サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦
SHOOTOR’S LEGACY 03
〜東北地方太平洋沖地震支援チャリティー〜」
2011年7月18日（月・祝）東京・後楽園ホール
開場17：30　開始18：30

▲徹（右）が横三角絞めで元世界ライト級王者・田村に一本勝ち

▼第5試合　フェザー級　5分3R
○徹肌ィ朗（和術慧舟會ネイキッドマン柔術）
一本　3R2分45秒　※横三角絞め
●田村彰敏（総合格闘技津田沼道場/第6代修斗世界ライト級王者）

　1R、徹のパンチに合わせて組み付き、バックを取ろうとする田村。徹は体を正対させながらフロントチョークを狙うがブレイクになる。再開後、徹がパンチから組み付いて田村をテイクダウン。田村がガードポジションからオモプラッタを狙うと、持ち上げるようにして腕を外してパンチを落とす。

　2R、すぐに組みの攻防となり、先に田村がテイクダウンを仕掛けるが、徹がグラウンドで上のポジションをキープして、こつこつと田村の顔面にパンチを落とす。

　 ブレイク後、田村は徹をコーナーに押し込み、テイクダウンを狙いながらヒザ蹴りを打つ。

　3R、徹が右フックから組み付いて田村をテイクダウン。田村はガードポジションから三角絞め、オモプラッタを狙うが、徹がその動きに合わせて田村の顔をまたぎ横三角絞め！　これががっちりと入り、田村からタップを奪った。

▼第4試合　ライト級　5分3R
○美木　航（NATURAL9）
一本　3R2分20秒　※スリーパーホールド
●臼田育男（総合格闘技木口道場）

　 1R、サウスポーに構える両者。臼田が片足タックルでテイクダウンを狙うが、美木はすぐに立ち上がる。試合がスタンドに戻ると臼田の右フックがヒット！　美木はジャブを突いて、臼田が前に出てくるところに右フック、ヒザ蹴りを狙う。臼田は体前進で飛び込むようなパンチから美木をテイクダウンし、足を振ってパンチを落とす。

　2R、美木がジャブを突いて左のヒザ蹴り！　しっかりと距離を取りながら臼田の入り際の狙って右フックを打つ。臼田も1Rと同じように左右のフックを振って前に出て行くが、タックルは不発。美木がスタンドの状態をキープして、コツコツと自分の打撃を当てる。

　3R、臼田が強引に距離を詰めて美木をテイクダウンするが、美木は足で臼田の体を返しつつ、臼田の足と腰をコントロールして、グラウンドで上のポジションを取る。

　 ここから美木はパンチを落としつつ、背中を見せる臼田のバックについてスリーパーホールド！　これががっちりと入り、臼田がタップ！　美木が見事な一本勝ちを収めた。

▼第3試　フェザー級　5分3R
○山内慎人（GUTSMAN・修斗道場）
KO　1R38秒　※右ストレート
●松本輝之（シューティングジム大阪）

　1R、ジャブを突いて距離を取る松本。しかし松本のジャブに山内が打ち下ろすように右ストレート！　これで松本がばったりと崩れ落ち、山内がパンチを落としたところでレフェリーが試合を止めた。

▼第2試合　フェザー級　5分2R
○堀口恭司（KRAZY BEE/2010年同級新人王＆MVP）
KO　1R3分17秒　※右ストレート
●根津優太（和術慧舟會東京本部）

　1R、パンチプレッシャーをかけて前に出る堀口が、根津の左ミドルにカウンターの左フック！　そのままテイクダウンを奪って、一気にパンチを落とす。ここは根津が立ち上がり、試合がスタンドに戻る。ここで堀口の右ストレートがヒット！　堀口がそのままグラウンドで上を取ってパンチを落とす。

　立て続けにピンチが訪れる根津だったが、ここも何とか立ち上がり、試合をスタンドに戻すと左フック！ 　 これが堀口の顔面を捉えて堀口がバランスを崩す。しかし堀口は右ストレートで前に出て、ロープを背負った根津に渾身の右ストレート！　この一発で根津はマットに崩れ落ち、堀口が豪快なKO勝利を収めた。これで堀口はデビューから5戦5勝・3連続KO勝利となった。

▼第1試合　ライト級　5分2R
○佐々木憂流迦（和術慧舟會駿河道場/2010年同級新人王＆技能賞）
判定2−0　※20−19、20−19、19−19
●金田一孝介（総合格闘技道場STF）

　1R、サウスポーの佐々木が左ストレートから組み、タックルでテイクダウンを狙うと金田一の体がロープの外に出てブレイク。再開後、佐々木がタックルに入るが、ここでも金田一の体がロープの外に出てブレイクになってしまう。

　スタンドでは右ハイキック、右ストレートを打つ金田一。佐々木はパンチから組んで首相撲からのヒザ蹴り、片足タックルでテイクダウンして金田一のボディにヒザ蹴りを入れる。

　2R、佐々木が片足タックルでテイクダウンして金田一の顔面にパンチ！　金田一はコーナーを使って立ち上がり、スタンドで組んだ状態から佐々木のボディにヒザ蹴り。それを突き放してパンチとヒザ蹴りを狙う佐々木だったが、金田一が佐々木をロープやコーナーに押し込んでボディにヒザ蹴りを入れる。このまま試合終了となり、判定2-0で佐々木が勝利した。

★第8試合（弘中邦佳vs朴光哲）、第7試合（漆谷康宏ｖｓ正城ユウキ）、第6試合（上田将勝vs佐藤ルミナ）はこちら