シグマコーポレーション
「DEMOLITION 13」
2012年10月7日(日)大阪・アゼリア大正
永本vsじゅんの新旧バンタム級対決、桜華の復帰戦、福田vs甲斐のキック新旧対決などで超満員となったDEMOLITION13。当日券も完売した。
休憩明けの場内ビジョンにて、新設されるDXFC(DEMOLITION XTREME FIGHTING CHAMPIONSHIP)初代ウェルター級王座決定戦、北浦徳之vsグッドマン田中の煽り映像が流れ、両者が入場して試合決定の意気込みを語った。両者は年明けの2月、-DEMOLITION15-にて対戦する。団体ロゴを盛り込んだベルトもお披露目された。
▼メインイベント(第9試合) バンタム級 5分2R
○じゅん(キングジム)
TKO 1R3分2秒 ※グラウンドパンチでレフェリーストップ
●永本泰章(MIBURO/’2010バンタム級T準優勝)
明るい表情で入場のじゅん。チャレンジの舞台に向かう嬉しさを隠せない。一方の永本は表情を変えず、対照的に静かなリングイン。
左構えの永本に右構えのじゅん、遠い間合いで互いにリズムを取る。機先を制すように飛び込んだ永本は右フックから左ストレート。じゅんはバックステップで交わし、右フックで永本はダウンぎみに膝を着くが、タックルで得意のグラウンドに持ち込む。
バービーで防いだじゅんは奥手で相手の腕を殺し、空いた脇腹にパンチ連打。スタンディングで勝負したいじゅんは自らこの体勢を解き、両者スタンドへ。
永本はパンチのコンビネーションから片足タックルを狙う。執拗に片足を追う永本に対し、足を許しながらボディーパンチを落とすじゅん。これを嫌った永本が態勢を入れ替えた瞬間、じゅんの絶妙な下からの三角絞めが入る。
更に攻撃の手を休めず、三角絞めで決めたまま上からパウンドを落とし、レフェリーが試合をストップした。
▼第8試合 HIGH SPEEDルール ライト級 3分3R
○桜華(道場 絆/元MAスーパーフェザー級7位)
KO 2R48秒 ※右ローキック
●原田直樹(Booch Beat/KOSライト級3位/61.05kg)
※1R右ストレートで桜華1ダウン、右ローで原田2ダウン
硬い表情でリングに向かう桜華、復帰戦への決意が表れている。1R、オーソドックスに構える両者は互いに蹴りで距離を取る。先に右フックで前に出た原田はボディーフックからストレートのコンビネーション。桜華は右ロー3連発で自身の仕上がり具合いを確かめ、左のインローを加えて確実なダメージの蓄積を狙う。
1R中盤、桜華は右ストレートをクリーンヒットさせ、右ローを中心に組み立てるが、不用意にもらった原田の右ストレートでスタンディングダウン。火が着いた桜華は、パンチをチラしながら右ローの5連発でダウンを奪い返し、立て続けに右ストレートからの右ローで原田から2度目のダウンを奪う。
2R、突破口の右ローと奥足のローで攻め込む桜華。一方、パンチとミドルで応戦の構えを見せる原田だが、足が効いて威力が半減。勝負所と見た桜華は、本日、走っている強烈なローをダブルで放ち、10カウントのゴングが鳴った。
▼第7試合 HIGH SPEEDルール -65kg契約 3分3R
○甲斐将太(亀岡キックボクシングジム)
判定3−0 ※三者とも30−29
●福田裕介(PLACE-K)
1R、挑戦者の立場である甲斐は、右ローから左前蹴り、左フック、テンカオなどを繰り出し、福田が接近すると体を入れ替えてマットに転がす。福田は前蹴りとミドルで応戦するも、甲斐はインローから左ハイ。終盤にはパンチのコンビネーションから左ボディーフックを効かせる。福田は遮二無二、左右のフックで形勢逆転を狙うが、試合をリードした甲斐は右ストレートと右ミドルで躍動する。
2R、甲斐は右ストレートと右ロー、福田も右ストレートと右ローで我慢比べ。右ローに来た甲斐の軸足を狙い、福田はローを合わせてスリップさせる。互いに近距離での勝負を狙い、両者が縺れてバランスを崩し、ブレイクの展開が続く。
3R、前蹴りからローで繋ぐ福田、左ジャブからの前蹴りを放つ甲斐。1Rに有効打となった甲斐の左ボディーフックで福田が失速。勢いに乗った甲斐は左ストレート、左ロー、前蹴りでマッチポイント。両者、縺れてブレイクの後、またも甲斐のボディーフックで福田の表情が変わる。飛びヒザやミドルを繰り出す福田だが、試合の流れを変えることは出来なかった。
▼第6試合 HIGH SPEEDルール フェザー級 3分3R
○刃恭平(チャクリキ二刃会)
KO 2R1分8秒 3ノックダウン
●吉田健吾(日進会館)
▼第5試合 バンタム級 5分2R
○中村公彦(総合格闘技闇愚羅)
判定3−0 ※三者とも20−19
●北川公崇(総合格闘技YJ)
▼第4試合 フェザー級 5分2R
○ま〜さ(和術慧舟会兵庫支部)
一本 2R1分53秒 ※チョークスリーパー
●春川広明(TKエスペランサ)
▼第3試合 バンタム級 5分2R
○石田源(総合格闘技闇愚羅)
一本 2R2分40秒 ※膝十字固め
●前川大輔(総合格闘技道場コブラ会)
▼第2試合 ノーヴィスルール ミドル級 3分2R
○渡部拓馬(修武館)
一本 1R55秒 ※チョークスリーパー
●近藤哲夫(A-TOYS)
▼第1試合 HIGH SPEEDルール -66kg契約 3分3R
○ATSUKI(SFKキックボクシングジム/65.85kg)
判定3-0(30-29/30-27/30-29)
●石田行宏(ミツヤケイズホーリージム/65.3kg)
▼オープニングファイト第4試合 バンタム級 3分2R
△土井勝幹(総合格闘技ゴンズジム)
ドロー 判定0−0 ※20−20、20−20、19−19
△NavE(LIL☆STAR)
▼オープニングファイト第3試合 フェザー級 3分2R
○幡司強(和術慧舟会兵庫支部)
判定3−0 ※三者とも20−18
●清水“Rex”勝也(GOODMAN GYM)
▼オープニングファイト第2試合 HIGH SPEEDルール ライト級 3分2R
○寿賀健介(誠剛館)
判定3−0 ※三者とも19−18
●小田遼太(SFKキックボクシングジム)
※2R右ストレートで小田1ダウン
▼オープニングファイト第1試合 フライ級 3分2R
○土居龍之介(TKエスペランサ)
一本 2R2分50秒 ※腕ひしぎ十字固め
●安藤 広(和術慧舟会兵庫支部)
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