「ADCC 2007 North American Trial 計量」
2006年10月27日(金)米国ニュージャージー州ウェイン レジデンス・イン
2007年5月第一週にニューヨークで開かれる『ADCCサブミッション・ファイティング世界選手権』。その出場権を賭けて争われる各地区予選の先陣を切って、ニューヨーク近郊ニュージャージー州ウェインのウィリアム・パターソン大学RECセンターで、28日(土)に北米予選が開かれる。
今やノーギ・グラップリング(=サブミッション・ファイティング)の世界では、ブラジルを凌駕する勢いを見せる米国勢が中心となる当予選の計量が会場近くのホテルで行われた。
各階級、一つのアカデミーからは一人という選出基準が設けられている北米予選。日本のグラップリングファンにも馴染み深いジェフ・グローバー&ビル・クーパーのパラゴン柔術勢、プロ柔術マッチでの来日経験もあるマイク・ファウラー(ロイド・アーヴィン)なども、順調に計量を一度でパスしている。
77s未満級にエントリーしているクーパーは、「最大のライバルは、マイク(ファウラー)だよ。決勝で当たりたいね」と、いつも通りリラックスした様子でイヤホンをつけたまま計量を済ませたが、体格面でのハンディをひっくり返すノンストップアクションが見られるか、非常に楽しみである。
なお、エントリーリストに名前のあったドリュー・フィケット、ジョン・フィッチのUFC勢は計量会場終了時までに姿を現していない。
トーナメント枠で準決勝までに顔を合わせないようにピックされた2選手は、各階級以下の通りだ。
▼66s未満級(12人参加)
ジェフ・グローバー(パラゴン柔術/米国)
リッキー・ライデル(ペドロ・サワー/米国)
▼77s未満級(15人参加)
マーク・ベセック(ノヴァウニオン/カナダ)
ビル・クーパー(パラゴン柔術/米国)
▼88s未満級(15人参加)
ラファエル・ロバトJr(サウロ・ヒベイロ/米国)
リック・マコーリー(チーム・バランス・米国)
▼99s未満級(10人)
エリオット・マーシャル(アマル・エストン/米国)
トム・ディブラス(ヘンゾG&アルメイダ)
▼99s以上級(16人)
ロイ・ネルソン(エクイエンス・センター/米国)
ジェイ・ホワイト(チーム・クエスト)
▼女子55s未満級(6人参加)
フェリシア・オウ(ジェンジャック・マチャド/ブラジル)
ナイアウ・イーストン(ロイド・アービン)
▼女子60s未満級(7人参加)
マリエ・コランジェロ(米国)
エイミー・モーゼス(ロイド・アービン)
▼女子67s未満級(7人参加)
エミリー・クォク(チーム・ヘンゾG)
ケリー・ポール(ハウフ・グレイシー)
▼女子67s以上級(5人参加)
カーリン・メイ(米国)
セリタ・シュルツ(パフォーマンス/米国)
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