8月17日(金)東京・青砥にある青春塾にて、石川直生(青春塾)が公開練習を行った。石川は、8月25日(土)東京・後楽園ホールにて開催される全日本キックボクシング連盟主催『Kick
Return/Kickboxer of the best 60 トーナメント〜開幕戦〜』で村浜武洋(大阪ファイティングファクトリー)と対戦する。
「村浜選手が僕に勝ったら優勝するでしょうね」。石川は囲み会見冒頭にこう言い切る。「それぐらい(負けない)自信がある」とか。
対戦相手の村浜は93年にデビューし、シュートボクシングでエースとして活躍してきた。97年にはK-1フェザー級トーナメントで当時全日本キックのエースだった前田憲作(現チームドラゴン代表)を破り優勝。その後、2004年にK-1MAXでデビューし、新田明臣やHAYATOらと激闘を展開している。
「実績もあり、パワーのあるパンチを持っている選手」と村浜のハードパンチャーぶりを石川は警戒する。
しかし、「僕には背負うものがある」と全日本キックの看板を背負って今回のトーナメントに臨む石川は「そんな簡単には倒れない」と、自信の笑みを浮かべる。「僕は現役の一番前を走っている選手なので、その違いを見せたい」とも。
176cmの石川に対し、村浜は163cm。その身長差は13cm。石川を指導する竹島伊佐夫代表が仮想村浜となり、日々トレーニングを積んでいる。
「対策は十分で、精度も上がっている」と好調ぶりを語った石川は、公開練習で3分2Rのミット打ちを披露。接近戦ではヒジとヒザを、遠い間合いからはハイ、ミドルと強烈なものをミットに叩き込んだ。
この日、優勝候補として呼び名の高いワンロップ・ウィラサクレックの欠場が発表されたばかり。(※石川は今年1月にワンロップと闘いドロー)。
「同じブロックだったら警戒していたけど、もう一回やれば勝てると思っていたんで」と、石川はさほど気にしていない様子を見せる。
「大月選手と決勝で対戦し、そして勝つ」トーナメントの理想像を描く石川は、自信満々の表情で優勝宣言した。
Kickboxer of the bestを決めるトーナメント開催まで、あと1週間……。
全日本キックボクシング連盟主催
ALL JAPAN KICKBOXING 2007
「Kick Return/Kickboxer of the best 60 トーナメント〜開幕戦〜」
2007年8月25日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
<全対戦カード>
▼第9試合 「Kick Return」Kickboxer
of the best 60 トーナメント1回戦 Bブロック
大月晴明(WPKC世界ムエタイ・ライト級王者/AJKF)
VS
カノンスック・ウィラサクレック(M-1フェザー級王者/タイ/ウィラサクレック・フェアテックス)
▼第8試合 「Kick Return」Kickboxer
of the best 60 トーナメント1回戦 Bブロック
前田尚紀(全日本フェザー級2位/藤原)
VS
梶原龍児(WFCA世界ライト級王者/チームドラゴン)
▼第7試合 「Kick Return」Kickboxer
of the best 60 トーナメント1回戦 Aブロック
石川直生(全日本スーパー・フェザー級王者/青春塾)
VS
村浜武洋(1997年K-1JAPANフェザー級王者/大阪ファイティングファクトリー)
▼第6試合 「Kick Return」Kickboxer
of the best 60 トーナメント1回戦 Aブロック
山本真弘(全日本フェザー級王者/藤原)
VS
大宮司進(M-1スーパー・フェザー級王者/シルバーウルフ)
▼メインイベント 全日本バンタム級選手権試合 3分5R
藤原あらし(SVG/王者)
VS
寺戸伸近(BOOCH BEAT/挑戦者/同級1位)
▼セミファイナル 全日本フェザー級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R延長1R
岩切博史(月心会/同級6位)
VS
上松大輔(チームドラゴン/同級7位)
▼第3試合 フェザー級 3分3R
梅原ユウジ(REX JAPAN)
VS
永野裕典(和術慧舟會DUROジム)
▼第2試合 バンタム級 3分3R
菊地 慧(藤原ジム)
VS
那須儀治(WSK/興気塾/2004全日本新空手K-2軽量級王者)
▼第1試合 54kg契約 3分3R
尾田兼次(S.V.G.)
VS
菅原雅顕(和術慧舟會DUROジム/修斗世界バンタム級7位)
▼オープニング第3試合 ミドル級 3分3R
夏鬼(SOUL GARAGE)
VS
YO次郎(P’s LAB東京)
▼オープニング第2試合 バンタム級 3分3R
塚原 健(青春塾)
VS
輝龍(チームドラゴン)
▼オープニング第1試合 ミドル級 3分3R
三澤勲大(韓道場)
VS
ハイン・ディオ(チャモアペット)※デビュー戦
<チケット料金>
スタンディング4,000円
※チケットぴあにて前売り発売、当日は16:00より会場チケット売り場にて発売
<チケット発売場所>
チケットぴあ(8月17日〜24日)
<お問い合わせ>
全日本キック=03-3365-1171
ATHLETIC ENTERPRISE&ALL
JAPAN KICKBOXING PRESENTS「浪漫」
「Kick Return/Kickboxer of the best 60 トーナメント〜決勝戦〜」
2007年10月25日(木)東京・代々木第二体育館
開場17:00 開始18:00
<主要カード>
▼「Kick Return」Kickboxer
of the best 60 トーナメントの準決勝・決勝戦
▼国内外強豪選手の「スーパーファイト」ワンマッチ3〜4試合
<チケット料金>
SRS席20,000円/RS席12,000円/S席8,000円/A席5,000円
※全席指定・当日は1,000円増し。
<チケット先行発売>
8月25日(土)後楽園ホール大会・グッズ売場にて発売
<チケット一般発売日(予定)>
9月1日(土)〜
<チケット発売場所>
チケットぴあ
イープラス
後楽園ホール
全日本キック
<お問い合わせ>
全日本キック=03-3365-1171
全日本キックボクシング連盟主催
ALL JAPAN KICKBOXING 2007
「70’s 全日本キック中量級最強決定トーナメント〜開幕戦〜」
2007年9月29日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始18:00
<対戦カード>
70’sトーナメント1回戦4試合、他
<チケット料金>
SRS席15,000円/RS席10,000円/S席7,000円/A席5,000円
※当日券は1,000円増し。
※SRS席は全日本キックのみで販売。
<チケット発売日>
8月25日(土)〜
<お問い合わせ>
全日本キック 03-3365-1171
●全日本キックボクシング連盟 2007年度・大会スケジュール
8月25日(土)後楽園ホール
9月29日(土)後楽園ホール
10月25日(木) 代々木第二体育館
11月18日(日)後楽園ホール
12月7日(金)後楽園ホール
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