5月18日(金)東京・後楽園ホールにて行われる、サステイン主催『BACK TO OUR ROOTS 03
supported by Crymson』のメインイベントとして、世界ライト級チャンピオンシップ リオン武(STG横浜/王者)VS田村彰敏(総合格闘技津田沼道場/挑戦者)の一戦が決定した。
当初この大会では王者のリオンがランキング1位の佐藤ルミナ(roots)との指名試合を行う予定だったが、ルミナが肩の負傷によりタイトル戦を辞退。2位のアントニオ・カルバーリョ(カナダ)は同大会で日沖発(ALIVE)との試合が決まっているため、3位の田村にタイトル戦のチャンスが巡ってきた。
本日、KEEL CAFEにて行われた調印式にはリオンと田村の両選手が出席。2年前に対戦している両者、この時は1Rにリオンがダウンを奪ったものの、その後は田村が首相撲からのヒザ蹴りで猛追、判定2-0でリオンが辛うじて勝ちをもぎとっている。
今回、巡ってきたチャンスに「急に決まったんですが、運が自分に向いているなと思います。ここは一気にベルトを獲りたいですね。いつも通り、仲間と応援してくれるみんなのために勝って世界王者になります」と意気込みを語った田村。
その田村を迎え撃つリオンは「防衛戦ということは特に意識してません。田村選手と戦うことをうれしく思います。前回試合をした時は接戦だったので、今回はKOしたいと思います」と完全決着を宣言した。修斗史上初となる世界王者と環太平洋王者によるチャンピオンシップ、栄光を掴むのはどっちだ!? 調印式終了後のそれぞれのコメントは以下の通り。
リオン武
「ルミナさんの欠場を聞いた時は残念でしたね。ただ僕は元々対戦相手が誰でも気にしない方なんです。田村選手とは前回の試合が接戦だったし、うちのジムの二人(※ウィッキー、不死身夜)を倒しているので、いつか戦うだろうなと思っていました。修斗の一番勢いのある選手だと思っているのでおいしいなと。だから気持ちの切り換えは出来ていますよ。防衛戦ですがいつも通り平常心、普段の試合と変わりません。
田村選手は打投極のバランスがいい選手ですね。元々打撃が強かったんですが、最近は寝技が優れているところも見せていて、オールラウンダーだと思います。実は試合が決まる前に、偶然、自分と田村選手の試合を見る機会があったんです。その時にもう一回田村選手とやってみたいなと思ったし、自分の目から見ても面白い試合だったなと思いました。
いい試合になる? そうですね。ただ打撃もそうなんですけど、寝技でも勝負してみたいですし、打投極が回転するような試合をしたいです。阿部戦の反省点を生かして、ディフェンスを意識するようにしたり、打撃でも寝技でも攻撃パターンを幾つか増やしました。阿部戦では寝技を見せられませんでしたが、寝技でも得意なパターン、必殺技がありますからね。田村選手も実力を伸ばしていると思いますが、僕も実力を伸ばしいています。お互いどのくらい強くなったかを確認したいですね。
田村選手へ言いたいこと? 特にないですね。いい試合をしましょうというくらいですか。(田村選手は気持ちが強い選手ですが)確かにそうですけど、気持ちだったら自分の方が強い。修斗の中でも自分が一番気持ちが強いと思うので、気持ちの強い田村選手に気持ちで勝ちます」
田村彰敏
「先週末にオファーをもらって、その時には『ちょっと相談させてください』と応えたんですが、気持ちの中では『やるしかねえ』と思っていました。リオン選手はルミナ選手とやるもんだと思っていたので、タイトル戦の話は驚きました。それでもしっかり練習は続けてきたし、あと一ヶ月でちゃんと仕上げます。自分ごときが天狗になっていたら終わりですから。
自分と試合をした時も含めて、リオン選手は試合運びが上手い選手ですよね。勝利を引き寄せる何かを持っているというか。でも自分は昔のままじゃない。今回の試合は自信があります。実は最近、打撃をイチから勉強し直したんです。それこそ構えやステップの本当の基礎から。今まで僕は根性だけで戦っていましたけど、ちゃんと練習するようになってからは、打撃の見る世界や打撃に対する発想自体も変わりました。もちろんまだまだですけどね。
今回も最高の試合をして勝つ。僕にとって最高の試合は、熱い試合。見ている人が発狂するような熱い試合です(笑)。試合の鍵ですか? まずは打撃から始まるので打撃でしょうけど、打投極の回転、全局面の総力戦になると思います。これからみっちり対策を練りますよ。リオン選手へのメッセージは最高の試合をしましょう。それだけです」
サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦 supported by Crymson
“Back to our Roots 3”」
2007年5月18日(金)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
<追加対戦カード>
▼メインイベント 世界ライト級チャンピオンシップ 5分3R
リオン武(日本/シューティングジム横浜/同級世界王者)
VS
田村彰敏(日本/総合格闘技津田沼道場/同級環太平洋王者&世界3位)
<決定対戦カード>
▼ライト級5分3R
アントニオ・カルバーリョ(カナダ/シャオフランコMMA/同級世界2位)
VS
日沖 発(日本/ALIVE/同級世界8位)
▼バンタム級5分3R
阿部マサトシ(日本/AACC/同級世界2位)
VS
ダニエル・オテロ(ブラジル/ファブリシオ柔術/同級世界10位)
▼ライトヘビー級5分2R
余膳正志(日本/シューティングジム大阪)
VS
安達明彦(日本/パラエストラ松戸)
▼フライ級5分2R
室伏シンヤ(SUBMIT静岡)
VS
澤田健壱(パラエストラ東京)
▼ライト級5分2R
碓氷早矢手(和術慧舟會RJW)
VS
村山英慈(シューティングジム八景)
▼2007年新人王決定トーナメント2回戦 ウェルター級5分2R
アローイ石橋(日本/パラエストラ札幌)
VS
中島邦男(日本/マッハ道場)
▼2007年新人王決定トーナメント2回戦 ウェルター級5分2R
阿仁鬼(日本/パラエストラ札幌)
VS
田口 公一(日本/PUREBRED大宮)
▼2007年新人王決定トーナメント1回戦 ライト級5分2R
水野直宏(日本/PUREBRED京都)
VS
野口ヨシキ(日本/パラエストラ札幌)
<チケット料金>
SRS席15,000円 RS席10,000円
A席8,000円 B席6,000円
※当日券は全席500円増し。
<チケット販売所>
電子チケットぴあ=0570-02-9977(Pコード:594730)
ローソンチケット=0570-08-4003(Lコード:35517)
CNプレイガイド=03-5802-9999
書泉ブックマート=03-3294-0011
ファイットネスショップ水道橋店=03-3265-4646
後楽園ホール=03-5800-9999
東京イサミ=03-3352-4083
チケット&トラベルT-1=03-5275-2778
e-ticket=http://www.e-ticket.net/
イープラス=03-5749-9911 http://eee.eplus.co.jp
エキサイトチケット=http://ticket.excite.co.jp/
KEEL CAFE=03-5725-7338
<お問い合わせ>
サステイン=03-5725-7338
<2007年プロフェッショナル修斗公式戦スケジュール>
4月21日(土) 大阪・アゼリア大正ホール (株)サステイン
5月13日(日) 広島・広島産業会館 GRAPPLINGMAN実行委員会
5月18日(金) 東京・後楽園ホール (株)サステイン
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