▲小知和(右)が右のパンチで佐々木を攻め込み判定勝利
▼第4試合 ウェルター級 5分3R
○小知和 晋(こちわ・しん/和術慧舟會東京本部/環太平洋同級7位)
判定3−0 ※3者とも29−28
●佐々木信治(総合格闘技道場BURST/世界同級9位)
1R、距離を取りながら左の前蹴りと右ローを蹴る佐々木。そこから飛び込むような右ストレート、左ジャブを当てる。これで下がる小知和だったがテイクダウンを奪うと、佐々木の三角絞めとオモプラッタをディフェンスしながらパンチを落とす。
2R、小知和がプレッシャーをかけて前に出てジャブ、そして右ストレート。右のパンチを顔面とボディに打ち分ける。佐々木は1Rと同じように左の前蹴り、組んでからのヒザ蹴りで応戦するが、小知和はパンチのプレッシャーをかけて前に出続ける。
3R、下がりながらジャブと前蹴りを返す佐々木。しかし小知和の飛び込むような右ストレートがヒット! これで佐々木がバランスを崩し、小知和がグラウンドで上のポジションを取る。ここからパンチを落とそうとする小知和だったが、佐々木もオモプラッタやフットチョーク。小知和がそれをディフェンスしながら細かくパンチを落とす。このまま試合終了となり、小知和が佐々木を下した。
▲ガイ(右)が佐々木を寝技でコントロールし、パンチを落とし続けた
▼第3試合 ライト級 5分3R
○ガイ・デルモ(GUTSMAN・修斗道場)
判定3−0 ※29−28、29−27、29−27
●佐々木憂流迦(ささき・うるか/和術慧舟會駿河道場/2010年同級新人王&技能賞)
1R、サウスポーの佐々木に対してガイが右ストレートで前進。組み付いて佐々木の後ろに回りこむと、佐々木を投げて後ろからコツコツと佐々木を殴る。立ち上がった佐々木は左ストレート、左ミドル、左のヒザ蹴り。打撃でガイを下がらせる。
2R、打撃のプレッシャーをかける佐々木だったが、ガイが佐々木をコーナーに詰めて両足タックルでテイクダウン。佐々木の後ろに回りこみ、パンチを入れながら、ツイスター(※グラウンド状態で極めるコブラツイスト)!
佐々木が何とかこれから脱出し、立ち上がると左ストレート。ガイも右ストレートを返し、佐々木のタックルを切ると、佐々木の後ろについてパンチを落とし続ける。
3R、パンチで前に出る佐々木だったが、ガイが左ストレートにタックルを合わせてテイクダウン。2Rと同じように佐々木の後ろに回りこんでパンチを連打! 佐々木は一方的にガイのパンチをもらい続ける。佐々木も必死にポジションを返そうとするが、ガイのポジションキープは強く、ガイが佐々木を殴り続けて試合終了。ガイが修斗公式戦で5戦5勝の佐々木に初黒星をつけた。
▲飛びヒザ蹴りも見せた越智(右)が神酒との接戦に勝利
▼第2試合 バンタム級 5分2R
○越智晴雄(パラエストラ愛媛)
判定2−1 ※20−18、20−18、19−20
●神酒龍一(フリー/世界同級5位)
1R、越智がジャブを突いて右ロー。神酒はプレッシャーをかけて前に出て右ストレートから左ハイキックを蹴る。
越智は飛び込むような左フック、そして右アッパー、距離が近くなると飛びヒザ蹴り! 神酒がそれをキャッチしてテイクダウンを奪う。越智はガードポジションを取って、神酒のパンチをディフェンスしつつ、下からパンチを返す。
2R、神酒が左ミドルで距離を取りつつ、首相撲からのヒザ蹴り。越智はボディフックを打ち込み、右ストレート、左フック。右ストレートで神酒を下がらせて、四つ組みからテイクダウンを奪う。
神酒もすぐに立ち上がりパンチと左ミドル。越智を下がらせてヒザ蹴り、越智のパンチにタックルを合わせてテイクダウンを奪う。一進一退の攻防が続いたが、越智がスプリット判定2−1で勝利をもぎ取った。
▲金田一(上)がアームロックで伊藤に勝利
▼第1試合 ライト級 5分2R
○金田一孝介(総合格闘技STF)
一本 2R3分49秒 ※チキンウイングアームロック
●ジャングル伊藤(シューティングジム横浜)※伊藤一宏が改名
1R、右ロー、左ミドルを蹴って距離を取る伊藤。金田一はパンチのプレッシャーをかけて右フック、首相撲からヒザ蹴りを突き上げ、テイクダウンを奪うと鉄槌を落とす。
2R、金田一がパンチを効かせてヒザ蹴り! 伊藤にテイクダウンを許すものの、ガードポジションからアームロックで伊藤の体をひっくり返し、最後は自分が上のポジションを取ってアームロックを極めた。
★第7試合(児山佳宏vs冨樫健一郎)、第6試合(村山暁洋vs中村K太郎)、第5試合(堀口恭司vs直撃我聞)はこちら
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