6月11日(日)東京・後楽園ホールで開催される全日本キックボクシング連盟主催『Triumph(トライアンフ)』に出場する山本元気(DEION)が公開練習を行った。
前回大会の3・19『「SWORD
FIGHT 2006〜日本VSタイ・5対5マッチ〜』の先鋒戦で山本はカノンスック・フェアテックス(タイ)からボディブローの連打でKO勝ち。今回はその大会で山本真弘(藤原)をTKOで破り、対日本人7連勝中のワンロップ・ウィラサクレック(タイ)と対戦する。
試合まで一週間を切ったこともあり、軽めのシャドーボクシングから3分1Rのミット打ちで公開練習を切り上げた山本。
対戦するワンロップの印象を「あれだけスピードもあるし、強いと思います」と評価し、「次の試合に勝つことを目標としているのでワンロップがどうだとか、そういうのはない。いつもなんですが、次の試合を最後だと思って試合に臨んでいる」と意気込んだ。
得意としているワンロップのひじ対策は出来ているのだろうか?「ひじを怖がってもしょうがないので当然してます。“殺られる前に殺られないようにやる。肉をちょっと切らせて骨を絶つ”」と意味深に秘策を語った。「自分は並大抵のことではひるまない。これまでワンロップに対戦相手がやられるパターンは、プレッシャーでずるずる下がってしまいサンドバック蹴られるようにバンバン蹴られている。自分はそうはならないです」と強気に語った。
小林聡(藤原)、山本真弘(藤原)、藤原あらし(SVG)の現役王者を差し置いてのメイン抜擢となったことに関しては、「小林さんは僕がデビューしたときにメインはっていた人で好きだし、尊敬している。今回は僕のメインの前に小林さんがいるので、小林さんよりいい試合が出来ればいい」。
“日本人キラー”を止めるのはこの男、山本しかいない。
全日本キックボクシング連盟
「Triumph」
2006年6月11日(日)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:30
※本戦開始前にオープニングファイト予定
<対戦カード>
▼ダブルメインイベント2 第8試合 日本VSタイ フェザー級 3分5R
山本元気(DEION/全日本フェザー級1位)
VS
ワンロップ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック/M-1バンタム級王者)
▼ダブルメインイベント1 第7試合 日本VSタイ 62.5kg契約 3分5R
小林 聡(藤原/WKA世界ムエタイ・ライト級王者)
VS
ヨードクングライ・ノーンカムジム(タイ)
▼ダブルセミファイナル2 第6試合 日本VSタイ 57.5kg契約 サドンデスマッチ3分3R延長1R
山本真弘(藤原/全日本フェザー級王者)
VS
ダーラタイ・ペッパヤッタイ(タイ)※ギャットパヤッタイ→ペッパヤッタイにリングネーム表記変更
▼ダブルセミファイナル1 第5試合 日本VS韓国 54kg契約 サドンデスマッチ3分3R延長1R
藤原あらし(SVG/全日本バンタム級王者)
VS
チェ・ジンスン(韓国/IKMF韓国バンタム級王者)
▼第4試合 日本VS韓国 スーパーウェルター級 サドンデスマッチ3分3R延長1R
望月竜介(UWFスネークピットジャパン/同級3位)
VS
MAD☆BULL(韓国/国際キックボクシング連盟ミドル級王者)
▼第3試合 ライト級 3分3R
HIROAKI(峯心会)
VS
加門政志(士心館)
▼第2試合 ライト級 3分3R
田中信二(大村道場)
VS
濱島康大(はまっこムエタイジム)
▼第1試合 ライト級 3分3R
鈴木真治(藤原ジム)
VS
野間一暢(JMC横浜GYM)
▼オープニングファイト第2試合 ウェルター級 3分3R
宮越宗一郎(藤原ジム)
VS
平 航(REX JAPAN)
▼オープニングファイト第1試合 ライト級 3分3R
辻 昌樹(大村道場)
VS
相馬一仁(DEION GYM)
<チケット料金>
RS席10,000円 S席7,000円 A席5,000円
※当日券は各1,000円増し。
<チケット販売所>
チケットぴあ=0570−02−9999
イープラス=http://eee.eplus.co.jp/
チケット&トラベルT-1=03−5275−2778
後楽園ホール=03−5800−9999
全日本キック=03−3365−1171
<お問い合わせ>
全日本キック=03−3365−1171
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