2004年12月31日(金)埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催される『PRIDE男祭り2004-SADAME-』の一部対戦カード、出場選手が発表された。新たに追加されたのは、ジャイアント・シルバ(フリー)VSチェ・ム・べ(チーム・タックル)、美濃輪育久(フリー)VSステファン・レコ(ゴールデン・グローリー)、戦闘竜(フリー)VS瀧本誠(フリー)の3カードだ。
会見に出席した高田統括本部長は「一つのジャンルに人生のすべてをかけて、成功を収めた二人の対戦が決まりました。前回の武士道では未来を感じさせる進化を遂げた戦闘竜。素晴らしい内容と結果を残してくれました。体重差もあるし、瀧本選手にとってはきついハードル、厳しい相手だと思います。逆に戦闘竜にとってはおいしい相手でしょう」と、この試合の展望を語った。
戦闘竜自身も「自分は相撲をやってきて、瀧本選手は柔道をやってきた。金メダルも取っているし、すばらしい選手だと思っているし、尊敬してます」と、瀧本をリスペクトする一方で「今回も相撲の強さをどんどん見せていきたい。PRIDEの厳しさを教えたい。(デビュー戦の瀧本には)悪いけど自分が勝ちます」と力強く語った。道着着用を宣言している瀧本だが、戦闘竜は前回の武士道前から道着を着ての柔術トレーニングを敢行。「完全に慣れているとはいえないけど、(道着の練習はしているんで)不安はない。自分は動じない」と話した。
レコとの対戦が決まった美濃輪はすでに気合充分。「昨年の大晦日に初めてPRIDEに参戦して1年経ったんですけど、いい結果や内容が残せず来年を迎えることになってしまった。自分自身このままで今年は終われないと思って、(男祭りに)出たいと申し出ました。とにかく頑張って(レコを)殺します」と話す。さらに質疑応答でも「あんまり『SADAME』が何なの分からないんですけど。レコはK-1の選手で、大晦日は他のチャンネルでも格闘技やるんですが、僕自身………」と、しばし沈黙の後、突然「殺します」とコメントするなど、早くも美濃輪ワールドを展開した。
また武士道からは長南亮(フリー)の参戦が決定。榊原社長は「来年の武士道を五味、美濃輪、長南で背負っていって欲しい。期待を込めて抜擢しました。我々とファンの期待を受けて、その結果としてどう持っていけるか?長南選手に関して言えば、ニュートン戦はいい試合でしたけど、厳しく言えば、あそこでKOまたは一本を取って欲しかった。83s以下の中でのスピード、テクニックを一般の人たちに見せて欲しい」と激励した。対戦相手は未定だが、長南自身は「83s級のトップの選手と殺し合いをします」と意気込みを語った。
なお当初出場が決定していたマーク・ハント(リバプール・キックボクシングジム)は練習中に足を負傷。全治1ヶ月と診断され、欠場することとなった。
DSE&フジテレビ「PRIDE男祭り2004-SADAME-」
2004年12月31日(金)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
開場15:30 開始16:30
<追加対戦カード>
▼ワンマッチ
戦闘竜(フリー)
VS
瀧本誠(フリー)
▼ワンマッチ
美濃輪育久(フリー)
VS
ステファン・レコ(ゴールデン・グローリー)
▼ワンマッチ
ジャイアント・シルバ(フリー)
VS
チェ・ム・べ(チーム・タックル)
<決定対戦カード>
▼メインイベント PRIDEヘビー級GP優勝者決定戦&PRIDEヘビー級タイトルマッチ
エメリヤーエンコ・ヒョードル(レッドデビル)
VS
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジリアン・トップ・チーム)
▼ヘビー級ワンマッチ
吉田秀彦(吉田道場)
VS
ルーロン・ガードナー(アメリカ)
▼ヘビー級ワンマッチ
ミルコ・クロコップ(チーム・クロコップ)
VS
ケビン・ランデルマン(ハンマー・ハウス)
▼ミドル級ワンマッチ
ヴァンダレイ・シウバ(シュート・ボクセ・アカデミー/PRIDEミドル級王者)
VS
桜庭和志(高田道場)
▼ミドル級ワンマッチ
近藤有己(パンクラスism)
VS
ダン・ヘンダーソン(チーム・クエスト)
▼ライト級ワンマッチ
五味隆典(木口道場レスリング教室)
VS
ジェンス・パルバー(チーム・エクストリーム)
※出場予定選手
長南亮(フリー)
<チケット料金>
VIP席 100,000円/RRS席 30,000円/スタンドS席 17,000円/スタンドA席 7,000円
<チケット発売>
■特別電話先行予約 11月14日(日)10:00〜19:00
■一斉発売 11月29日(日)10:00〜
<お問い合わせ>
DSE 03−5464−1531
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