7月31日(土)14:00よりUstreamで記者会見が行われ、9月5日(日)東京・ディファ有明で開催されるパンクラス『PANCRASE 2010 PASSION TOUR』の追加対戦カードが発表された。
新たに発表されたのはパンクラス新アテナルール52.5kg契約5分2R、WINDY智美(パンクラスism)VSモニカ・ロバート(アメリカ/FIT NHB)の一戦。
パンクラスアテナ(女子部門)に初の外国人選手が参戦。ロバートは身長163cm、米国ニューメキシコ州出身。高校生の時からボクシングを始め、現在WBC女子世界ランキング1位、IBA女子バンタム級世界チャンピオン、NABF女子スーパーフライ級チャンピオンという実績を持つ。プロボクシング戦績は11勝(4KO)1敗。2009年から始めた総合格闘技でもわずか1年半の間に6戦し、5勝(3KO)1敗という好成績をあげている。そのルックスのよさもあり、CNNなどにも取り上げられたという。
以下、リリースにて発表されたモニカのインタビュー。
ーー日本でのパンクラス参戦が決まって、今どう思っていますか?
「パンクラスで試合が出来る機会をもらって凄く興奮しています。今、どんなに興奮しているか伝えきれないくらい嬉しいです。評判の高い大会に参戦して、名高い素晴らしい選手たちの中に入れるなんて光栄です。いままで以上のベストファイトを見せてたくさんのファンを増やしたいです。また将来呼んで貰えるように、絶対後悔させない試合をします!」
ーーかつてパンクラスに参戦していたあなたのチームメイトやコーチは、なんて言っていますか?(※FIT NHBはカーロス・コンディットが所属していたチーム)
「私と仲のよいチームメイトとコーチは、日本はリスペクトの国だと言っています。大会運営の全角度からプライドを持って仕事をしているのがパンクラスだと。全ての選手に対してのプロモーションも組織的によく運営されていて、この参戦は価値のある経験になると言っています」
ーーパンクラスに対しての印象は?
「私のパンクラスに対しての印象は、才能のある選手たちを参戦させ運営しているトップクラスの大会だと思っています。パンクラスを応援しているファンもトップクラスだと思います。私は日本を好きになって、日本も私を好きになってくれるといいなと思っています! 東京に到着するのが待ち遠しいです。日本の文化を学べるように1週間多く滞在して、たくさん思い出をつくって帰りたいと思っています。パンクラスで試合をすることをすごく楽しみにしています! 本当に心からありがとうございます」
これが1年9カ月ぶり(2008年12月7日、中井りん戦以来)のパンクラス参戦となるWINDY。坂本靖代表によると当初は8月8日の大会への出場を予定していたが、オファーを受けてくれる相手が見つからず、日本人から外国人の対戦相手にシフトして今回の参戦にこぎつけたという。
会見に出席したWINDYは、ロバートの写真を見ると「綺麗ですね」との感想。坂本代表は「思わず“ツヨカワイイとはこういうことだ!”というキャッチコピーをしました」とニヤニヤ。そのボクシングでの実績から噛み合うんじゃないかと問われたWINDYは「そうですね」と答え、「(試合を受けたことを)後悔させてやる」と言い放った。
「凄い身体をしていますね」と言うWINDYだが、「前回のイタリアでやった相手もボクサーでした。なので感覚はつかんでいます。問題はありません」と自信をのぞかせ、蹴って蹴って蹴りまくりますかと聞かれると「そうですね」と答える。
ボクサーが相手なら寝技で闘うことも考えるかとの質問には、意外にも「はい」と答えた。「なるかもです。勝負なので。打撃にはこだわっていますが、勝つためなら何でもあり。寝技の展開になる可能性もありますね。勝つためなら何でもしたいです」。
ロバートの寝技のレベルは未知数だが、坂本代表によれば「寝技から逃げる技術は十分にあります。基本的には打撃で倒したいタイプですが、平均的なレベルは十分に持っていると思います」とのこと。
今回のルールは新アテナルールとなり、これまでの1R3分から総合格闘技ではスタンダードな1R5分に変更。グラウンド状態での顔面への打撃が可能(パウンド)となり、顔面への蹴り上げと下からの顔面への蹴りが反則となる。9月5日から施行されるこのルールは坂本代表がWINDYルールと表現したとおり、WINDYの方から提案したルールだという。
「全体の流れを見ても5分が普通なので変えて欲しいと申し出ました。今回の試合が決まって、男性の試合で3分というのはなく特別な感じがするので、同じ5分にして欲しいと。元々はストライカーは3分の方がいいから、みたいな感じだったと思います。でもストライカー有利と言われるのがイヤでした。気持ち的には3分でも5分でも変わりませんが、共通して5分にして欲しいと言いました」
坂本代表は「前々から変えようというのはありました。レフェリー陣とも話をしていて、いい機会なので今回WINDY選手の望むルールになりました」と説明した。
ロバートについては「名前を聞いたのが10分前で写真を見たのも10分前」ということで、まだ試合映像は見ていないが、「(プロフィールを見ると)本物って感じですね。誰が聞いても本物だと思える。緊張してきました。いま見てビックリしましたね。こういう相手を呼んでいただいて嬉しいです。自分をアピール出来るこういう相手と出来るのはなかなかないと思うので頑張ります。今もう興奮してきました」と警戒心を高める。
“ツヨカワイイとはこういうことだ”とのキャッチフレーズには「ちょっとイラッとします。この会見資料にも相手のことばかりで、あたしの宣伝が全然載っていない。坂本さんらしいです」と、ムカついた様子で坂本代表を責める。
さらに、ロバートが試合後1週間滞在して日本を観光するとメッセージを送ってきたことに「ナメてますよ。ムカつきます。何しに来るんだって感じです。文化? 勉強に来る? はぁ? 病院に行ってもらいたい。もっとやる気が出てきました。ありがとうって感じです。イライラしてきましたね。足を蹴り散らしてやります。歩けないくらいに、へし折ってやりますよ」と、病院送りにすると怒りを爆発させた。
1年9カ月と期間が空いてしまったのは「WINDY選手がパンクラスに帰って試合をしたいという想いに応えたかった。パンクラスで試合がしたいとけっこう前から言われていたんですが、女子も2団体あったり選手も絶対数が少ないのでなかなかオファーしにくい状況じゃないですか。それで伸ばし伸ばしになっていました。当初、8月8日にしようと思って3人の選手にオファーをしましたが、全部断られました。即答が2人、1週間返事待ちが1人でしたね。それで根性据えて外国人しかいないとなって、ある程度レベルのある選手を呼びたいということでアメリカ、ブラジルにあたって今回ロバート選手がすんなりOKを出してくれました」と坂本代表が理由を説明。
WINDYは「自分の所属している団体ですからね。1年9カ月も出られなくて歯がゆかった。去年はヴァルキリー、修斗、DEEPといろいろでましたが、パンクラスは一度も出なかったので、歯がゆいとずっと言っていたんです。もうスネていました(笑)。自分の存在を忘れられちゃったんじゃないかって思っていました。何でパンクラス所属なのに出ないんだろうって知り合いからも言われましたし」と、今回の参戦を心待ちにしていたという。
「この試合で勝って世界と闘わせてもらいたい。日本人で日本で盛り上げるのは後輩たちに任せて、自分のやりたいこと、やり残したことをやりたいです。海外はもう自分にはないと思っていましたが、まだ挑戦できると思ったので世界と闘わせてもらいたいと思います」と、VS世界へ向けて意気込むWINDY。
試合への意気込みを聞かれると「最低、流血くらいはある。ナメたこと言っていますから。歩けなくなるくらいにして病院送りにします。楽しみにしていて下さい」と、女子格闘技最恐の女っぷりを発揮した。
また、女子タイトルの創設に関して坂本代表は「まずはWINDY選手が輝ける舞台を作っていきたいと思います。こういう相手とやって結果を出せたらベルトにつながるかもしれない。微力ながら全力を尽くして前向きに善処します」とした。
パンクラス
「PANCRASE 2010 PASSION TOUR」
2010年9月5日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:30
<決定対戦カード>
▼パンクラス新アテナルール 52.5kg契約 5分2R
WINDY智美(パンクラスism)
VS
モニカ・ロバート(アメリカ/FIT NHB/女子プロボクシングWBC世界1位)
▼フライ級王座次期挑戦者決定戦 5分3R
砂辺光久(TEAM reversal/同級1位)
VS
田原しんぺー(総合格闘技道場STF/修斗世界同級1位)
▼バンタム級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ
井上 学(U.W.F.スネークピットジャパン/初代王者)
VS
赤井太志朗(ノヴァ・ウニオン・ジャパン/同級2位/挑戦者)
<出場予定選手>
伊藤崇文(パンクラスism)
渡辺大介(パンクラスism)
アライケンジ(パンクラスism/フェザー級2位)
川村亮(パンクラスism/ライトヘビー級王者)
鳥生将大(パンクラスism)
エリヤ(坂口道場 一族/ライト級7位)
斉藤正臣(高田道場)※本戦初出場
花澤大介(フリー/ライト級5位)
福田雄平(フリー)
草・MAX(TEAM TACKLER)※草ホンマンから改名、本戦初出場
<チケット料金>
SS席10,000円 A席8,000円 B席6,000円 C席5,000円
※当日券は一律500円増し。
<チケット販売所>
パンクラスストア=http://www.pancrase-store.com
パンクラス=TEL:03−5725-7051
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード:594−040)
ローソンチケット=TEL:0570−00−0403(Lコード:33249)
イープラス=http://eplus.jp/battle/
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
レッスル池袋=TEL:03−3989−0056
ビデオショップチャンピオン=TEL:03−3221−6237
フィットネスショップ水道橋=TEL:03−3265−4646
チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館=TEL:03−3512−2080
バトルロイヤル=TEL:03−3556−3223
<お問い合わせ>
パンクラス=TEL:03-5725-7051
パンクラス
「PANCRASE 2010 PASSION TOUR」
2010年8月8日(日)東京・ディファ有明
開場15:00 開始16:30
※16:30〜ネオブラッドトーナメント
<決定対戦カード>
▼フェザー級戦 5分3R
鹿又智成(パラエストラ八王子/同級1位)
VS
大野“虎眼”賢良(総合格闘技ゴンズ)※初参戦
▼ウェルター級 5分2R
KEI山宮(GRABAKA)
VS
キム・フン(韓国)
▼ミドル級 5分2R
金井一朗(パンクラスism)
VS
大類宗次朗(SKアブソリュート)
▼ウェルター級 5分2R
ストラッサー起一(フリー)
VS
梁正基(スタンド)
▼ライト級 5分2R
AB(和術慧舟會駿河道場)
VS
野沢洋之(スタンド)
▼バンタム級 5分2R
村田卓実(和術慧舟會A-3)
VS
大石真丈(フリー)
▼フェザー級 5分2R
佐々木亮太(BAD ASS 13)
VS
今泉堅太郎(アブソリュート)
▼ライト級戦 5分2R
荒牧 拓(パンクラスP’sLAB横浜)
VS
フィリップ榎本 (Enomoto Dojo)
▼フライ級 ネオブラッドトーナメント決勝戦 5分2R
カツオ(K太郎道場)
VS
松永義弘(禅道会 新宿道場)
▼バンタム級 ネオブラッドトーナメント決勝戦 5分2R
手塚基伸(総合格闘技コブラ会)
VS
上嶋祐紀(Brave)
▼フェザー級 ネオブラッドトーナメント決勝戦 5分2R
高藤正和(高田道場)
VS
宮路智之(和術慧舟會TLIVE)
▼ライト級 ネオブラッドトーナメント決勝戦 5分2R
網 潤太郎(和術慧舟會A-3)
VS
高橋克典(GRABAKAジム)
▼第3試合 ライト級 5分2R
小野明洋 (チームタイゴン)
VS
下山大介(和術慧舟會TLIVE)
▼第2試合 フェザー級 5分2R
斉藤洋二(和術慧舟會TLIVE)
VS
川那子祐輔(秋本道場jungle junction)
▼第1試合 フェザー級 5分2R
中村謙作 (吉田道場)
VS
ワッサン相原(TEAM SNAP)
▼パンクラスゲート第6試合 ウェルター級ワンマッチ 5分2R
佐藤太亮(KIBAマーシャルアーツクラブ)
VS
竹川光一郎(和術慧舟會トイカツ道場)
▼パンクラスゲート第5試合 ライト級ワンマッチ 5分2R
須貝幸市(パンクラスism練習生)
VS
長谷川雅彬(KRAZY BEE)
▼パンクラスゲート第4試合 フェザー級ワンマッチ 5分2R
春斗(U-FILE CAMP町田)
VS
野村克彦(GRABAKAジム)
▼パンクラスゲート第3試合 フェザー級ワンマッチ 5分2R
高橋忠一朗(クロスポイント吉祥寺)
VS
藤井伸樹(Laughter7)
▼パンクラスゲート第2試合 フェザー級ワンマッチ 5分2R
小倉健市(KIBAマーシャルアーツクラブ)
VS
青山祐大(ALLIANCE)
▼パンクラスゲート第1試合 フライ級ワンマッチ 5分2R
小島壮太(吉田道場)
VS
荒井 司(和術慧舟會TIGER PLACE)
<チケット料金>
SS席10,000円 A席8,000円 B席6,000円 C席5,000円
※当日券は一律500円増し。
<チケット販売所>
パンクラスストア=http://www.pancrase-store.com
パンクラス=TEL:03−5725-7051
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード:594−040)
ローソンチケット=TEL:0570−00−0403(Lコード:33249)
イープラス=http://eplus.jp/battle/
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
レッスル池袋=TEL:03−3989−0056
ビデオショップチャンピオン=TEL:03−3221−6237
フィットネスショップ水道橋=TEL:03−3265−4646
チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館=TEL:03−3512−2080
バトルロイヤル=TEL:03−3556−3223
<お問い合わせ>
パンクラス=TEL:03-5725-7051
パンクラス
「パンクラスゲート6thCHANCE&プロマッチ」
2010年9月19日(日)東京・ゴールジムサウス東京ANNEX
パンクラス
「第8回プロ・アマオープンキャッチレスリングトーナメント」
2010年9月19日(日)東京・ゴールジムサウス東京ANNEX
<内容>
60kg未満級、70kg未満級、80kg未満級、100kg未満級、100kg超級の5階級によるワンデートーナメント
<入場料>
1,000円
<参加料金>
4,000円(P’sLAB、パンクラス認可ジムは3,000円)
<参加申し込み>
18歳以上の心身ともに健康な男性。申込書取り寄せ締め切り9月3日、申込締め切り9月10日。申込書はパンクラスHPよりプリントアウト可能、直接P’sLAB横浜・大阪で受け取ることも可能。
<送り先>
〒136-0071 東京都江東区亀戸1-40-2 5F
パンクラス「第8回キャッチレスリングトーナメント」係
<お問い合わせ>
パンクラス=TEL:03-5628-1984
パンクラス
「第41回パンクラスゲート2 ワンマッチ大会」
2010年8月29日(日)神奈川・P’sLAB横浜
開始12:15
<参加料金>
3,000円
<試合形式>
ワンマッチ
<参加資格>
格闘技歴2年以上で18歳以上の心身ともに健康な男性
<締め切り>
申込書取寄せ締切8月13日(金)
申込書締切8月20日(金)
<申込書取り寄せ方法>
氏名・住所・電話番号を明記し、90円切手を同封の上、下記宛先まで郵送。またはP’sLAB横浜で直接受け取るか、パンクラスHPからもプリントアウト可能。
〒136-0071 東京都江東区亀戸1-40-2 5F 潟pンクラス
「第41回パンクラスゲート2」係
<お問い合わせ>
パンクラス=TEL:03−5628−1984
●パンクラス2010年度興行日程
8月8日(日)東京・ディファ有明
9月5日(日)ディファ有明
9月19日(日)ゴールドジム大森(プロ昇格トーナメント)
10月3日(日)ディファ有明
11月3日(水・祝)ディファ有明
12月5日(日)ディファ有明
12月19日(日)大阪・アゼリア大正
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