6月26日(日)岩手・盛岡グランドホテルにて、岩手・盛岡にあるキックボクシングジム「HOSOKAWAジム」開設7周年記念並びに同ジム所属の十二林稔MA日本フェザー級王座獲得祝賀会が行われた。
祝賀会には、地元企業や格闘技関係者・親戚ら多数出席し、その数何と200人! 武田幸三氏やみちのくプロレスの気仙沼二郎氏らの姿も。大勢の仲間達に囲まれながら、ジム7周年を迎えた細川英男会長と、第18代MA日本フェザー級王者となった十二林に祝福の声が寄せられた。
また、この日には、全国の格闘技仲間から寄せられた義援金が、細川会長より平野仁氏(グラップリングアカデミー代表)に贈呈された。
平野氏は、東北格闘技関係者の中でも特に甚大な被害を受けた被災者。東北格闘技を普及させるために尽力してきていることもあり、周囲からの信頼は絶大な平野氏を支援すべく、義援金が集められたという。
仲間達や来賓、格闘技関係者らとの歓談で盛り上がる中、細川会長による型の演武と試割(角材・氷柱・バット)のアトラクションが行われた。
初のバット割り挑戦となった細川会長は、前日にバット割りをジムで試行。
「ブロック割りは何度もあるけど、バット折りはやったことがない。スネが柔らかくなってたからヤバいかな、と思っていたけど、意外と楽に折れた(笑)』という。実際のアトラクションでは、角材を細川会長に叩き付けて割るというものだったが、次々と細川会長に角材が当てられては割れていく光景に周囲からは驚きの声が上がる。強靭な肉体は今も健在のようだ。
型の演武では、細川会長が弟子である勇児やキューピー晋大、グロッキー良矢と共に型を披露。型が行われていく中、細川会長が気合いを発したその時、氷柱割り用に用意されていた厚さ15cmもある氷柱が轟音を立てて崩れるハプニングが起きてしまう。あまりの衝撃音に、場内からは驚きと爆笑の渦が巻き起こった。4段あった氷柱割りは想定外の2段で行われることに。
バット割りでは、バットを割るふりをして、バットを抑えていたキューピーに蹴りを入れ、笑いを誘っていた。モロに入ったのか、キューピーはたまらず悶絶。その後、バットが高音を立てて見事に割れ、ハプニング続きとなったアトラクションは、驚きと爆笑を取りながら大成功となった。
ラストは、十二林と阿修羅(PCK)によるガチンコエキシビションマッチ。コミカルな踊りを見せ、周囲を巻き込みながら盛り上げながら入場する阿修羅に対して、十二林はジム生と共に大名行列をなすかのように入場。
本気モード全開で打ち合う両者に、タイトルマッチを彷彿させるかのような大歓声が両者に降り注ぐ。その後、平野仁氏が一本締めを唱和し、祝賀会を締めた。
レポート&写真:鈴木雄一郎
●MA日本キックボクシング連盟2011年興行スケジュール
7月2日(土)東京・新宿FACE
7月18日(月・祝)新宿FACE
8月14日(日)東京・大森ゴールドジムサウス東京ANNEX
9月25日(日)東京・後楽園ホール ※新東金ジム主催
10月2日(日)袖ヶ浦市臨海スポーツセンター 花澤ジム主催
10月9日(日)東京・ディファ有明
10月23日(日)東京・新宿FACE
11月20日(日)新宿FACE
12月4日(日)東京・大森ゴールドジムサウス東京ANNEX
12月11日(日)新宿FACE
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