃいますか? アブダビコンバットの試合とかいろいろあると思うんですけど、予定が合えば、ぜひ私と試合をしてください」と対戦を迫る。
リングに上がった藤井は「こちらこそよろしくお願いします」と二つ返事で石岡の要求を受諾。石岡は「普段なら胸を借りてとか言うんですけど、勝ちに行かせてもらいます」と自信満々のコメントを飛ばすと、会場は大盛り上がり! 藤井も応戦するかたちで「私もいつも通り、倒しにいきたいと思います。お互いに力いっぱい戦いましょう」と健闘を誓いあっていた。
大会終了後、囲み取材に応じた石岡は「藤井選手とはずっとやりたいと思っていました。言っちゃえばやらせてもらえると思って言いました(笑)。“胸を借ります”といえば、自分が強くなりません。藤井選手とやることで自分の成長が楽しみになります。対戦が決まったら、働きながらの練習では(藤井には)勝てないので、2ヵ月間分の生活費のお金をカードで借りて(笑)、練習に集中したいと思います」と全てをかけて一大決戦に臨むと意気込んでいた。
尾薗勇一代表取締役は「今回のSBルール挑戦を石岡選手が乗り越えたら、『藤井選手に挑戦しませんか?』という考えていたところでした。先に本人の口から言われたので驚いています」とコメント。
この夢の対決は次回開催の7月11日(土)東京・新木場1stRING大会か、9月大会で行う予定だという。
なお、大会休憩明けには、女子プロレスラーの風香(フリー)とシュートボクシングレディース部門のエース、レーナがリングに上がりあいさつ。
風香は「ジュエルスのリングには同じ女子プロレスの仲間が活躍していて元気をもらっています。私も機会があれば上がることがあるかもしれないので、その時は応援よろしくお願い致します」とアピール。
続いて、レーナは「ジュエルスさんとシュートボクシングが提携したということで、次はシュートボクシング代表としてこのリングに立ちたいと思います。今、世の中は暗いニュースばかりですけど、私たちのファイトを見て元気になってもらえればと思います」とジュエルス参戦を予告していた。
マーヴェラスジャパン/DEEP事務局
「女子総合格闘技ジュエルス」
2009年7月11日(土)東京・新木場1stRING
開場開始未定
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