11月16日(月)東京・五反田にある修斗GYM東京にて、11月23日(月・祝)東京・JCBホールで開催される『プロフェッショナル修斗公式戦
REVOLUTIONARY EXCHENGES 3』に関する記者会見が行われ、全対戦カードが発表された。
10・30バーリトゥードジャパンのリング上で発表された“修斗VSパンクラス”の対抗戦。その第一弾カードとして和田拓也(SKアブソリュート)VS山下志功(パラエストラ札幌)、大石幸史(パンクラスism)VS朴光哲(KRAZY
BEE)の2試合が決定していたが、大石が左股関節靭帯損傷と診断され、今大会を欠場。代役として坂口征夫(坂口道場一族)の出場が決定した。
そして対抗戦の追加カードとしてマモル(シューティングジム横浜)VS清水清隆(SKアブソリュート)、藤井惠(AACC)VSWINDY智美(パンクラスism)の2試合が決定。これで修斗VSパンクラスの対抗戦は全4試合が行われることとなった。
会見にはサステイン坂本一弘代表、パンクラスフロントの坂本靖氏、対抗戦出場選手が出席し、それぞれコメントを残した。
修斗のリングに乗り込む形となるパンクラス坂本靖氏はまず「大石選手の欠場について、すいませんでした。試合まで一週間を切っている中で、坂口選手が男気を見せてくれて『自分がいきます』と言ってくれたことに感謝します」と挨拶。
このタイミングで修斗との対抗戦が決まった経緯を「バリジャパの後に坂本一弘代表からもあったんですが、前から(修斗VSパンクラスの)話はしていて、対抗戦をJCBホールでやってみたいということだったんですね。だから大会ありきで進んでいた話ですね」と説明する。
対抗戦に向けては「これまでパンクラスと修斗は比較されることが多かったですが、プロイズムという部分ではパンクラスの選手の方が修斗の選手よりも出していけると思います。今回はそれを見ていただきたい」と“パンクラスのプロらしさ”を見て欲しいと語った坂本靖氏。
今後の対抗戦のプランや展望に関しては「資料を見てもらえば分かる通り、修斗のロゴは○でパンクラスのロゴが×ということで(修斗とパンクラスは)合わないんですね(笑)。対抗戦は細く長くやってもあれなんで、(対抗戦を)やれる時にドーンとやるとか、回数を絞ってやるとか。上手くお互いに興行を調整して、インパクトのある対抗戦をやっていけたらなと思います。
それが当初の坂本一弘代表の提案でもあった古くからのファンを呼び戻すことにもつながるし、今のファンにとっても見たことがない選手を見ることになる。修斗のファンがパンクラスを見に来てくれることにもなるでしょうし、相乗効果になればなと。リング上はバチバチやって、リング外では上手くいい関係で行きたいなと思っています。パンクラスに出てもらいたい修斗選手? そこは大人に全員です(笑)」と話している。
一方、パンクラス勢を迎え撃つ形となった主催者でもあるサステインの坂本代表は今大会のラインナップについて「まず大石選手が欠場となってしまったのですが、早く回復して欲しいというのが一つと、パンクラスの坂本さんに迅速に対応していただいたこと、坂口選手に試合をやりますと言ってもらったことは非常に感謝しております。
(対抗戦の対戦カードが決まらなかったことについては?)大会数が多くて、なかなか調整が上手くいかない部分があったんですが、蓋を開けてみれば藤井VSWINDYなど、面白い試合、対抗戦らしいカードが組めたんじゃないかなと思います」とコメント。
パンクラス坂本氏の「プロイズムという部分ではパンクラスの選手の方が修斗の選手よりも出していけると思います」という発言に対して、サステイン坂本代表は「そこは見せ方や見え方の違い、どこに意識を持っていくかだと思います。それは試合で分かるんじゃないですかね」と多くを語らず。
今後の対抗戦の展望については「今後も続けて交流していきたいと思っています。さっきのプロ意識ではないですが、パンクラスは素晴らしい選手の多い団体ですので、パッと1回で盛り上げることも大事だと思いますが、対抗戦に出たパンクラスの選手がパンクラスに帰ったり、修斗の選手がパンクラスにお世話になることもあると思うので、そこでお互いにぶつかり合うものが出来ればいいなと思います。
戦いは一期一会の部分もありますが、パンクラスという団体があり、修斗という競技がある限り、出来る限り交流は続けていきたいと思います」と長期的な交流を望む姿勢を見せた。会見に出席した対抗戦に出場する選手のコメントは以下の通り。
マモル
「前回のバーリトゥードジャパンにも出場して期間は短いんですが、いい話だと思って(試合を)受けさせてもらいました。ダメージもなく体調もいいので、いい試合を期待してください」
朴光哲
「対戦相手は変わりましたけど、対抗戦なんで盛り上げて行きたいと思います」
藤井惠
「修斗VSパンクラスの対抗戦、そしてWINDY智美選手と試合が出来ることをとても楽しみにしています。打撃でぶっ飛ばされないように気をつけながら、自分らしさを出す戦いをしたいと思います。面白い試合になると思うので、みなさん楽しみにしていてください」(※会見は欠席、コメントのみの発表)
坂口征夫
「急な話だったんですけど、パンクラスがあったからこそ、今の自分がいるわけで、いてもたってもいられず、(試合を)申し込みました。朴選手はとても強くて、試合も見ていていい選手だと思います。自分も盛り上がる試合をしたいと思います」
清水清隆
「自分は格上の選手とやらせてもらえるので、全力を出して戦いたいと思います」
そして会見ではメインイベントで行われる世界フライ級王座決定戦の調印式も行われ、ベルトを賭けて対戦する田原しんぺー(総合格闘技STF)とランバー・ソムデートM16(タイ)が挨拶。
それぞれ「決定戦に選んでもらって光栄です。今までやってきた成果を形に出来るなら、是非ベルトが欲しいです。ベルトを取りに行きたいと思います」(田原)「このチャンスをいただいてうれしく思う。ありがとうございます」(ランバー)と意気込みを語っている。
また通常の公式戦で世界ランカーのグスタヴォ・ファルシローリ(ブラジル)と対戦が決まった昨年の新人王&MVPの田村一聖(KRAZY
BEE)は「一生懸命、練習してきたんで、頑張っていい試合をしたいと思います。ランキングのことは気にしていませんが、絶対に負けたくないので勝ちに行きます」とコメントした。
大会に関する追加情報として、修斗20周年を記念して、1994年から2009年の修斗公式戦&バーリトゥードジャパンの中から厳選されたKOシーンだけを集めたDVD「修斗ベスト・オブ・ノック・アウト」の発売が決定。
全156試合を147分に濃縮収録した内容となっており、佐藤ルミナ、桜井“マッハ”速人らを始め、宇野薫、五味隆典、山本“KID”徳郁、川尻達也といったファイターたちの豪快なKOシーンが収録されている。
サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦
REVOLUTIONARY EXCHENGES 3」
2009年11月23日(月・祝)東京・JCBホール
開場14:00 開始16:00
<変更対戦カード>
▼ウェルター級 5分2R
朴光哲(KRAZY BEE/修斗世界ウェルター級8位)
VS
坂口征夫(坂口道場一族)
<追加対戦カード>
▼バンタム級 5分3R
マモル(シューティングジム横浜/元修斗世界2冠王&同級世界6位)
VS
清水清隆(SKアブソリュート/パンクラス・フライ級1位)
▼フライ級 5分2R
藤井 惠(AACC)
VS
WINDY智美(パンクラスism)
▼ライト級 5分3R
グスタヴォ・ファルシローリ(ブラジル/マッハ1/世界同級5位)
VS
田村一聖(KRAZY BEE)
<全対戦カード>
▼メインイベント(第10試合)初代世界フライ級王座決定戦 5分3R
田原しんぺー(総合格闘技道場STF/世界同級1位)
VS
ランバー・ソムデートM16(タイ/M16ムエタイスタイル/世界同級2位)
▼セミファイナル(第9試合)バンタム級 5分3R
神酒龍一(GUTSMAN・修斗道場/同級世界2位)
VS
菅原雅顕(和術慧舟會Duroジム/同級世界7位)
▼第8試合 ライト級 5分3R
グスタヴォ・ファルシローリ(ブラジル/マッハ1/世界同級5位)
VS
田村一聖(KRAZY BEE)
▼第7試合 ミドル級 5分3R
山下志功(パラエストラ札幌/前修斗世界ライトヘビー級王者)
VS
和田拓也(SKアブソリュート/ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト)
▼第6試合 ウェルター級 5分2R
朴光哲(KRAZY BEE/修斗世界ウェルター級8位)
VS
坂口征夫(坂口道場一族)
▼第5試合 バンタム級 5分3R
マモル(シューティングジム横浜/元修斗世界2冠王&同級世界6位)
VS
清水清隆(SKアブソリュート/パンクラス・フライ級1位)
▼第4試合 フライ級 5分2R
藤井 惠(AACC)
VS
WINDY智美(パンクラスism)
▼第3試合 フェザー級 5分3R
田澤聡(GUTSMAN・修斗道場/同級世界6位)
VS
勝村周一朗(リバーサルジム横浜グランドスラム)
▼第2試合 ウェルター級 5分3R
児山佳宏(パラエストラ松戸)
VS
加藤鉄史(PUREBRED SAIPAN TRENCH TECH)
▼第1試合 ウェルター級 5分2R
パオロ・ミラノ(イタリア/パラエストラ東京)
VS
杉江“アマゾン”大輔(ALIVE)
<チケット料金>
SRS(アリーナ)席15,000円 RS席(アリーナ)10,000円
パノラマ席(第1バルコニー)10,000円
A席(第2バルコニー)8,000円 B席(第3バルコニー)6,000円
<チケット販売所>
ディスクガレージ=TEL:03-5436-9600
電子チケットぴあ=TEL:0570-02-9999(Pコード: 未定)
ローソンチケット=TEL:0570-08-4003(Lコード: 未定)
CNプレイガイド=TEL:0570-08-9999
書泉ブックマート=TEL:03-3294-0011
フィットネスショップ水道橋=TEL:03-3265-4646
後楽園ホール=TEL:03-5800-9999
東京イサミ=TEL:03-3352-4083
チケット&トラベルT-1=TEL:03-5275-2778 http://www.t-1.jp/
tk/
イープラス=http://eplus.jp/
e-ticket=http://www.e-ticket.net
修斗GYM TOKYO=TEL:03-3441-9424
<お問い合わせ>
サステイン=TEL:03−5759−6863
●2009年度 プロフェッショナル修斗公式戦スケジュール
11月23日(月・祝)東京・JCBホール「REVOLUTIONARY EXCHENGES 3」
11月29日(日)徳島・北島公園総合体育館「GRAPPLINGMAN09 闘裸男」
12月13日(日)東京・新宿FACE「THE ROOKIE TOURNAMENT 09 FINAL」
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