7月17日(日)東京・後楽園ホールで開催される『15周年記念シリーズ NEW JAPAN BLOOD 4』メインイベントにて、挑戦者に石川直生(青春塾)を迎えてWBCムエタイ日本スーパーフェザー級タイトルの初防衛戦に臨む、チャンピオン中須賀芳徳(OGUNI)のコメントが主催者を通じて届いた。
中須賀は今回のタイトルマッチが発表された5・21後楽園ホール大会にて、ワンマッチで元全日本フェザー級3位水落洋祐(はまっこムエタイ)にKO負けを喫した。
防衛戦に暗雲が立ち込める結果となったが、「そんなに大きくは考えていません。石川選手のことが影響したとも思ってないですし、ただ試合で負けたということですね。いつもそうなんですけれど、試合間隔が空くと若干、距離感や立ち位置にズレがあったりして、それを3Rの中で修正できなかったのを感じます。空回りしていました」と、冷静に敗因を分析している。
石川がその試合をリングサイドで観戦していたことについては、「あれが本来の自分の姿と思ってもらっても困るし、自分自身でも思っていない。ただ、チャンピオンとして初めての試合でああいう結果になったことは、団体、会長や皆さんには申し訳ないなと思いました。でも前回の敗戦を今回に引きずるようなことにはなっていないですね」と気にすることはない。
試合が決まった時は、「向こうの方が有名なので、おいしいなと思った」と言い、「防衛戦だからどうこうというのはあまり意識してないです。こちらが挑戦者のつもりで行こうと思っています」との心構えで臨むと言う。
石川の印象は、「追い込まれながらも逆転することが多くて、すごく精神力が強いと思いますね。逆転できる武器もあるし。抜け目がないと言うか、こっちが攻めていたとしても気を抜いてると一気に返されちゃうという印象があるので、最初から最後まで気を抜かずに、集中していかないといけない。
どんな技よりも、やっぱり精神力を一番警戒しています。何があっても心が折れないと思うので。どんな時でも、必ず自分がどうやったら勝てるのを状況判断して狙ってくる、という動きが一番怖い気がします。だからこちらも気持ちの面で絶対負けないようにしたい。ちょっとでも弱みを見せるとどんどん攻めてくると思うので」と評した。
最後に中須賀は、「メインなので盛り上げなきゃという気持ちもありますし、過去、メインで勝ったことがないんですよ。他団体に出た時も含めて。自分を応援してくれる皆さんのためにも、メインでの勝ちをプレゼントじゃないですけれど、勝ちたいと思います。強い選手がチャンピオンになるものだと思っていますから。肩書きで言えば石川選手の方が上だと思うし、ベルトを巻く資格もあると思っています。
今回の防衛戦でチャンピオンとしてどうこうというより、勝って、チャンピオンとして自分自身を証明したいという気持ちです。だから防衛戦というよりは今回はチャレンジですね。その方が盛り上がるのかなと。攻め勝って、勝ちたいですね。見ている方全員が面白いような、ワクワクするような試合をしますので、応援よろしくお願いします」と締めくくった。
ニュージャパンキックボクシング連盟
「15周年記念シリーズ NEW JAPAN BLOOD 7」
2011年7月17日(日)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00
<全対戦カード>
▼第11試合 WBCムエタイ日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
中須賀芳徳(OGUNI/王者)
vs
石川直生(青春塾/元・全日本スーパーフェザー級王者/挑戦者)
▼第10試合 WBCムエタイ日本ウェルター級タイトルマッチ 3分5R
宮越宗一郎(拳粋会/王者)
vs
大和侑也(大和/NJKFウェルター級王者/挑戦者)
▼第9試合 NJKFライト級タイトルマッチ 3分5R
一輝(OGUNI/王者)
vs
宮越慶二郎(拳粋会/挑戦者・同級1位)
▼第8試合 NJKFスーパーフェザー級王座決定戦 3分5R
勇鷹(インスパイヤード・モーション/同級1位)
vs
KEI(E.S.G/同級2位)
▼第7試合 51.5kg契約 3分5R
大槻直輝(OGUNI/WBCムエタイ日本フライ級王者)
vs
山野寛之(チームドラゴン/J-NETWORKスーパーフライ級1位)
▼第6試合 NJKF BONITA BOXEO 57.5kg契約 3分3R
大石綾乃(OISHI/J-GIRLSフェザー級王者)
vs
AZUMA(y-park/WBCムエタイ日本女子&NJKF BONITA BOXEOフェザー級王者)
▼第5試合 NJKFスーパーバンタム級初代王者決定トーナメント準決勝 アグレッシブマッチ 3分3R延長1R
前田浩喜(インスパイヤード・モーション/同級1位、元バンタム級王者)
vs
裕センチャイジム(センチャイムエタイ/同級3位)
▼第4試合 NJKFスーパーバンタム級初代王者決定トーナメント準決勝 アグレッシブマッチ 3分3R延長1R
新人(E.S.G/同級2位)
vs
波賀宙也(立川KBA/同級4位)
▼第3試合 NJKFライト級ランキング戦 3分3R延長1R
竜宜(誠至会/同級3位)
vs
翔センチャイジム(センチャイムエタイ/同級6位)
▼第2試合 60kg契約 3分3R
大和大地(大和/スーパーフェザー級5位)
vs
泉 耕太(チームドラゴン)
▼第1試合 スーパーライト級 3分3R(ヒジなしルール)
浅瀬石真司(東京町田金子/同級8位)
v
カズ宮澤(PIT)
<チケット料金>
SRS席12,000円 RS席10,000円
S席7,000円 A席5,000円 B席4,000円
※当日券は各席500円増し。
<チケット販売所>
チケットぴあ=TEL 03-5237-9999、TEL 0570-02-9977(全国共通)
後楽園ホール=TEL 03-5800-9999
NJKF事務局=TEL 03-6912-7247
出場選手所属ジム
<お問い合わせ>
ニュージャパンキックボクシング連盟=TEL:03-6912-7247
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