▲(左から)高橋、鹿又、打撃コーチの闘魔、徳留、平山
12月3日(土)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 2011IMPRESSIVE TOUR』に、4選手が出場するパラエストラ八王子(通称パラ八)勢が怪気炎をあげた。
メインイベントでISAO(坂口道場一族)と「PANCRASE ライト級GP 2011決勝戦」を争う徳留一樹は、「決勝戦ということは特に意識してないです。ISAO選手は打撃が綺麗で左が伸びてくる、寝技は見たこと無いんですが、立つのが上手い。やりづらい印象です。打撃で来ると思うので、こっちもバッチリやってきましたけれどね。
走り込みはかなりやりました。技術じゃなくて体力と気力の勝負になると思っています。このGPの1回戦で『反対ブロックから誰が来ると思いますか?』って聞かれて『ISAO選手』って答えてるんですよ。“なんか強そう”って思ったんですよね」と、相手を評する。
そして、「トーナメントは優勝してナンボだと思うので、もちろんKOや一本を取れればいいですけれど、泥臭くてもいいから勝ちに行きます。ポジションキープだって勝つためには徹します。期待されてのメインだと思うんですが、自分より強いライト級の大石選手や他の人がいるので、おごらないで試合に臨みたいです。メインは試合まで待つから嫌なんですよね〜(苦笑)。でも、パンクラス2011年最後の試合なんで、やることはやります」と、優勝にこだわると宣言した。
パンクラス5戦無敗で4連続KO・一本勝ちのジョン・ショレス(アメリカ)と対戦する鹿又智成は、「ゾクゾクしますよ。他にあいつとやりたいヤツなんてフェザー級にいないでしょう。誰もが避けたい(笑)。打撃だけじゃなくて寝技も出来ますからね、何よりフィジカルがハンパ無い。危険、いやもはや反則ですよ(笑)。
でも、こういう相手とやらないと本能が出てこないと思うので。タイトルマッチを抜きにして今年一番危険な相手です。最後の最後でパンクラスさん、ナイス・マッチメイク! またベルトを狙うには避けて通れないと言うか、乗り越えなきゃいけない相手です」と、強敵との対戦を喜んでいる様子。
「変化、修正、成長、それを毎日心がけてるので、格闘技を10年やってきて今が一番楽しいなって思います。いい仲間や後輩にも恵まれている。技術はもちろんですが、アグレッシブさをお客さんに魅せたいですね。そうすれば『あいつの試合おもしれーな』って、またパンクラスや自分の試合を見に来てくれると思うので。俺は乗り越えますよ、ヤツを」と鹿又は意気込む。
初参戦の里本一也(パラエストラ広島)を迎え撃つ高橋“Bancho”良明は、「パンクラスに参戦して3戦目、負け無しで来てるのでこのまま良い感じで行きたい。ライト級だと僕が一番手足が長いと思うので、それを活かしたヒザ蹴りやパンチなどをガンガン打って行きたいです。
今回パラ八から4人出るので、自分の後の選手を景気付ける様な勝ち方をしたいですね。パンクラスのライト級は誰が見ても一番熱い、盛り上がってる階級ですから、ここにいれば自ずと強いヤツとやれるので、自分を高めて行きたいです。今は黒髪にしましたが、目立つのが好きなので、当日を楽しみにしてて下さい。プロとしても(目立つのは)大事なことだと思うので」とコメント。
大橋省吾(吉田道場)と対戦する平山敬悟は、「今年は心技体で言えば、心が一番鍛えられた年だと思う。負ける気は無いので、勝って年を越します」と語った。
また、3カ月前からパラエストラ八王子で打撃を指導しているWPMF日本&M-1&J-NETWORKスーパーフライ級王者、WBCムエタイ日本&WPMF日本バンタム級王者の“キック5冠王”闘魔(新宿レフティージム)は、「自分も得意な前蹴りやヒザ蹴りが、パラ八の選手には(手足が長い選手が多くて)すごく活かせていると思う。Banchoも前回の試合(大石戦)で前蹴りを多用して良かったと思うし。逆に減量方法は総合の選手から教わってますよ。当日はセコンドにも就く予定なので、メインも楽しみにして下さい」とコメントしている。
なお今大会には、「制服ガール2011」をリリース中の働く女性の本音を歌う女子ユニットBeeBeeが8月大会に続いて登場。ミニライブを行う。
パンクラス
「PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR」
2011年12月3日(土)東京・ディファ有明
開場14:45 開始15:45
※本戦第1部は15:15
<全対戦カード>
▽本戦第2部
▼メインイベント(第11試合) PANCRASE ライト級GP 2011決勝戦 5分3R
ISAO(坂口道場一族/同級1位)
vs
徳留一樹(パラエストラ八王子/同級2位)
▼セミファイナル(第10試合) バンタム級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
井上 学(U.W.F.スネークピットジャパン/王者)
vs
石渡伸太郎(CAVE/挑戦者・同級2位)
▼第9試合 フライ級初代王者決定トーナメント決勝戦 5分3R
砂辺光久(TEAM reversaL/初代スーパーフライ級王者)
vs
阿部博之(ドラゴンテイル/修斗世界フライ級4位)
▼第8試合 ライト級 5分3R
大石幸史(パンクラスism/同級王者)
vs
永田克彦(WRESTLE-WIN/同級8位)
▼第7試合 フェザー級 5分3R
鹿又智成(パラエストラ八王子/同級2位)
vs
ジョン・ショレス(アメリカ/ロデオスタイル/同級4位)
▼第6試合 ウェルター級 5分3R
鈴木槙吾(ALLIANCE/同級5位)
vs
KEI山宮(GRABAKA/同級6位)
▼第5試合 ミドル級 5分2R
一慶(チーム・クラウド/同級3位)
vs
黒木慈仁(クロスワンジム戸塚/ノヴァウニオン・ジャパン)
▼第4試合 ライト級 5分2R
高橋“Bancho”良明(パラエストラ八王子/同級10位)
vs
里本一也(パラエストラ広島)※初参戦
▼第3試合 ウェルター級 5分2R
長岡弘樹(総合格闘技DOBUITA/同級9位)
vs
草・MAX(TEAM TACKLER/2011年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
▼第2試合 スーパーフライ級 5分2R
安永有希(東京イエローマンズ/同級3位)
vs
戻りガツオ(K太郎道場/2010年ネオブラッドトーナメント フライ級優勝)
▼第1試合 フェザー級 5分2R
高藤正和(高田道場/同級5位)
vs
流極(パラエストラ東京)
▽本戦第1部
▼第2試合 ライト級 5分2R
平山敬悟(パラエストラ八王子)
vs
大橋省吾(吉田道場)
▼第1試合 フェザー級 5分2R
斉藤洋二(和術慧舟會東京本部)
vs
若松史朗(GRABAKA)
<チケット料金>
SS席10,000円 A席8,000円 B席6,000円
※未就学児は無料。当日券は一律500円増しで14:30より会場当日券売り場で販売。
<チケット販売所>
パンクラスストア=http://www.pancrase-store.com
パンクラス=TEL:03-5628-1984
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード 594−040)
ローソンチケット=TEL:0570−000−777(Lコード36651)
イープラス=http://eplus.jp/battle/(パソコンもケータイも同じアドレス)
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
フィットネスショップ水道橋=TEL:03−3265−4646
チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
<お問い合わせ>
パンクラス=TEL:03-5628-1984
●パンクラス2011年大会スケジュール
12月3日(土)東京・ディファ有明
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