9月28日(火)東京・ゴールドジム原宿にて、北岡悟(パンクラスism)が公開練習を行った。北岡は10月3日(日)東京・ディファ有明で開催されるパンクラス『PANCRASE 2010 PASSION TOUR』のメインイベントでケージフォース第3代ライト級王者・弘中邦佳(マスタージャパン)と対戦する。
2分1R、パンチのみのミット打ちを公開した北岡。随分とあっさりした公開練習だったが、「この公開練習の時間がとれるタイミングが、いつもパワーウェイトトレーニングをやってミット打ちをする時間なんです。ウェイトをやって、ミット打ちでほぐすのが自分のメニューなので。それだけの理由です」と説明した。
現在のコンディションを聞かれると、「疲れが抜けて調子がよくなってきました。先週は疲れていて心身共にすぐれなかったんですが、今はいい感じですよ」と笑顔を見せる。減量も「順調。前回は落ちすぎて意識して増やしたくらいでした。減量は相手の方が大変じゃないですか。当日は弘中さんの方が1〜2kg大きいと思っています」と余裕。
弘中対策については「弘中さんだからこうしたというのはないですが、弘中さんはこういう感じだろうというイメージはしています。映像を見て、仲間にも見てもらって。でも、決めるのは僕なので。イメージは作っていますが、それに凝り固まってはいない。全体的に自分の長所・短所を補ってきました。弘中さんにはここが大事だというのは意識してやってきましたが、それは前からやろうとやろうと思っていたことなんですよ。僕とやるとみんな僕に合わせるというか、僕の対策をしてきてくれるので、相手がやることはあまり変わらないんですよね」とした。
そのキーポイントはと聞かれると、「あまり言いたくない。弘中さんは寝技でも負けないと言っていたが、それでも一切組み技をやらない組み立て方をやってくると思っていますけれどね。相手が寝技でも相当強いのは前から僕自身が言っていること。それでもやらないと思う。そういうイメージでやってきました」とニヤリ。
「大事なのは自分自身がどう闘って勝つか。相手ではなく、自分と向き合ってきました。自分の弱さは誰しもが持っているものだけれど、今回は特に積極的に自分と向き合ったと思います。そっちの勝負の方が僕にとっては大事。そんなに弘中さんには興味がないので(笑)」と、意味深なことを言う北岡。
なぜ今回は特に向き合ったのかとの質問には「それは言いたくない」とノーコメント、パンクラスVSケージフォースという対抗戦図式を意識するかとの質問にも「言いたくないですね」と珍しくノーコメントを連発した。
「僕から何か言わない方がいいと思います。弘中さんはケージフォースのチャンピオンでも、ケージフォースで3試合くらいしかやっていないでしょう? 俺はキャリアのほとんどをパンクラスで過ごしている。何とも言えない想いがあるんですよ。語り尽くせないくらいの想いが。僕はチャンピオンにはなっていないけれど、パンクラスを常に代表してきたと思う。
今までは素直に何でも言ってきたけれど、それでいい部分も悪い部分も出てきました。今回は大人になったと思ってください(笑)。ただ、弘中さんサイドが僕対策をしっかりやってきていることは逆にナメられているなと思う。向こうは徒党を組んでいるので、大の大人が揃って敗北感を味わえばいいと思います」と吐き捨てる。
背負っているものが違うということか、そう聞かれた北岡は「それは当たり前でしょう。当たり前ですが、そこで勝負しようとは思っていません」と答える。。
今回の試合は“リスク”という言葉がテーマとなり、北岡が着ているTシャツにもRISKの文字が描かれていたが、「それに関しても言いたくない。自分がそう思ってどう向き合ってきたのかは今の段階では言いたくない。試合が終わって言いたくなかったら言うかもしれないけれど」と、これもノーコメント。
この試合で勝ってアピールしたいことについても、「弘中さんのインタビューを読んだら、勝つ前提のことが多かった。俺はそういうのは言わないでおきます。試合前に勝ったらどうとか、くだらないじゃないですか。勝つのは当たり前だし」と、ノーコメントとした。
9月5日のパンクラスで川村亮が桜木裕司にKO負け、9月26日にはケージフォースで近藤有己が若手の藤井陸平に敗れるなど、パンクラスには逆風が吹いている。それについては「意識はあります」と即答。「ただ、それは前からの話だし、僕の今回の相手は強敵だし、意味合いもある試合だと思う。僕のパンクラスに対する想いはこの試合で出し切るつもりです。あとには何も残らないくらい出したい。練習仲間や後輩にそれを見てもらいたい。分かるヤツには分かると思う。でも、それを見せたからって他の人が同じようには出来ないし、変な意味ではなく、それは期待していません。みんながそれぞれ頑張っていけばいいだけですから。僕なりのパンクラスへの想いは間違いなく見せられる自信があります」と、言いたいことは試合で表現するとした。
ピリピリしたやりとりが続いたが、最後はヘアースタイルについて聞かれると、「(パーマをかけて)最初は大人っぽくなったと思って気に入っていたんですが、膨らんできて面白くなってしまったので、試合前には切ります」と北岡は笑った。
パンクラス
「PANCRASE 2010 PASSION TOUR」
2010年10月3日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:00
<全対戦カード>
▼メインイベント ライト級戦 5分3R
北岡 悟(パンクラスism/同級2位)
VS
弘中邦佳(マスタージャパン/ケージフォース第3代ライト級王者)※初参戦
▼セミファイナル ライト級戦 5分2R
伊藤 崇文(パンクラスism/’95NBT優勝)
VS
サボウ・ミルチャ(ルーマニア/パラエストラ松戸/IKF拳法世界大会2008年70kg級王者) ※初参戦
▼第6試合 フェザー級戦 5分2R
大澤茂樹(SRC育成選手)
VS
斎藤正臣(高田道場)
▼第5試合 ウェルター級戦 5分2R
佐藤豪則(Laughter7/同級4位)
VS
中村勇太(和術慧舟會TEAM T-REX/T-REX JIUJITSU ACADEMY)
▼第4試合 バンタム級 5分2R
上嶋祐紀(Brave/2010年ネオブラッド・トーナメント準優勝)
VS
富田浩司(パンクラス稲垣組)
▼第3試合 フライ級戦 5分2R
松永義弘(禅道会新宿道場/2010年NBT準優勝)
VS
佐藤ハヤト(パラエストラ松戸)
▼第2試合 ライト級戦 5分2R
長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA)
VS
冨樫良介(ALLIANCE)※本戦初出場
▼第1試合 フェザー級戦 5分2R
川那子祐輔(秋本道場jungle junction)
VS
西野 聡(和術慧舟會TLIVE)
▼第3試合 パンクラスゲートフェザー級ワンマッチ 5分2R
小倉健市(KIBAマーシャルアーツクラブ)
VS
野村克彦(GRABAKAジム)
▼第2試合 パンクラスゲートフライ級ワンマッチ 5分2R
荒井 司(和術慧舟會TIGERPLACE)
VS
島袋 力(CORE)
▼第1試合 パンクラスゲートフライ級ワンマッチ 5分2R
小島壮太(吉田道場)
VS
木内崇雅(和術慧舟會駿河道場)
<チケット料金>
SS席10,000円 A席8,000円 B席6,000円 C席5,000円
※当日券は一律500円増し。
<チケット販売所>
パンクラスストア=http://www.pancrase-store.com
パンクラス=TEL:03−5725-7051
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード:594−040)
ローソンチケット=TEL:0570−00−0403(Lコード:33252)
イープラス=http://eplus.jp/battle/
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
レッスル池袋=TEL:03−3989−0056
ビデオショップチャンピオン=TEL:03−3221−6237
フィットネスショップ水道橋=TEL:03−3265−4646
チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館=TEL:03−3512−2080
バトルロイヤル=TEL:03−3556−3223
<お問い合わせ>
パンクラス=TEL:03-5725-7051
パンクラス
「PANCRASE 2010 PASSION TOUR」
2010年11月3日(水・祝)ディファ有明
開場15:00 開始16:30
<決定対戦カード>
▼ウェルター級 2010鳥生三番勝負第二弾 5分2R
鳥生将大(パンクラスism/同級7位)
VS
窪田幸生(坂口道場 一族)
<チケット料金>
SS席10,000円 A席8,000円 B席6,000円 C席5,000円
※当日券は一律500円増し。
<チケット販売所>
パンクラスストア=http://www.pancrase-store.com
パンクラス=TEL:03−5725-7051
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード:594−040)
ローソンチケット=TEL:0570−00−0403(Lコード:33254)
イープラス=http://eplus.jp/battle/
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
レッスル池袋=TEL:03−3989−0056
ビデオショップチャンピオン=TEL:03−3221−6237
フィットネスショップ水道橋=TEL:03−3265−4646
チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館=TEL:03−3512−2080
バトルロイヤル=TEL:03−3556−3223
<お問い合わせ>
パンクラス=TEL:03-5725-7051
パンクラス
「第18回西日本アマチュアパンクラス&第14回西日本パンクラスゲート2大会」
2010年10月17日(日)P’s LAB大阪
開場・選手集合・計量開始・競技用具チェック12:30〜13:00
開会式・ルール説明13:15〜
試合開始13:30〜
<試合形式>
共にワンマッチ
<試合会場>
P’s LAB 大阪大阪市浪速区大国1丁目5−4 MKビル2F
(地下鉄御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」5番出口より南に徒歩1分)
<参加資格>
アマチュアパンクラス:16歳以上の心身ともに健康な男性
パンクラスゲート2参加資格:格闘技歴2年以上で18歳以上の心身ともに健康
な男性
<階級>
アマチュアパンクラス:60kg未満、70kg未満、80kg未満、120kg未満
パンクラスゲート2階級:56.7kg以下、61.2kg以下、65.8kg以下、70.3kg以下、77.1kg以下、83.9kg以下、84.0kg以上
<参加料金>
アマチュアパンクラスルール:3,000円(P’s LAB会員は2,500円)
ワンマッチ:3,000円
<申込締切>
2010年10月8日(金)消印有効
<申込書取寄せ方法>
オフィシャルサイト内にあるhttp://www.pancrase.co.jp/pslab/index.htmlからプリントアウト、または直接P’s LAB大阪の受付でも入手可能。
〒556-0014 大阪市浪速区大国1-5-4 MKビル2F
ピーズラボ大阪「パンクラス西日本アマ大会」係
<お問い合わせ>
ピーズラボ大阪=TEL:06-6649-8530
●パンクラス2010年度興行日程
10月3日(日)ディファ有明
11月3日(水・祝)ディファ有明
12月5日(日)ディファ有明
12月19日(日)大阪・アゼリア大正
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