第4代ミドル級 キング・オブ・パンクラシスト ヒカルド・アルメイダ(ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)が総合格闘技からの引退を表明した。アルメイダは今後、柔術の指導員として活動を続けていくとのこと。これでミドル級王座は空位となり、11月7日(日)東京べイNKホール大会での王座決定戦が有力視されている。以下はパンクラス宛に届いたヒカルド・アルメイダからの引退表明文の全訳。
拝啓 突然ながら、私ヒカルド・アルメイダは、誇り高きパンクラシストとして、そして総合格闘家としての選手活動を今後一切行わない事を決意いたしましたので、ご報告します。
これまで私に試合出場の機会を与えていただいたパンクラスに対しては言葉では言い表せないほどの感謝の気持ちで一杯です。私にとって、団体のシンボルであるパンクラスロゴマークは宝物のように大切な存在で、そのロゴマークが中央に一際目立つリング上でトップレベルの強豪たちと戦えた事は、プロ格闘技選手として一生忘れる事は出来ません。
つきましては、私が現在保持しておりますミドル級キング・オブ・パンクラシスト王座は返上させていただきます。私からの正式な意思表明文など要請がございましたら快く対応いたしますので、ご指示いただければ幸いです。皆さまには何卒私の意志をご理解存じます。 敬具。
■ヒカルド・アルメイダ Ricardo Almeida
生年月日 1976年11月29日生 27歳
出身地 アメリカ ニューヨーク州
身長・体重 180cm/89kg
主な実績
1998年 第1回ADCC 88kg〜98kg級 準優勝
1999年 第2回ADCC 88kg〜98kg級 3位
1998年 第3回ADCC 無差別級 3位
総合戦績 8勝2敗
2004.5.23 「PRIDE武士道 其の参」 ○長南亮 判定3−0
2003.11.30 「PANCRASE」 ○ネイサン・マーコート 1R4分53秒 ギロチンチョーク
2003.8.31 「PANCRASE」 ○三崎和雄 判定3−0
2003.4.12 「PANCRASE」 ○佐々木有生 判定 3−0
2003.2.16 「PANCRASE」 ○美濃輪育久 判定 3−0
2002.11.30 「PANCRASE」 ○渋谷修身 1R3分25秒 チョークスリーパー
2002.1.11 「UFC 35」 ●アンドレイ・シモノフ 2R2分01秒 TKO
2001.9.28 「UFC 33」 ○ユージン・ジャクソン 1R4分06秒 三角絞め
2001.5.4 「UFC 31」 ○ マット・リンドランド 3R4分21秒 反則負け
2000.12.9 「PRIDE.12」 ○小路晃 判定3−0
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