9月2日(金)東京・渋谷区のリバーサルジムにて記者会見が行われ、9月10日(土)東京・Zepp Tokyoで開催される『バトルハザード02』の全対戦カードが発表された。以下、記者との質疑応答の模様。
ーー久しぶりに矢野選手がZSTに帰ってきましたが、喜びの言葉を。
小谷「今まで矢野さんがいなくて控え室が寂しかったので、頑張ってもらいたいです」
所「今まで物足りないところがあったので、矢野さんが戻ってきてくれて嬉しいです」
矢野「謹慎が解けたから(笑)」
所「これからも継続的に出るんですか?」
矢野「いや、どうなんだろう」
ーー勝村選手を加えて“新・ZST四兄弟”って事でいいですか?
勝村「いえ、僕は従兄弟ぐらいで(笑)」
矢野「まずは所と兄弟の契りを」
勝村「どうすればいいんですか?」
矢野「それはリトアニアに行って(笑)」
ーー勝村選手、メインを任された気持ちは?
勝村「相手は強いらしいので嫌ですね。ZSTらしい闘いをしたいって言いましたが、寝技に付き合ってくれそうもないので、どこまで自分の持ち味を出せるか。KOされないように、1回までダウンしてもいいので、それはラッキーかな。僕には関節技しかないんで」
上原「ちなみにドナタス代表は、今回の試合は5ダウンまで認めたほうがいい。それは勝村選手がすぐにKO負けする姿を多くの観客に見せないようにするためですが、と言ってますよ」
勝村「じゃあ、5回までで(笑)。その代わり、5回エスケープしてもいい事にします。いっぱい極めます」
ーー今回の特別ルールの評判がよければ、本戦にも採用される可能性は?
上原「ZSTルールとは別として考えたいです。盛り上がると思うんですよね。ロシアでもエスケープやダウンで盛り上がっていました。日本でエスケープ、ダウンを言わせたら日本一のリングアナがいるので、盛り上がると思います」
ーー前田さんは来るんですか?
上原「何かイベントがあるそうなので、分かりません。席は用意してあります」
ーー小谷選手と所選手のメインイベンターから、今回メインを張る勝村選手に何かアドバイスは?
小谷「最後の試合になるのでプレッシャーはあると思いますが、プレッシャーに負けずに頑張って欲しいです」
所「あまりメインをやった事がないので、改めて小谷君の凄さが分かりました。相当なプレッシャーだと思うんですけど、興行の最後は最後が大事なので、ぜひとも締めて欲しいと思います」
勝村「なんだよ、お前が出ないからだぞ。中二日で出ろよ」
所「……じゃあ、怪我しなかったら(笑)」
ーー所選手の次の試合はどうなると思いますか?
矢野「所は今回、格上の選手になってると思うので相手に胸を貸すような試合を期待したい」
所「(苦笑)頑張ります」
勝村「普通にやれば多分勝つでしょう。ヒョイヒョイ勝つと思うので、まあ頑張って」
小谷「相手は強いと思うんですが、最近総合ではミックスルールとか変なルールしかやってないので、所選手の方がキツイところでやっているので勝てると思います」
ーー小谷選手の次の試合はどうなると思いますか?
矢野「どうよ?」
小谷「パンチが入れば勝てると思います」
上原「“5秒いちころパンチ”で倒すと言っています(笑)」
矢野「まあ、試合中に弱気にならない事が大事。強かろうが弱かろうが。お兄ちゃんも付いてくれるしな」
所「みんな強い選手ばかりだと思うけど、アウレリオとやった時の底力がみれるんじゃないかと思ってます。準決勝の日本人対決を目指して、頑張ってください」
勝村「1回戦は勝てると思うんですが、2回戦。ここで勝ったらおいしいと思うので、所君より有名になってください。巧くいったら、組み合わせ的に1回戦でやる事を考えたら、小谷君がブロックでは有利。パンチを当てて勝っちゃえば、1回戦で川尻VS五味はドロドロになるのでチャンスがあると思います」
矢野「五味と川尻、どっちとやりたい?」
小谷「勝った方と」
矢野「つーか、勝った方としかやれねーし(笑)」
ーー今回は武士道やHERO'Sを見て興味を持って見に来る人も多いと思うので、ZSTの楽しみ方を教えてください。
矢野「中軽量級の最高峰のZSTに出させていただきます。パンクラスでリハビリしてきたので、所英男と小谷が戻ってきたらまたお払い箱になるけど、その隙間を自分が埋めます」
小谷「判定決着がないから、一本かKOを狙う激しい試合になると思うので。あと、他のイベントよりもブレイクが早い」
所「膠着が少ないのと、ブレイクが早い。あとパウンドがないのでいろんな動きが見られると思います」
上原「ウチは最強ではなく、最高を目指しています。いい試合、面白い試合をします。膠着をなくすためにブレイクが早かったり、見ている人のためのルールにしています。選手はその分、苦労していると思いますが。あと、これは話が変わりますが、HERO'Sや武士道といった場に矢野さんに立っていただきたいと思っています。ZSTを引っ張ってくれたのは矢野さんですし、矢野さんが大舞台に出れる試合を見てみたいです」
矢野「パンクラスは大舞台じゃないと(笑)。ZSTという大舞台で、充分満足です」
上原「あと、所は次は負けると思うので、小谷は何も考えてない時が一番強かった。お兄ちゃんに“勝ったらプレステ2買ってやる”と言われた時が一番強かったと思うので、その時の強さが出せれば勝てると思います」
矢野「じゃあ、買ったらX−BOX360買ってやるよ」
小谷「なんですか、それ?」
矢野「じゃあ、プレステ3買ってやる」
小谷「(顔を輝かせて)優勝ですか? 1回戦勝ってですか?」
矢野「1回戦で勝ったら。2回戦も勝ったらソフト三本付けるよ(笑)」
上原「その頃の彼が出せれば勝てると思います。僕は五味選手の拳の強い事も知っていますが、小谷の何を考えているか分からない怖さを見てみたい。あと、やっぱり矢野さんに出てもらいたいですね」
矢野「スケジュールはいつでも空いてますよ(笑)」
ーーでは、メインの勝村選手が締めて下さい。
勝村「ZSTは面白い。マスコミそうだと思うし、HERO'Sや武士道と比べられると思うんですけど、中軽量級でZSTとKOKルールは一番面白いっていうのをいろんな人に知ってもらえる大会に出来たらと思います」
※※この記者会見の模様は「今月のイチ押し」で動画にて公開します!
ZST事務局「BATTLE HAZARD 02」
2005年9月10日(土)東京・ZeppTOKYO
開場16:30 開始17:30
<全対戦カード>
▼メインイベント BATTLE HAZARD 02 特別ルール 1・2R5分 3R3分
勝村周一朗(勝村道場)
VS
セルゲイ・ユシュケビュチス(リトアニア)
▼セミファイナル K-1特別ルール 3分3R
ダリウス・スクリアウディス(リトアニア)
VS
小次郎(スクランブル渋谷)
▼第4試合 タッグマッチ 15分1本勝負
矢野卓見(烏合会)&代官山剣Z(チームKIBA)
VS
植村”JACK”龍介(P'sLAB東京)&稲津航(U-FILE CAMP登戸)
▼第3試合 BATTLE
HAZARD 02 特別ルール 5分2R
磯崎則理(U-FILE CAMP赤羽)
VS
金原正徳(総合格闘技武蔵村山道場)
▼第2試合 BATTLE
HAZARD 02 特別ルール 5分2R
佐東伸哉(P'sLAB東京)
VS
伊藤有起(A-スクエア)
▼第1試合 BATTLE
HAZARD 02 特別ルール 5分2R
川名蘭輝(ロデオスタイル)
VS
矢島雄一郎(禅道会総本部)
▼第0試合 ジェネシス特別試合 GT-Fルール 5分1R
綱川慎一郎(K'zファクトリー)
VS
所敏彦(リバーサルジム)※所英男の兄
<チケット料金>
2FVIP席8,000円/2FS席6,000円
<発売場所>
チケットぴあ 03−5237−9999
チケットぴあ Pコード予約 0570−029−999 【Pコード:594−770】
<お問い合わせ>
ZST事務局 03−5388−0808
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