2005年10月28日(金)東京・後楽園ホールで開催される『DEEP 21 IMPACT』の公開計量が行われた。フェザー級トーナメントでは坪井淳浩を除く7選手が無事に計量をパス。本来は一階級上の山崎剛も64.6kg、一発でリミットをクリアした。
計量終了後の囲み取材に応じた前田吉朗は、対戦相手であるTAISHOの総合格闘技引退発言について「僕が引退させるつもりでやります」と、引導を渡すと語った。対するTAISHOは「すっきり勝ち負けを決めたい。判定で終わるくらいなら、倒されてもいいから殴り合う。そのくらいの覚悟で戦います」とコメント。さらに「ベルトを巻くとまた試合をしないといけないから、今成さんに決勝まで勝ち残ってもらってベルトを譲ります」と、勝ち逃げを宣言した。
●日本人選手のコメント
前田吉朗
「体重はいつもこのくらいで別に気にならないですよ。普段通りの練習をやって仕上がりもまあまあ。あとは試合でやってみてって感じです。TAISHOさんは総合を引退するって言ってますけど、KOして気持ちよく引退させます。僕が引退させるくらいの気持ち。興味がある選手は山崎さん。GRABAKAがどんなもんかを体験したいです。外国人はたくさんいすぎて、誰が誰か分かりません(笑)。トーナメント優勝する自信はあります。一回戦をクリアすればいけるんじゃないですか。だからトーナメントを考えても、一回戦は大事ですね。僕もトーナメント優勝して、佐伯さんに高級ソープをおごってもらいたい(笑)」
TAISHO
「ちょっと体重がオーバーしていて焦ったんですけど、昨日の夜はご飯も食べたし、水分もちゃんと摂っていたんで元気は元気ですよ。試合が決まってからは期間があったんでですけど、そんな簡単に人間は強くならないですから(笑)。でも加圧トレーニングをやってから体が動くようになりましたし、それを試合に出したいです。前田くんの試合はずっと見ていたし、面白い試合をする選手ですよね。スタイル的に言えば僕がオーソドックスな打撃なら、前田くんはちょっとトリッキーな打撃。どんなもんなのか楽しみです。このトーナメントで総合を引退するという気持ちは変わりません。僕も他にやりたいことがありますからね、釣りとか(笑)。でも負けるつもりは毛頭ないですし、もちろん勝つつもりです。ベルトを巻くと防衛戦とかもあるんで、今成さんに決勝まで勝ち残ってもらってベルトを譲ります。それで勝ち逃げしたい(笑)。明日はすっきり勝ち負けを決めたいです。判定で終わるくらいなら、倒されてもいいから殴り合う。そのくらいの覚悟で戦います」
山崎剛
「減量は思ったよりも順調でした。一ヵ月半かけてじっくり体重を落としたんで、体調もいいし自分の中では動きはいつもと変わらないと思います。体重を落としたきたからと言って、僕が有利だとは思っていません。ブラウンも体を絞ってきているし、ファビオ・メロの体も大きかったですし。挑戦者の気持ちでトーナメントを戦います。マイク・ブラウンは勢いがある選手なんで、勢いに圧倒されないようしないといけない。後手後手に回ると厳しくなると思うんで、要所要所で先に動いて戦おうと思ってます」
DEEP事務局「DEEP 21 IMPACT」
2005年10月28日(金)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30
<対戦決定カード>
▼メインイベント フェザー級トーナメント1回戦
前田吉朗(パンクラス稲垣組)63kg
VS
TAISHO(Team Barbosa Japan)65kg
▼セミファイナル フェザー級トーナメント1回戦
今成正和(Team-ROKEN)64.8kg
VS
ファビオ・メロ(ブラジリアン・トップチーム)64.9kg
▼第9試合 フェザー級トーナメント1回戦
山崎 剛(GRABAKA)64.6kg
VS
マイク・ブラウン(アメリカン・トップチーム)65kg
▼第8試合 フェザー級トーナメント1回戦
坪井淳浩(GRAPPRING SHOOTBOXAS)66.8kg ※再計量
VS
ムアンファーレッグ・ギャットヴィチアン(チュワタナ)64.1kg
▼第7試合 ワンマッチ
滑川康仁(Team M.A.D.)82.6kg
VS
ムン・ジョン・ヒョク(韓国)
▼第6試合 ワンマッチ
大場貴弘(フリー)92.6kg
VS
クリスチアーノ上西(AXIS柔術アカデミー)94.5kg
▼第5試合 ワンマッチ
長岡弘樹(総合格闘技DOBUITA)72.8kg
VS
ミルトン・ヴィエイラ(ブラジリアン・トップチーム)72.9kg
▼第4試合 ワンマッチ
村田龍一(吉田道場)80.5kg
VS
佐藤隆平(R-GYM)82.9kg
▼第3試合 ワンマッチ
白井祐矢(Team M.A.D.)89.1kg
VS
大堀竜二(R-GYM)89.7kg
▼第2試合 ワンマッチ
藤沼弘秀(荒武者総合格闘術)78.7kg→77.8g
VS
高橋 渉(高田道場)77.7kg
▼第1試合 ワンマッチ
宮本優太郎(ビバリーヒルズ柔術クラブ)78kg
VS
関 直喜(フリー)75.6kg
▽フューチャーファイト
▼第3試合 82kg以下
前島行晴(CMA戦ジム)
VS
安藤純(超人クラブ)
▼第2試合 70kg以下
好川純(A-3)
VS
丸山昌治(フリー)
▼第1試合 65kg以下
アンドレ・ニシノ(INFIGHT)
VS
太田英夫(TeamKIBA)
<チケット料金>
SRS席10,000円、指定A席8,000円、指定B席6,000円
※当日券は各500円増し。
<お問い合わせ>
DEEP事務局=052−339-0303
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