富山市の郊外に本日(10月11日)オープンした小路晃のラーメン店「えびすこ」。
この日は彼が14年前、PRIDE.1でデビューした記念すべき日。その同じ日を人生第2ステージのスタート日に選んだ。
→今日は、接客に集中した小路
店の前にはPRIDEで共に戦ってきた高田延彦や相撲界からは横綱・白鳳など、各界からの花輪が所狭しと並ぶ。
午前11時、オープンと共に県内外からの客が詰めかけ賑わった。
→今日から開店した「えびすこ」
中に入ると小路晃とらーめんの師匠(高田馬場にある名店「渡なべ」の渡辺樹庵氏)が接客に徹し、注文、説明、ラーメン運びに40席の店内を所狭しと駆け回る。厨房では小路のらーめんの弟子たちが腕をふるう。
お店の一番のオススメは「燻製味玉つけめん」。自家製のモチモチの太麺に動物系と魚貝系でとった秘伝のつけ汁で頂くのだが、漬け汁のお椀がIHジャーで温めるようになっており、ボタンひとつで加熱、保温が選べ、客の好みの温度で食べられる。ここに食べているうちに徐々につけ汁が冷たくなっていく欠点を改善している。
これから寒くなるこの時期、冷めない漬け汁のつけ麺が食べられるのは県民としては嬉しい限りだ。富山県産の厳選された素材(魚貝は富山湾産、チャーシュー・豚骨は小矢部市産)を使い化学調味料不使用と体にも嬉しい。
→つけ麺のつけ汁にはIHヒーターでいつまでも温かい
富山はつけ麺店がまだまだ少ないため、つけ麺の普及には多少の時間は必要かと思われたが、20時半の営業終了時に今日の結果を小路に聞いてみると「予想の3倍のお客様に来て頂きました。合計267杯です。今日の分のスープがなくなったので、急遽、明日のために寝かしてたスープを使いました。これから明日に出すスープを作るため朝まで徹夜です!」と、まさにラーメンへのPRIDE! 普及の心配ご無用である。
14年前のデビュー戦ではヘンゾ・グレイシーと引き分けたが、今回のデビュー戦は完勝といったところか。
→油そばも人気。ベビースターラーメンやとろけるチーズが入ったジャンキーさが凄い
「いいえ、まだまだです。接客も味も、お客様が決めることですから。明日からも多くのお客様に食べて頂きたいです」
えびすこは年内無休で営業する。
「つけめん えびすこ」
住所:富山県富山市上袋58−1
TEL=076−482-5405
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