KGS
「RISE 73R」
2010年12月19日(日)東京・ディファ有明
開場16:00 本戦開始16:30
▼第11試合 スーパーライト級(-65.0kg)次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
○菅原勇介(TARGET/同級1位・前J-NETWORK同級王者)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−29
●國安浩史(シルバーウルフ/同級3位・2008年 RISING ROOKIES CUP ミドル級優勝)
※菅原が2月27日(日)後楽園ホール大会での王者・吉本光志への挑戦が決定。
吉本光志の持つスーパーライト級王座への挑戦権をかけて同級1位の菅原と3位の國安が激突。昨年11月に王座決定戦で吉本に敗れている菅原がリベンジのチャンスを掴むか? それとも國安がシルバーウルフ勢として初のタイトル戦に進めるか?
1R、細かくパンチをまとめてから右ローにつなげる國安。菅原はガードを高く上げて右ローを蹴り返す。そして菅原は國安のガードの間を狙って右アッパーから左フック、距離が開けば右ローと左ミドルを蹴っていく。
2R、菅原はジャブと前蹴りを上手く使って、國安に距離を詰めさせない。國安はガードを上げて前に出て右アッパーや左ボディを打っていくが、菅原は接近戦になると國安の体のバランスを崩して、國安をマットに転ばせる。
3R、菅原に蹴りの間合いを作らせず、中間距離を潰して接近戦に持ち込む國安。細かいパンチが菅原を捕らえるが、菅原の崩しを何度も受けて、マットに転ばされてしまう。逆に菅原は離れた間合いでは顔面前蹴りや左ミドル、接近戦では崩しを使って國安にペースを掴ませない。國安は左ボディ、右アッパー、左ハイキックを蹴っていくが、クリーンヒットはなく試合終了。菅原が國安を下して、吉本への挑戦権を獲得した。
▼第10試合 ヘビー級 3分3R延長1R
○上原 誠(士魂村上塾/同級1位)
判定2−0 ※30−29、29−29、29−28
●羅王丸(TARGET/同級3位・2010年RISING ROOKIES CUP同級優勝)
現在、空位となっているヘビー級のベルトの占う一戦。上原は過去にK-1にも参戦したことがあり、前回のRISE後楽園大会では極真会館の清水からハイキックでKO勝利を収めている。対する羅王丸はRISEが誇るヘビー級の期待のホープで、ここまで5戦5勝と無敗。
1R、ガードを上げて上原が右ローを蹴って前に出て行く。ここから上原は左ボディブローを中心としたパンチのコンビネーションで攻め、左ミドル、左のヒザ蹴りで羅王丸のボディに攻撃を集める。そして上原はパンチから右ハイキック! これを羅王丸の顔面にヒットさせる。
2R、いきなり上原が右ハイキック! ここから右ストレートで飛び込み、一気にパンチの連打とヒザ蹴りをまとめる。上原の猛攻を受けて防戦一方になる羅王丸だったが、自らもヒザ蹴りを返して反撃。上原をロープまで詰めて左右のパンチをまとめる。
3R、ここも右ハイと右ストレートで前に出る上原。しかし羅王丸も右フックからパンチで前に出て、上原と額を合わせるような距離からヒザ蹴りと右ローで攻める。前に出る圧力を生かして攻め込む羅王丸だったが、上原もヒザ蹴りと右ハイキックを返す。結果は僅差の判定(30−29、29−29、29−28)で上原が羅王丸を振り切った。
▼第9試合 ライト級(-63.0kg) 3分3R延長1R
○渡辺理想(極真会館/同級2位)
判定3−0 ※30−28、29−28、30−27
●花田元誓(リアルディール/同級4位)
今年は仲江川裕人、KO-ICHI、麻原将平を下し、ここまで10戦9勝(2KO)1分と無敗を誇っている花田。対する渡辺は極真空手をベースにした蹴り技を主体とする選手で、前回の後楽園大会では王者・吉本光志に判定2−0と肉薄している。
1R、いつものように圧力をかけてパンチで前に出て行く花田。渡辺はそこに左ミドルを蹴りつつ、花田の足を払うようにして、花田をマットに転ばせる。さらに花田はバッティングとローブローを出してしまい、レフェリーから減点1を与えられてしまう。
2R、花田はパンチとヒザ蹴りを中心とした圧力を生かした攻撃。しかし少しでも渡辺に近づこうとすると、渡辺が絶妙のタイミングで花田を崩し、面白いように花田をマットに転ばせる。さらに渡辺はこの崩しから左ミドル、左ロー。単発ではあるが重い蹴りで渡辺を近づけさせない。
3R、ここも渡辺の崩しが冴え渡り、花田は何ともマットに転倒させられる。これで花田のリズムを狂わせた渡辺は離れ際の左ハイキック、左ミドル! 顔面前蹴りや左ストレートもヒットさせ、花田を完封した。
▼第8試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
○リョウ・ペガサス(ROOF TOP ACADEMY/同級2位)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−29
●九島 亮(ヌンサヤーム/同級1位)
▼第7試合 ミドル級(-70.0kg) 3分3R延長1R
○守屋拓郎(スクランブル渋谷/同級4位/2009年RISE 70kgトーナメント準優勝)
KO 3R29秒 ※右ローキック
●晴矢(フリー/RISE DEAD OR ALIVE TOURNAMENT'07九州地区代表決定トーナメント優勝)
▼第6試合 ヘビー級 3分3R延長1R
○清水賢吾(極真会館/同級3位)
KO 1R1分50秒
●Ismael“Cobra”Aoki(Soul Fighters Japan/2008年柔術全アメリカ大会パンアメリカーノ優勝)
▼第5試合 バンタム級(-55.0kg) 3分3R
○Dyki(TARGET/同級1位・2009年 RISING ROOKIES CUP同級準優勝)
KO 2R1分4秒 ※右ローキック
●萬田千晴(九州比山/J-NETWORKスーパーフライ級4位)
▼第4試合 ミドル級(-70.0kg) 3分3R
△森田崇文(レーング東中野/同級5位・2010年 RISING ROOKIES CUP同級優勝)
ドロー 判定1−0 ※30−30、30−29、30−30
△ハイン・ディオ(スクランブル渋谷)
▼第3試合 スーパーライト級(-65.0kg) 3分3R
○左右田泰臣(シルバーウルフ/同級2位・2010年 RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝)
判定3−0 ※30−28、30−27、30−28
●キューピー(S-cute/第101回新空手交流大会軽中量級優勝)
▼第2試合 スーパーフェザー級(-60.0kg)3分3R
○悠矢(大和/KCJ同級4位)
判定3−0 ※30−26、30−27、30−26
●石井新一(TARGET/同級6位)
▼第1試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R
○戸邊隆馬(シルバーウルフ/同級7位)
判定3−0 ※三者とも30−28
●大西晃樹(フォルティス渋谷/J-NETWORK同級5位)
★第14試合(裕樹VS吉本)、第13試合(小宮VSザノリニ)、第12試合(小宮山VS長堂)はこちら
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日菜太×巨輝のガチンコスパーリング動画、吉本光志の試練のスパーリング3番勝負、極真会館・渡辺理想の大技連発ミット打ち動画、インタビューなど |
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