RISEクリエーション
「RISE 74」
2011年2月27日(日)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始17:30
▼第7試合 ヘビー級 3分3R
○羅王丸(TARGET/同級3位・2010年 RISING ROOKIES CUPヘビー級優勝)
TKO 1R終了時 ※レフェリーストップ
●長谷川康也(アクティブJ/元J-NETWORKヘビー級王者)
昨年、無敗のままRISING ROOKIES CUPヘビー級を制した羅王丸。しかし昨年12月にRISEヘビー級1位の上原誠に判定で敗れ、デビューから続いていた連勝記録が5でストップ。元J-NETWORKヘビー級王者でキャリア11年を誇るベテランの長谷川を相手に仕切り直しの一戦に挑む。
1R、じりじりと圧力をかけて前に出て行く羅王丸。長谷川をコーナーにまで追い詰めると回転の速い左右のフック、そして右ハイキック! 長谷川はそれを両腕でブロックして右フックのカウンターを狙っていくが、羅王丸は下がることなく前に出る。
そして再び羅王丸が長谷川をコーナーまで追い詰めると左右のラッシュ! 必死にディフェンスする長谷川をなぎ倒すような連打で羅王丸がダウンを奪う。ここでラウンド終了となったが、長谷川は左目を大きく腫らし、インターバル中のドクターチェックでドクターが試合をストップ! 羅王丸が2011年の初戦を勝利で飾った。
▼第6試合 ライト級(-63.0kg) 3分3R延長1R
○麻原将平(シルバーアックス/同級4位)
判定3−0 ※29−27、30−27、30−27
●巨 輝(TARGET/同級2位、元NKB二階級王者)
RISEライト級の秘密兵器として昨年4月に初登場し、いきなりスーパーライト級王者の吉本光志、小宮山大介を下した巨輝。しかし7月大会で渡辺理想に敗れて、デビュー戦以来、約6年ぶりとなる敗戦。
続く10月大会でも裕樹に延長判定で敗れており、今回の試合で連敗脱出を狙う。対戦相手の麻原はKAMINARIMON出身で空手ベースのファイター。やや伸び悩んでいる感もあるが、RISE伊藤隆代表はそのセンスを高く評価している。
1R、どっしりと構えて距離を測る巨輝。麻原は細かくステップを使い、パンチ、ロー、ミドルをテンポ良く放っていく。巨輝も前に出て細かくローやミドルを見せるが、手数が少ない。2Rも麻原が細かく手数を出して攻め、そこに巨輝が左ミドルや左フックのカウンターを狙うという展開が続き、試合は最終ラウンドへ。
3R、ここまでとは打って変わり、一気に距離をつめてパンチをまとめる巨輝。麻原もそれに下がることなく真っ向から打ち合うと、距離が詰まったところで飛びヒザ蹴り! これが巨輝の顔面を捉えて、巨輝が前に倒れるようにダウン! 再開後、すぐに巨輝が連打で畳み掛けるが、麻原はそれをしっかりとディフェンス。麻原が戦績・キャリアで勝る巨輝を下した。
▼第5試合 ライト級(-63.0kg) 3分3R延長1R
○水町 浩(士魂村上塾/MA日本スーパーライト級3位・元WMAF世界ウェルター級王者)
KO 3R34秒 ※右飛びヒザ蹴り
●渡辺理想(極真会館/同級1位)
多彩な蹴り技を武器にRISEで活躍する渡辺。昨年12月に花田元誓戦ではムエタイからヒントを得たという崩しで、花田の体を何度もマットにこかす妙技を披露。新たなファイトスタイルを見せた。対する水町はMA日本キックの所属選手で、WMAF世界ウェルター級のタイトルを獲得。今回が35戦目となるベテランだが、現在は4連敗中と勝ち星から遠ざかっている。
1R、サウスポーの渡辺が力強い左ミドルと左ロー。水町はそれに対して右ローを蹴り返し、スピーディーなパンチと蹴りのコンビネーションを見せる。2R、2人の距離が詰まり、渡辺が水町のバランスを崩そうとするが、水町の体はぶれず、逆に渡辺をマットに押し倒す。
左ローを軸に蹴りで攻撃を組み立てる渡辺。水町は密着した状態から渡辺のボディに鋭いヒザ蹴り! これで渡辺の動きを止める。そして3R、今度は水町が近距離で渡辺の顔面に飛びヒザ蹴り! これが渡辺の顔面を打ち抜き、渡辺が立て続けにダウン! 水町が鮮やかな飛びヒザ蹴りで渡辺からKO勝利を奪った。
▼第4試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
○佐藤政人(フォルティス渋谷/J-NETWORKフェザー級王者)
判定3−0 ※三者とも30−28
●九島 亮(ヌンサヤーム/同級2位)
J-NETWORKフェザー級王者の佐藤がRISEに初参戦。バンタム級でタイトル挑戦経験のある九島がそれを迎え撃った。1R、サウスポーに構える佐藤は九島の周りをぐるぐると回りながら左ミドル、左ストレート、右フック。細かく手数を出して九島を攻める。それに対して九島は右ミドル、右ローを蹴っていくが、なかなか佐藤の動きをとらえきれない。
2Rに入っても豊富な運動量と手数の多さで攻め込む佐藤。九島も佐藤の奥足に確実に右ローを当てる。3Rに入り、九島の右ローで足が止まる佐藤だったが、手数を止めることなく、攻撃を返して試合終了。佐藤が判定3−0で九島を下した。
▼第3試合 RISE×NAGOYA KICK交流戦 スーパーライト級(-65.0kg)3分3R
○左右田泰臣(シルバーウルフ/同級2位・2010年 RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝)
KO 3R1分11秒 ※左フック
●AKIRA(誠至会/キックセントラルジャパンリーグスーパーライト級4位/NAGOYA KICK)
▼第2試合 RISE×NAGOYA KICK交流戦 フェザー級(-57.5kg)3分3R
○不可思(The Body Box/キックセントラルジャパンリーグフェザー級4位/NAGOYA KICK)
KO 1R3分 ※左ヒザ蹴り
●永井健太朗(Kick Box)
▼第1試合 バンタム級(-55.0kg)3分3R
○六川星矢(北斗会館)
KO 1R1分23秒 ※右フック
●山上幹臣(総合格闘技道場STF/2008年修斗フライ級新人王)
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★第10試合(DykiVS前田浩喜)、第9試合(上原誠VSイ・ギファン)、第8試合(清水賢吾VS高萩ツトム)はこちら
GBRの「R.I.S.E.」特集
Dyki×羅王丸のスパー対決!三角飛び蹴りも飛び出す動画、小宮山工介の空手特有の蹴り技ミット打ち動画、TATSUJIラスト・インタビューなど |
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