7月11日(日)千葉・ウィラサクレック天王台ジムにて、M-1のプロテストが実施された。
M-1は今年1月23日に発足されたJMD(ジャパン・マーシャルアーツ・ディレクターズ)の管理下に置かれ、3月21日の興行からJMDが全面的に興行に立ち会うことになっている。
M-1でのプロテストは、今後JMDが認定するプロテストとなり、藤原敏男JMD理事長立ち会いのもとで行われていった。
プロテストの内容としては、実技試験として、まず最初にパンチだけのスパーリング(基本評価、2分)、インターバルを経て、キックと首相撲を加えたスパーリング(総合評価、2分)をそれぞれ実施。その後、防具とバンテージを外しての首相撲。首相撲(1分)に関しては、ヒザ蹴りも有効とされ、ヒザ蹴りも評価の対象となる。
実技試験を終えた後に体力測定試験(腕立て伏せ・ヒンズースクワット・腹筋)が行われた。その後、口頭での講習が行われ、試合における基礎知識のチェックとなった。
プロテストが終了し、藤原JMD理事長はスパーリングに関して「個人差は多少ありますが、プロを目指す以上は相応の練習をしてくるわけですから、それなりのことが出来て当たり前だと私は思っています。でもスパーリングを見ていると、動きはいいですね。
私の(現役)時代と違ってレベルが高い。荒削りな部分はあるけれど、全体的にいいと思います。」と評価するコメントを残す一方で、試合で最も重要とされるスタミナがやや不足しているのでは?との指摘をしていた。
また、山本智M-1MC代表は「プロテストで第三者の人が見ている中で行われたので、見られているという意識の中で出来るという意味ではよかったんじゃないでしょうか。今後は年3回のペースでプロテストを実施していきたいです。フリーでも受験が可能なので、一人でも多くの方にうちのプロテストを受験して頂きたいものです」とコメントしている。
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