9月29日(土)東京・後楽園ホールで開催される全日本キックボクシング連盟主催『Road to 70’s』で、久しぶりに全日本キック参戦を果たす“左ミドルの魔神”サムゴー・ギャットモンテープ(タイ)。そのインタビューが同連盟を通じて届いた。
サムゴーは今大会のメインイベントで、WFCA世界ミドル級王者レイ・スターリン(オランダ/KBアーネム)と対戦する。
サムゴー・ギャットモンテープ インタビュー
(聞き手・写真/早田寛 Hiroshi Soda)
――久々の日本での試合ですね。
「ああ。モンゴルの選手(ツグト"忍"アマラ戦=2004年6月18日、後楽園)と闘ったとき以来だな」
――その後はタイ国内でも試合をしていないようですが、どうしていたんですか?
「2年前の国王生誕記念トーナメント(2005年12月4日)で優勝して、その後はヨーロッパ各地で試合をしていたよ」
――しかし、だいぶ体を大きくしましたね?
「やっぱり70kg代の相手との試合が多かったから、こっちもパワーアップしないとな」
――ヨーロッパの強豪達との闘いはどうでしたか?
「まぁ、たいした事はなかった(笑)」
――でも先月の試合(8月2日フランス・パリ)では負けてしまったようですが…。
「フランスのファーリックと対戦したけど、4Rにいい左フックを貰ってしまったよ (4R、TKO負け)」
――それは、痛い負けですね。今回のスターリン戦は大丈夫ですよね?
「どんな選手でも、たまにラッキーパンチを食らう事はあるだろう。そもそもファーリックは体がでかすぎたよ」
――スターリン戦はどう闘いますか?
「スターリンの試合は俺がオランダで試合をした時に見たことがあるよ。彼からは特になにも怖さは感じなかったなぁ。いつものように左ミドルで潰していくだけだ」
――あなたの左ミドルは、ここ最近のムエタイ選手の間でも類のない脅威の蹴りでした。
「そもそも格闘技選手は、一つの技で相手をねじ伏せるだけの、自分の持ち技を持っていないと駄目。たまたまラッキーパンチが当たったら勝ち、当たらなかったら負け、みたいな、そんな試合運びしかできない選手が多すぎる」
――その辺の選手と私を一緒にするなと?
「日本のファンなら俺の試合を見たことがあるから分かるだろう。俺は左ミドル一本でムエタイのチャンピオンにもなったし、これで生涯の生計を建ててきたんだ。その辺のボクサーとは一緒にしないでくれよ」
――では全日本キックボクシングファンの皆さんに、メッセージをお願いします。
「日本のファンには俺の全盛期が終わったと言っている人もいるでしょう。でもこの俺が、あんなオランダ野郎に負けるわけがない。さらに重くなった俺の左ミドルで何が本物かを見せつけてやるよ」
――力強い言葉ですね。
「いや、これは当然の事を言っているまでだよ。ここ最近闘ってきたヨーロッパ人で本当に強かった奴は一人もいないから。皆、ニセモノ。俺の蹴りで奴の根性をへし折ってやる。日本のファンのみんな、俺の試合を観て、本物が何かをよく見極めてくれ」
ATHLET全日本キックボクシング連盟
ALL JAPAN KICKBOXING 2007
「Road to 70’s」
2007年9月29日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00 オープニングファイト開始17:30
<全対戦カード>
▼メインイベント タイVSオランダ 70kg契約 3分5R
サムゴー・ギャットモンテープ(タイ/元ルンピニースタジアム・ライト級王者)
VS
レイ・スターリン(オランダ/KBアーネム/WFCA世界ミドル級王者)
▼セミファイナル 69kg契約 サドンデスマッチ
金沢久幸(AJKF/IMTC世界ウェルター級王者)
VS
クリストフ・プルボー(スイス/スクランブル渋谷/全日本ウェルター級2位)
▼第7試合 70kg契約 3分5R
濱崎一輝(シルバーアックス/全日本スーパー・ウェルター級3位)
VS
石毛慎也(東京北星/NJKF/元NKBウェルター級王者)
▼第6試合 70kg契約 3分5R
泰輝(タイ/JMC横浜/元ラジャダムナンスタジアム・スーパーライト級10位)※カノンスックから改名
VS
望月竜介(U.W.F.スネークピットジャパン/全日本スーパー・ウェルター級1位)
▼第5試合 70kg契約 サドンデスマッチ
川端健司(チームドラゴン/R.I.S.E. DEAD or ALIVE TOURNAMENT’06 3位)
VS
チホーノフ・シルギイ(ロシア/KOYU)
▼第4試合 ライト級 3分3R
翔太(S.V.G.)
VS
渡辺太基(藤原)
▼第3試合 3分3R
ユウキ(AJ)
VS
卜部弘嵩(西山道場/ISUMI GYM)
▼第2試合 ライト級 3分3R
寺内直人(SOUL GARAGE)
VS
瀧谷渉太(WSK/桜塾)
▼第1試合 ライト級 3分3R
相馬一仁(DEION)
VS
園山翔一(WSK/桜塾)
▼オープニングファイト 第2試合 バンタム級 3分3R
輝龍(チームドラゴン)
VS
原岡武志(ストラッグル)
▼オープニングファイト 第1試合 ライト級 3分3R
田中幹久(WSK/興気塾)
VS
サトル(シルバーウルフ)
<チケット料金>
SRS席 15,000円/RS席 10,000円/S席 7,000円/A席 5,000円
※SRS席は全日本キックのみでの販売
<チケット発売場所>
チケットぴあ=0570-02-9999
イープラス=http://eplus.jp/
後楽園ホール=03-5800-9999
全日本キック=03-3365-1171 http://www.aj-kick.com
<お問い合わせ>
全日本キック 03-3365-1171
IC
ENTERPRISE&ALL JAPAN KICKBOXING PRESENTS「浪漫」
「Kick Return/Kickboxer of the best 60 トーナメント〜決勝戦〜」
2007年10月25日(木)東京・代々木第二体育館
開場17:00 本戦開始18:00
※本戦開始前にオープニングファイト数試合
<対戦決定カード>
▼「Kick
Return」Kickboxer of the best 60 トーナメント準決勝 3分3R
大月晴明(WPKC世界ムエタイ・ライト級王者/AJKF)
VS
前田尚紀(全日本フェザー級2位/藤原)
▼「Kick Return」Kickboxer of the best 60 トーナメント準決勝 3分3R
石川直生(全日本スーパー・フェザー級王者/青春塾)
VS
山本真弘(全日本フェザー級王者/藤原)
▼「Kick Return」Kickboxer of the best 60 トーナメント準決勝 3分5R
準決勝の勝者
VS
準決勝の勝者
▼スーパーファイト K-1
WORLD MAXルール 3分3R延長1R
尾崎圭司(チームドラゴン/2007K-1 WORLD MAX日本トーナメント第3位、2006R.I.S.E.DoAトーナメント優勝)
VS
山本優弥(青春塾/全日本ウェルター級王者)
<チケット料金>
SRS席20,000円/RS席12,000円/S席8,000円/A席5,000円
※全席指定・当日は5,00円増し。
<チケット発売場所>
チケットぴあ=0570-02-9999
イープラス=http://eplus.jp/
ローソンチケット=0570-00-0777
CNプレイガイド=0570-08-9999
後楽園ホール=03-5800-9999
全日本キック=03-3365-1171 http://www.aj-kick.com
<お問い合わせ>
全日本キック=03-3365-1171
全日本キックボクシング連盟
「CUB☆KICK'S-8」
2007年10月6日(土)東京・新宿FACE
開場17:00 本戦開始18:00
※本戦開始前にオープニングファイトあり
<決定対戦カード>
▼メインイベント 59Kg契約 サドンデスマッチ3分3R延長1R
水落祐介(はまっこムエタイ/全日本フェザー級5位)
VS
大高一郎(侍塾/元MA日本フェザー級王者)
▼セミファイナル 全日本バンタム級ランキング戦 サドンデスマッチ3分3R延長1R
ウエンツ☆修一(スクランブル渋谷/同級3位)
VS
菊地 慧(藤原/同級5位)
▼全日本ライト級ランキング戦 サドンデスマッチ3分3R延長1R
寺崎直樹(青春塾/同級7位)
VS
HIROAKI(峯心会)
▼全日本ライト級ランキング戦 サドンデスマッチ3分3R延長1R
畑尾龍宏(REX JAPAN/同級9位)
VS
鈴木真治(藤原)
※ほか3Rを6〜7試合予定
<チケット料金>
RS席6,000円 S席4,000円 スタンディング3,000円
※当日券は各席500円増し。
※入場の際、ドリング代が別途500円必要。
<チケット販売所>
チケットぴあ=0570-02-9999
全日本キック=03-3365-1171 http://www.aj-kick.com
●全日本キックボクシング連盟 2007年度・大会スケジュール
9月29日(土)後楽園ホール
10月25日(木) 代々木第二体育館
11月18日(日)後楽園ホール
12月7日(金)後楽園ホール
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