▲WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者・宮越(右)が健太(左)の挑戦を受ける
9月22日(土・祝)東京・後楽園ホールで開催される『KICK TO THE FUTURE 6』にて、タイトルマッチを戦う選手のコメントが主催者を通じて届いた。
WBCムエタイ日本スーパーウェルター級タイトルマッチで対戦する王者・宮越宗一郎(拳粋会)と挑戦者・健太(E.S.G)。
宮越は「健太選手はガードが堅くて手数が多くて、上手いという印象ですね。パンチが細かいので、カウンターをもらわないように意識します。ヒジありなので、ヒジとミドルのムエタイスタイルで攻めたいですね。今、ヒジの練習をけっこうしているので、どんどん出したいです。フィニッシュはパンチで。最近あまりKOできてないので、KOで勝ちたい」と、ヒジで攻めてのパンチでKOを予告。
対する健太は「今回は過去最高の仕上がりというぐらい絶好調ですね。ヤバいです。WBCは今までタイミングが合わなかったですが、“俺を差し置いて!”と思っていました。宮越選手は独特の空気をまとっていて、さすが戦闘一族・宮越家の長男だなと。生まれ持った体の強さがあるし、チャンピオンになって戦い方もノってますよね。今回はすでに戦略ができているので、それを遂行して勝ちたいと思います」と、かなり気合いが入っている様子。
WBCムエタイ日本スーパーフェザー級タイトルマッチで対戦する王者・中須賀芳徳(なかすか・よしのり/OGUNI GYM)と挑戦者・町田光(橋本道場)。
→中須賀(左)と町田(右)
中須賀は「町田選手はすごく気持ちのいい試合をする選手。ガンガン前に来て、気持ちも強いのでやってても楽しい試合ができるんじゃないかと。『居合パンチ』(町田の得意技)は自分も知っていますけれど、あまり意識しすぎず、出されても逆手に取れればもっと面白い展開になるかな。盛り上がらせます!」と、相手の得意技を逆手に取るという。
町田は「中須賀選手は長身でヒジとヒザが上手いのでもらわないようにします。居合パンチの前にジャブが自分の武器で、いかにジャブを当てるかが勝負ですね。最終的には、居合パンチの進化バージョン“斬鉄拳”で勝ちます。試合では初めて出しますが、スパーでは200%当たっていて、威力も1.5倍強いです。斬鉄拳で2R以内に倒します。この試合は俺が日本で一番強いということを証明する第一歩であり、通過点です」と、新必殺技の投入を予告した。
WBCムエタイ日本スーパーバンタム級タイトルマッチで対戦する王者・日下部竜也(OISHI GYM)と挑戦者・宮元啓介(橋本道場)。
→日下部(左)と宮元(右)
日下部は「宮元選手は気持ちが強い選手ですね。前に前に出て、圧力をかけてくるので強いなと思います。ハイキックがたまに来るので、それは警戒しようかなと。攻めはいつも通り、動きを使って攻めていきたいと思います。WBCはムエタイルールで初めて獲ったベルトなので、しっかり守りたいです。その上で次はインターナショナルを狙いたいですね。今回は必殺技を一つ作ってきたので、それでKOできればいいなと思います」と、初防衛に成功して世界タイトルを狙うという。
対する宮元は「日下部選手はピョンピョン跳ねてヒット・アンド・アウェーという感じですが、それでも倒しているので、本当に強い選手だなと思います。後ろ蹴りも正面のパンチも警戒して、自分はガンガン出て倒しに行くしかないと思っています。向こうはベルトを何本も獲ってますが、実力では僕が上。今回も獲る自信は全然あります。倒して獲りたいです。今回WBCを獲ったら、次はWPMFがほしいですね。日下部選手の腰から全部奪いたいと思います」と、日下部のベルトを根こそぎいただきたいと野望を燃やす。
WBCムエタイ日本ライト級王座決定戦を争う宮越慶二郎(拳粋会)と水落洋祐(はまっこムエタイジム)。宮越はNJKFライト級王者、水落はWPMF日本ライト級王者でともに二冠王を目指す。
→宮越(左)と水落(右)
宮越は「水落選手の動きやパターンはだいたい把握しました。1Rから5Rまで前に出続けて攻撃し続ける選手で、スタミナ面も強いですね。後半での攻撃には特に警戒したいです。ベテランなので、後半にペースを掴むのが上手いと思うので。NJKFの選手にたくさん勝っているし、桜井洋平選手にも勝っているので、その水落選手に勝てば三段論法ですけれど(笑)、桜井選手より上に行けるかなと思うので、勝ちたいですね。このところ試合内容がショボいので、満足の行く試合がしたい。5Rフルに使って終盤に勝負をかけていきたいなと思います」と、終盤勝負を予告。
水落は「宮越選手は蹴りもパンチもきれいで何でもできるし、パンチも重くて強いですね。パンチとヒジには注意して。自分もパンチは得意なので、いい試合になると思います。いつも通りの自分のスタイルでガンガン前に出て、倒していけたらなと思います。今年はデビュー以来初めてタイトルも獲れて、やっと来たかなというのもあるし、負けると会長とかジムの皆さんにも申し訳ないので、しっかり勝ちたいと思います。やっぱり気持ちを前に出して、ガンガン行きたいですね」と、いつも通りアグレッシブに行くと宣言した。
ニュージャパンキックボクシング連盟
「KICK TO THE FUTURE 6」
2012年9月22日(土)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00(予定)
<全対戦カード>
▽第2部 WBCムエタイ インターナショナル&日本タイトルマッチ、王座決定戦
▼第5試合 WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーライト級王座決定戦 3分5R
大和哲也(大和ジム/WBCムエタイ日本スーパーライト級王者、WMCインターコンチネンタル・ライト級王者)
vs
ポール・カーポウィッツ(イギリス/UKMF61,5kg級英国王者)
▼第4試合 WBCムエタイ日本スーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R
宮越宗一郎(拳粋会/王者)
vs
健太(E.S.G/NJKFスーパーウェルター級王者/挑戦者)
▼第3試合 WBCムエタイ日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
中須賀芳徳(なかすか・よしのり/OGUNI GYM/WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者)
vs
町田 光(橋本道場/MA日本キックボクシング連盟スーパーフェザー級王者/挑戦者)
▼第2試合 WBCムエタイ日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
日下部竜也(OISHI GYM/WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)
vs
宮元啓介(橋本道場/MA日本スーパーバンタム級王者/挑戦者)
▼第1試合 WBCムエタイ日本ライト級王座決定戦 3分5R
宮越慶二郎(拳粋会/NJKFライト級王者)
vs
水落洋祐(はまっこムエタイジム/WPMF日本ライト級王者)
▽第1部 NJKF全階級トーナメント「NEW JAPAN WARS 2012」
▼第6試合「NEW JAPAN WARS 2012」スーパーバンタム級決勝(NJKFスーパーバンタム級挑戦者決定戦)アグレッシブマッチ 3分3R延長1R
裕センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFスーパーバンタム級1位)
vs
波賀宙也(はが・ひろや/立川KBA/NJKFスーパーバンタム級2位)
▼第5試合「NEW JAPAN WARS 2012」スーパーウェルター級決勝戦(NJKFスーパーウェルター級挑戦者決定戦) アグレッシブマッチ 3分3R延長1R
山本バッファ弘樹(大和/NJKFスーパーウェルター級3位)
vs
白神武央(拳之会/NJKFスーパーウェルター級6位)
▼第4試合「NEW JAPAN WARS 2012」スーパーフェザー級準決勝 アグレッシブマッチ 3分3R延長1R
鈴木翔也(OGUNI GYM/NJKFスーパーフェザー級2位)
vs
大和大地(大和ジム/NJKFスーパーフェザー級3位)
▼第3試合「NEW JAPAN WARS 2012」ウェルター級準決勝 アグレッシブマッチ 3分3R延長1R
獏センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFウェルター級2位)
vs
テヨン(キング/NJKFウェルター級4位)
▼第2試合「NEW JAPAN WARS 2012」スーパーライト級準決勝 アグレッシブマッチ 3分3R延長1R
須釜和成(拳粋会/NJKFスーパーライト級1位)
vs
宮島教晋(誠至会/NJKFスーパーライト級4位)
▼第1試合「NEW JAPAN WARS 2012」スーパーライト級準決勝 アグレッシブマッチ 3分3R延長1R
マリモー(キングジム/NJKFスーパーライト級2位)
vs
AKIRA(誠至会/NJKFスーパーライト級3位)
<チケット料金>
VIP席15,000円 SRS席12,000円 RS席10,000円 S席7,000円 A席5,000円
B席4,000円
※当日券は500円増し
<チケット販売所>
チケットぴあ=TEL:03-5237-9999、TEL 0570-02-9977(全国共通)
後楽園ホール=TEL:03-5800-9999
NJKF事務局=TEL:03-6912-7247
出場選手所属ジム
<問い合わせ>
ニュージャパンキックボクシング連盟=TEL:03-6912-7247
●2012年度 NJKF大会スケジュール
9月22日(土)東京・後楽園ホール
10月14日(日)大阪・アゼリア大正(誠至会主催)
10月21日(日)東京・ディファ有明 ※センチャイムエタイジム主催
11月4日(日)岡山・山陽ハイツ体育館 ※拳之会主催
11月25日(土)東京・後楽園ホール
※大会スケジュールは追加・変更・中止となる場合がある
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