5月30日(日)東京・新宿FACEにて開催されるJ-NETWORK『J-GIRLS Catch
The stone〜8』の「「フライ級次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦」で対戦する林田昌子(藤原)と田中佑季(青春塾)のインタビューが、主催者を通して発表された。
林田は、100戦以上を戦い抜いた伝説のキックボクサー・藤原敏男率いる藤原ジム所属。その厳しい稽古に耐え抜き、長い年月をかけて培ってきた心技体がここに来て一体化。「今年の林田はヤバ過ぎる」世評通りの結果は出るのか。
対する田中は山本優弥、石川直生といった人気選手を擁する青春塾所属。そして林田と同様、田中も今年に入り連勝街道爆走中。昨年7月の「J-GIRLS
Japan Queen Tournament 2009 決勝戦」で敗れた安倍基江(アカデミア・アーザ/World
Queen Tournament 2009準優勝)とこの3月に再戦。見事リベンジを果たし、晴れてこの決勝戦の舞台に立つ事となった。
■林田昌子「三十路になって落ち着きました」
――前回の3月大会ではジェット・イズミ選手に見事な勝利でした。
「ありがとうございます!」
――ジェット選手とは2007年5月の「J-GIRLS認定初代ミニフライ級王座決定トーナメント決勝戦」以来。そしてリベンジを果たせました。
「本当に、やっぱり強かったですが、勝てて良かったです」
――今年に入り、出だしから絶好調ですね。昨年は敗戦でつらい時期もあったかと思いますが、その後、変化するきっかけ等が何かあったのでしょうか。
「はい。昨年1月に神村さん、7月は安倍さんに(負けました)……。でも8月に三十路になって、精神的に落ち着きました(笑)」
――今回対戦する田中選手とは新日本キック興行“ANGEL’S”時代から縁があるかと思いますが、田中選手にはどんな印象がありますか?
「豪腕(笑)。あと、誰に対しても低姿勢で、面白い人だなーって」
――今回が初対戦になりますが、何か特別な対策は立てていますか?
「特にありません。……というか、言えません!」
――藤原会長にはどんなアドバイスをされていますか?
「……秘密です!」
――昨年3月のインタビュー時に「一番印象に残っているのがグレイシャア(亜紀)選手との試合」とおっしゃっていましたが、それは今でも変わらず?
「はい! グレイシャア選手は私がキックを始めた時から活躍されていて、試合が出来ると決まった時はもう、夢のようで……。今までの試合の中でも一番練習しましたし、実際、試合をしていて“楽しい”と感じたんです。結果は……アレですけど……。でも皆に優しいし、本当に素晴らしい方だと思います」
----そのグレイシャア選手が先日「林田選手は気持ちと体が一致してきた」とコメントしていました。
「……恐縮です(汗)」
----タイトルマッチ目指して頑張って下さいね。
「はい! 頑張ります!」
■田中佑季「そりゃ……まぁ……おみそにもなれば」
――昨年7月に安倍基江選手に敗れ、そして前回の3月大会で見事リベンジを果たしました。
「とにかく勝ててホッとしました。あの(延長戦の)ダウンが無ければ、勝っていたかどうか分かりません。それぐらい、実力差のない均衡した試合内容だったと思います」
――あのダウンを奪った瞬間から、田中選手に何か神がかったようなものを感じました。
「あの時の試合は声援の力の大きさというものを改めて実感させて頂きました。そしてファンの方に支えてもらってないと、自分は弱い人間なんだという事も再認識させられました」
――田中選手のファンは今かなり増えていますからね!
「いや〜有難うございます!」
――さて話題を変え対戦相手の林田選手についてお聞きしたいのですが、林田選手とは実際、交流があるのでしょうか?
「いや、引退するまでは他の選手達とプライベートでは仲良くしないと決めているので……」
――やはり“鉄の女”ですね(笑)。
「(笑)。林田選手がどんな方なのかはちょっと分からないのですが、ファイターとしては気持ちが強く根性もあるし、ファイトスタイルも確立されていて尊敬しています」
――なるほど。そして今回勝利すればグレイシャア亜紀選手が待っています。
「はい。グレイシャア選手もまた巧くて、強くて、カッコ良くて……本当に素晴らしい選手だと思います」
――グレイシャア選手が「田中選手は精神的にもひと回り大きくなった」と言っていましたよ。
「えー! 自分の変化に気づいてもらえて素直に嬉しいし、有難いです。でも、自分がひと回り大きくなった間に、グレイシャア選手は精神的にも技術的にも“ふた回り”大きくなってました(笑)」
――変化といえば先日、同門の山本優弥選手がご結婚されましたよね。三十路になったばかりの田中選手ですが、やっぱり結婚を意識したりしますか?
「“三十路になったばかりの”というくだりが面白いですね(笑)。そりゃ……まぁ……“おみそ”にもなれば……意識しまくりですけど。でも結婚も試合と同じで、相手がオファーを受けてくれなければ成立しないものなので(笑)」
――面白いオチを有難うございます(笑)諸々頑張って下さい!
また、J-GIRLSランキング査定会議が開かれ、昨日5月19日付でPIRIKA(ミルキーウェイ)がJ-GIRLSアトム級5位、丸中雅恵(ワイズスポーツジム)がJ-GIRLSアトム級6位にランキングされた。
J-NETWORK
「J-GIRLS Catch The stone〜8」
2010年5月30日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 試合開始17:30
<全対戦カード>
▼メインイベント(第10試合) アトム級アジア親善試合 サバイバルマッチ1
Little Tiger(F・TEAM TIGER/J-GIRLSアトム級王者)
VS
ノンブア・ルークピアリー(タイ/ワンソンチャイプロモート)
▼セミファイナル(第9試合) 初代J-GIRLSライト級王者決定戦 2分5R延長1R
村上リエ(DRAGON GYM/WPMO女子世界ライト級王者)
VS
イ・ヒョンジ(韓国/EMA/JYジョンイ)
▼第8試合 ミニフライ級次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
安倍基江(アカデミア・アーザ/World Queen Tournament 2010準決勝)
VS
紅絹(フォルティス渋谷/同級1位)
▼第7試合 フライ級次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
田中佑季(青春塾/J-GIRLSフライ級1位)
VS
林田昌子(藤原)
▼第6試合 バンタム級次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
陣内まどか(Black PUG/同級4位)
VS
難波久美子(MA・契明/日本チャクリキ協会バンタム級王者)
▼第5試合 フェザー級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝 第2試合 サバイバルマッチ1
真(峯心会/同級3位)
VS
桜朋梨恵(チーム・ティーラ)
▼第4試合 フェザー級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝 第1試合 サバイバルマッチ1
龍子(RT/J-GIRLSフェザー級1位)
VS
大石綾乃(OISHI GYM)
▼第3試合 アトム級次期王座挑戦者決定トーナメント1回戦 第3試合 サバイバルマッチ1
山田真子(Weed GYM)※デビュー戦
VS
yu_kid(レグルス池袋)
▼第2試合 アトム級次期王座挑戦者決定トーナメント1回戦 第2試合 サバイバルマッチ1
PIRIKA(ミルキーウェイ/同級5位)
VS
443(フォルティス渋谷)
▼第1試合 アトム級次期王座挑戦者決定トーナメント1回戦 第1試合 サバイバルマッチ1
丸中雅恵(ワイズスポーツ/同級6位)
VS
奥村ユカ(S-KEEP)
<チケット料金>
SRS席10,000円 RS席7,000円 S席5,000円
※当日券は1,000円増し
※立見3,000円(当日売り)
<チケット販売所>
チケットぴあ
<お問い合わせ>
J-NETWORK株式会社=TEL:03−3419−0536
J-NETWORK
「J-GIRLS Catch The stone〜8」
2010年7月25日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 試合開始17:30
<決定対戦カード>
▼メインイベント J-GIRLSミニフライ級タイトルマッチ 2分5R延長1R
神村エリカ(TARGET/J-GIRLSミニフライ級王者)※神村江里加から改名
VS
次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦の勝者
▼セミファイナル J-GIRLSフェザー級王座決定戦 2分5R延長1R
次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝・第1試合の勝者
VS
次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝・第2試合の勝者
▼J-GIRLSバンタム級タイトルマッチ 2分5R延長1R
水野志保(名古屋JKF/同級王者)
VS
次期王座挑戦者決定トーナメント決勝戦の勝者
<チケット料金>
SRS席10,000円 RS席7,000円 S席5,000円
※当日券は1,000円増し
※立見3,000円(当日売り)
<チケット販売所>
チケットぴあ
<問い合わせ>
J-NETWORK株式会社=TEL:03−3419−0536
e-mail:ishigaki@kickboxing.co.jp
●アラフォートーナメント出場選手募集
■J-GIRLS アラフォートーナメント 2010〜ミニマムクラス〜
<日程>
一回戦 7月25日(日)または9月20日(月・祝)東京・新宿FACE
※4名トーナメント予定
<募集年齢>
35歳〜45歳の健康な女性(プロ選手)
<募集階級>
47〜50kg(現在調整中)
<申込み締め切り>
2010年5月31日(月)
※希望者が規定に達し次第締め切る。
■J-GIRLS アラフォートーナメント 2010〜マキシマムクラス〜
<日程>
一回戦 7月25日(日)東京・新宿FACE
決勝戦 9月20日(月・祝)東京・新宿FACE
<募集年齢>
35歳〜45歳の健康な女性(プロ試合経験者)
<募集階級>
56〜59kg(現在調整中)
<申込み締め切り>
2010年5月21日(金)
<問い合わせ>
J-NETWORK株式会社
J-GIRLSイベントプロデューサー・石垣
または 広報・立澤まで
TEL:03−3419−0536
e-mail:ishigaki@kickboxing.co.jp
tatsuzawa@kickboxing.co.jp
●2010年度 J-GIRLS大会スケジュール
5月30日(日)東京・新宿FACE
7月25日(日)東京・新宿FACE
9月20日(月・祝)東京・新宿FACE
10月17日(日)東京・新宿FACE
12月12日(日)東京・ディファ有明
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