12月23日(土・祝)東京・後楽園飯店にて『2006年度NJKF年間表彰式 真王杯盛況感謝・藤田理事長勇退パーティー』が催された。
2006年キックボクシング界最大の話題&最高のイベントとなった『真王杯』。この大会を最後に、今年で勇退することになった藤田理事長が挨拶を行った。
→挨拶に立つ藤田真理事長
「真王杯も盛況に終わりました。予選から準決勝、決勝まで素晴らしい試合が行われたことを選手諸君に感謝します。真王杯にはキックボクシングを初めて見るお客さんもたくさん来て、感激したと聞きます。キックボクシングは本当に面白いと、真王杯が終わってからも来年もぜひ観に行きたいと入場券を申し込んで来た方もたくさんおりました。ニュージャパンキックにはこれからも、打倒ムエタイのマッチメイクをビシッと組んで、立派な競技をやっていただきたい。
派手なことは好きではありませんが、一応、私も20年間キック界に携わってきましたが、3年半前にガンを患って当時から15kg体重が減りました。体がきつくなってきましたので、この辺で引退をしようと考えております。あと10年ぐらい若ければ、もっともっとキック界発展のため、将来のキック界統一のために尽力したいと考えていましたが、残念ながらもう出来ません。この辺が限界でございます。
→MVP賞を桜井洋平に贈る
もう81歳になりました。タイのチェンマイにでも行ってゆっくり老後を過ごそうかと考えております。しかし、会社も息子に譲り会長になるので、まだチェンマイに行くのは無理だなと感じております」
藤田理事長には、連盟役員&会長一同より感謝状や記念の盾などが贈られた。2007年からはOGUNI-GYMの斎藤京二会長が理事長として就任し、新体制でNJKFは進んでいく。
そしてこの日は、2006年度の年間表彰式も行われた。実行委員会が各雑誌社の記者、各会長の投票を集計し、以下の受賞が決定。
<最優秀選手賞>
桜井洋平(Bombo Freely)
<殊勲賞>
米田貴志(OGUNI)
<敢闘賞>
TOMONORI(OGUNI)
→2007年よりNJKFの新理事長となる斎藤京二会長より、感謝状と記念の盾が贈られた
<技能賞>
久保優太(立川KBA)
<努力賞>
中須賀芳徳(OGUNI)
<最優秀新人賞>
赤十字竜(キング)
<新人賞>
中西祐介(健心塾)
<年間最高試合賞>
3月5日 東京・後楽園ホール
○米田貴志(OGUNI)
KO 4R2分10秒
●タップナー・シットロムサイ(タイ)
<格闘技通信賞>
桜井洋平(Bombo Freely)
<ゴング格闘技賞>
米田貴志(OGUNI)
→NJKFの歴史を彩った、キック史に残る名キックボクサー鈴木秀明からも花束が贈られた
<アッパー賞>
米田貴志(OGUNI)
<フルコンタクトカラテ賞>
赤十字竜(キング)
<サムライティービー賞>
桜井洋平(Bombo Freely)
以下、受賞者たちのコメントである。
桜井洋平
「去年は低迷しましたが、真王杯で優勝してまた成長できたと思います。これからも頑張ります」
中須賀芳徳
「一番大きなところで達成できなかったので、賞をもらうのは恐縮です。来年は賞にふさわしい選手になります」
TOMONORI
「名誉ある賞をいただきまして、ありがとうございます。今年はあまりNJKFでの試合がなかったので、2007年はNJKFのリングで暴れたいと思います」
米田貴志
「たくさんの賞をありがとうございます。自分は賞をもらうのは初めてなので、こんなにもらえるというのは今年1年、充実した年だったんだと思います。来年はもっと賞を取りたいと思います」
久保優太
「来年は日本でいい試合が出来るように頑張ります。地上波に出られるくらい有名になりたいです」
赤十字竜
「今年初めて賞をもらって、二つももらえてとても嬉しいです。もっと倒せる選手になりたいので、頑張って練習したいです」
中西祐介
「賞を頂いたことに見合うように、来年も一戦一戦頑張りたいと思います」
ニュージャパンキックボクシング連盟
「FIGHTING EVOLUTION T〜進化する戦い〜」
2007年1月14日(日)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00
<全対戦カード>
▼メインイベント 57kg契約 3分5R
国崇(拳之会/NJKFバンタム級王者)
VS
デーン“ダディクール”N.T.G.(N.S.G./WMC豪州フェザー級王者)
▼セミファイナル ミドル級 3分5R(肘なし)
テーワリットノーイSKV(タイ/元ラジャダムナンスタジアムSフェザー級王者)
VS
TAKASHI(千葉)
▼第8試合 66kg契約 3分5R(肘なし)
DJ.taiki(フリー/パンクラスフェザー級1位)
VS
健太(E.S.G./NJKFウェルター級8位)
▼第7試合 ヘビー級 交流戦 3分5R
天昇山(キング/NJKFヘビー級1位)
VS
力丈(大誠塾/韓国ファイティングトーナメント準優勝)
▼第6試合 ライト級 3分5R
砂田将祈(誠至会/同級2位)
VS
中山宏美(OGUNI/同級4位)
▼第5試合 フェザー級 交流戦 3分5R
赤十字竜(キング/NJKFフェザー級5位)
VS
長崎秀哉(WSRフェアテックス/J-NETバンタム級8位)
▼第4試合 61kg契約 3分5R
レッガラー鉄(東京北星/フェザー級10位)
VS
ひでお(北流会君津/ライト級10位)
▼第3試合 ライト級 3分3R
一輝(OGUNI)
VS
NOZOMI(習志野/MA日本ライト級)
▼第2試合 ウェルター級 3分3R
岩崎元樹(インスパイヤードM)
VS
イエティー達郎(キング)
▼第1試合 フェザー級 3分3R
小谷勇弥(健心塾)
VS
新井宏和(OGUNI)
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