↑（後列左から）高橋、サーサ、渡辺、ドール、イメージガール、シーザー会長、V一、RENA、 ジャルジエビック、マルチネス

　 8月28日（土）東京・赤坂にあるスカパーJSAT赤坂本社にて、明日（日）東京・グランドプリンスホテル赤坂で開催されるシュートボクシング協会「SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT 『Girls S-cup2010』」の前日計量と会見が行われた。

　2回目の『Girls S-cup』は世界各国から選手が集結して、世界最強のツヨカワを決めるにふさわしい大会にバージョンアップ。その大会の前日計量では、トーナメント出場のケイト・マルチネス（ホイス・グレイシー柔術アカデミーコロラド）が契約体重の51kgより0.35kgオーバー、サマンタ・ヴァン・ドール（TEAM SOUWER）は2.3kgオーバーで再計量となっているが、前回優勝者のRENAなど他の選手は1回で計量をパスしている。

（その後、マルチネスは再計量でパス、ドールは再々計量でパスした。ただし、ドールは再々計量の最大時間となる4時間を大幅に超えて23時に至ったため、ファイトマネーの減額をペナルティーとして適用される）

　会見ではトーナメント出場選手が挨拶。第5試合の1回戦は日豪対決。

クリスティーナ・ジャルジエビック（JABOUT）「トーナメントに呼んでいただいて本当に光栄に思っております。このGirls S-cupに出られることを楽しみにしております」

高橋　藍（シーザー）「選手一同が揃うと豪華な大会だなと、そして私が一員として参加できることを嬉しく思います。明日は今までやってきたことを全部出すだけなので、やっとこの日が来たなということで、段々と緊張と楽しみが入り交ざっております。明日は本当に楽しみですね」

　第4試合の1回戦では、前回大会でスープレックスを連発して準優勝したV一（MAX柔術アカデミー＆ヨガスタジオ）が登場。

V一「明日は今まで練習したことを出せるので楽しみでしょうがないです。対戦相手のサマンタ選手が計量をオーバーしているみたいなんですけど、自分より顔が小さいのはなぜでしょう？（笑）減量ギリギリの自分の顔よりも小さいので悔しいです。明日はこの悔しさを全部ぶつけたいと思いますので、皆さん期待してください」

サマンタ・ヴァン・ドール（TEAM SOUWER）「私はシュートボクシング協会に招待されて、本当に感謝しております。緊張しておりますけど、明日は良いショーを作りたいです」

　第3試合の1回戦は、それぞれ柔術、そしてムエタイをベースとする選手の異種格闘技対決。

ケイト・マルチネス（ホイス・グレイシー柔術アカデミーコロラド）「アメリカから参りまして、この大会に出場できることに光栄に思っております。アメリカ代表として良い試合をしたいと思います」

サーサ・ソーアリー（ソーアリー）「日本に来ることができて光栄に思います。シュートボクシングというのは豪華な舞台だと思います。明日は今まで頑張ってきたことを全部出したいと思います。皆さん期待していてください」

　第2試合の1回戦は、以前から舌戦を繰り広げてきたRENA（シュートボクシング及川道場）と渡辺久江（池袋BLUE DOG）の因縁対決。

　連覇を狙うRENAは「私はこの大会に自覚と責任を持って臨みます。優勝することが使命だと思っています。でも私、これで優勝しても優勝というのが目標ではなくて、もっと上を目指しているので、これは通過点でしかないので必ず優勝します。ありがとうございました」。果たしてSBを背負い、重いプレッシャーを跳ね除けて、RENAはトーナメントの頂に再び立てるのか？

　一方の渡辺久江は「いい感じの外国人選手が集まって、このような大会でRENA選手と闘えるのが凄く嬉しいですけど、今までどのようにRENA選手を盛り上げようかと考えつつ、うまく行かないなと人生の難しさを達観しているんですけど、ぶっちゃけRENA選手の人生はどうでもいいので、自分の人生のほうが大変なので、この大会を頑張って、楽しんで、人生を前向きに生きていけるように、良い大会にできるように自分も残せたらいいなと思います。外国人選手を目の前にすると闘いたくなったので、本当はRENA選手の試合だけと思ったんですけど、この先も見て、優勝を狙っていきたいと思います」

　また記者からシーザー会長へ優勝するためのポイントが質問されると、「精神的なものが一番大事じゃないかなと思う。冷静に、でも冷静すぎても駄目なので、半分は興奮した気持ちを抑えながら、冷静な試合が出来たら必ず優勝できると。あと1回戦が一番大事かなと。ここを抜ければファイナルまで行けるんじゃないかと。選手の前にいるとワクワクしてきたので、明日は期待してもらってもけっこうです」とコメントした。

　今回のトーナメント1回戦は偶然にもアラサーVS10代の対決となったが、これについてアラサーの選手たちは、「初めてアラサーということに気づきました（苦笑）。戦績だけだと一番浅いですが、戦績だけでは計り知れないのがトーナメントや闘いにあると思いますので、そういう意味では若手のつもりでやります」（高橋）、「相手よりは人生経験が豊富だということで、上から目線で行きたいと思います。その前に体重を落としなさいよね！」（V一）、「自分で散々トシのことをネタにしてきましたが、人に言われると本当にムカつくので勘弁してほしいなと思います（苦笑）。でも（選手が）並んでいるのを観て本当にカワイイなと。ちょっと死ぬ気で頑張ります」（渡辺）。

　明日は世代闘争という観点からも楽しめる大会となりそうだ。2010年真夏の東京で最強のツヨカワになれるのは果たして誰か？　歴史に残る大会を見逃すな！

　その他の選手のコメントは以下の通り。

HIROKO（マスタージャパン）
「明日の試合は対戦相手が変わったけど、練習してきたことをしっかり出して、熱い試合ができたらと思ってます。応援よろしくお願いいたします」

サンディ・ファーナ（JABOUT）
「明日の試合は楽しみにしております。総合格闘技は初めての試合となりますが、私がオーストラリアでしっかりやってきたスタンドやムエタイのことを含めて、この試合に出し切る形にしていきたいと思います。皆様の応援をよろしくお願いいたします」

AZUMA（y-park）
「今回、こんなに大きな試合に出られて嬉しく思っております。明日の試合は練習してきたことが、全力で出るように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」

超弁慶（ガムランナック）
「今回はこのような大会にお招きいただきましてありがとうございます。今回は一瞬一瞬を大事にして、倒すか倒されるかの熱い試合をしていきたいと思います。よろしくお願いいたします」

高橋奈苗（パッションレッド）
「明日はいよいよシュートボクシング初めてのリングで、今からワクワクしております。事前の取材などで風香選手が“地獄のメリーゴーランド”という舐めた技を考えていると聞いて、私のキックの先生である小林聡さんが必殺技を伝授してくれました。その名も“極太ばんざい！”。明日はそれを出して、そしてナナラッカも出して、私のパッションでシュートボクシングのリングも熱く染め上げたいと思います。よろしくお願いいたします」

風香（フリー）
「五カ月ぶりにリングに立つことになりました。プロレスでは高橋奈苗さんに勝つことはできませんでしたが、最後の最後で自分が力を発揮できる場で試合できるのが嬉しいです。明日は今回のために用意した“地獄のメリーゴーランド”でグルグル振り回して、しっかりと失神KOさせて、高橋奈苗さんのシュートボクシングを苦い思い出にしたいと思います。頑張ります」

熊谷　夢（シーザージム新小岩）
「試合を組んでくれてありがとうございます。夏休みはシーザージムで毎日練習して、疲れてもまた次の日も行きました。ここまで来たからには風香さんのように頑張りたいと思います」

市井　舞（アイスリボン）
「山田選手はキックボクシングでリングに上がっているのを何回か観て、すごいガッツのあるファイターですごいすごい大好きな選手なので、試合を組んでいただき光栄に思っております。今回は自分もガッツを出して、殴り合いの末に右フックでKOしたいと思います。あとリザーブマッチですが右に磨きをかけてきたので、代わりにトーナメント出場ができたら、右フックと右アッパーでKO連発したいと思います。よろしくお願いいたします」

山田純琴(y-park/NJKF女子初代アトム級王者)
「明日は全力でやるだけです。よろしくお願いいたします」

岡加奈子（シーザー）
「このような舞台に上がれることを光栄に思います。観に来てくれるお客様もそうですけど、相手の方にも面白い試合ができたと思えるような闘いをしたいです」

正木純子（HILL TOP/J-GIRLSバンタム級5位）
「日本で試合をするのが久しぶりで、最近は日本ではあまり勝ってないですが、明日は楽しい試合ができたらいいなと思います。よろしくお願いいたします」

※計量結果は以下の通り

シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT Girls S-cup2010」
2010年8月29日（日）東京・グランドプリンスホテル赤坂
開場14：00　本戦開始15：00

＜全対戦カード＞

▼メインイベント（第14試合）　Girls S-cuo 2010トーナメント決勝戦　2分3R延長2R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者

▼セミファイナル（第13試合）　ジュエルスマッチ　65kg契約　5分2R　
HIROKO（マスタージャパン/第4代スマックガール無差別級王者）
VS
サンディ・ファーナ（JABOUT/WKA女子世界ライト級王者）

▼第12試合　SBレディースマッチ　59kg契約　3分3R延長2R
AZUMA（y-park/NJKF女子フェザー級王者）
VS
超弁慶（ガムランナック）

▼第11試合　エキシビジョンマッチ
高橋奈苗（パッションレッド）
VS
風香（フリー）

▼第10試合　Girls S-cuo 2010トーナメント準決勝
V一×ドールの勝者
VS
高橋×ジャルジエビックの勝者

▼第9試合　Girls S-cuo 2010トーナメント準決勝
RENA×渡辺の勝者
VS
サーサ×マルチネスの勝者

▼第8試合　風香プロデュース〜女子キッズスペシャルマッチ　2分1R　
熊谷　夢（シーザージム新小岩）
VS　
植村風香（及川道場）
　　　
▼第7試合　風香プロデュース〜女子キッズスペシャルマッチ　2分1R　
藤田梨乃（湘南）
VS
古川桃花（及川道場）　

▼第6試合　Girls S-cuo 2010トーナメントリザーブマッチ
市井　舞（AACC/UKF女子総合格闘技インターナショナルフライ級王者）
VS　
山田純琴(y-park/NJKF女子初代アトム級王者)　　　　　

▼第5試合　Girls S-cuo 2010トーナメント1回戦第4試合
高橋　藍（シーザー/SB日本レディース3位）
VS
クリスティーナ・ジャルジエビック（オーストラリア/MAF女子フライ級トーナメント覇者）

▼第4試合　Girls S-cuo 2010トーナメント1回戦第3試合
V一（MAX柔術アカデミー＆ヨガスタジオ/VALKYRIEフェザー級王者）
VS
サマンタ・ヴァン・ドール（オランダ/TEAM SOUWER/シュートボクシングオランダ/IPMF欧州フライ級王者）

▼第3試合　Girls S-cuo 2010トーナメント1回戦第2試合
サーサ・ソーアリー（タイ/ソーアリー/WPMF世界フライ級王者）
VS
ケイト・マルチネス（アメリカ/ホイス・グレイシー柔術アカデミーコロラド/IKF女子世界フライ級王者）

▼第2試合　Girls S-cuo 2010トーナメント1回戦第1試合
RENA（シュートボクシング及川道場/Girls S-cup2010優勝）
VS
渡辺久江（池袋BLUE DOG/初代DEEP女子ライト級王者）

▼第1試合　54kg契約　2分3R延長1R
岡　加奈子（シーザー）
VS　
正木純子（HILL TOP/J-GIRLSバンタム級5位）　　　　　

＜チケット料金＞
RRS席20,000円　RS席10,000円　S席5,000円
※当日券は各席500円増し。
立ち見券4,000円を会場入り口にて13：00より発売。

＜チケット販売所＞
チケットぴあ＝TEL：0570−02−9999
ローソンチケット＝TEL：0570−084−003（24時間受付）
イープラス＝http://eplus.jp/battle
レッスル池袋＝TEL：03−3989−0056
CNプレイガイド＝http://www.cnplayguide.com
板橋大山アメリカン＝TEL：03−3962−6443
フィットネスショップ＝TEL：03−3511−2711
チャンピオン＝TEL:03-3221-6237
書泉ブックマート＝TEL：03−3294−0011
後楽園ホール＝TEL：03−5800−9999
シュートボクシング協会＝TEL：3843−1212

＜お問い合わせ＞
シュートボクシング協会＝TEL：03−3843−1212

シュートボクシング協会
「維新−ISHIN−其の四」
2010年9月18日（土）東京・後楽園ホール
開場17：00　本戦開始17：30

＜決定対戦カード＞

アンディ・サワー（オランダ/チーム・サワー/S-cup2002・2004・2008優勝、K-1 WORLD MAX世界トーナメント2005・2007優勝）
VS
日菜太（湘南格闘クラブ/初代RISEミドル級王者、2010年K-1 WORLD MAX日本トーナメント第3位）

梅野孝明（シーザー/SB日本スーパーウェルター級王者）
VS
鈴木　悟（バンゲリングベイ・スピリット/unit-K/元プロボクシング日本ミドル級王者）

＜チケット料金＞
RRS席15,000円（最前〜2列目、パンフレット付き）
RS席8,000円　SS席7,000円　S席6,000円
A席5,000円　B席3,000円
※当日券は各500円増し。

＜チケット販売所＞
チケットぴあ＝TEL：0570−02−9999
ローソンチケット＝TEL：0570−084−003（24時間受付）
イープラス＝http://eplus.jp/battle
レッスル池袋＝TEL：03−3989−0056
CNプレイガイド＝http://www.cnplayguide.com
フィットネスショップ＝TEL：03−3511−2711
チャンピオン＝TEL：03−3221−6237
書泉ブックマート＝TEL：03−3294−0011
後楽園ホール＝TEL：03−5800−9999
シュートボクシング協会＝TEL：03−3843−1212

＜お問い合わせ＞
シュートボクシング協会＝TEL：03−3843−1212

●シュートボクシング2010年興行スケジュール
〜SHOOT BOXING 25TH ANNIVERSARY SERIES〜
8月29日（日）東京・グランドプリンスホテル赤坂『Girls S-cup2010」
9月18日（土）東京・後楽園ホール『維新-ISHIN-其の四』
11月13日（土）東京・後楽園ホール『維新-ISHIN-其の伍』